2012年3月時点で「炭火焼肉たむら」が公表している累計製造個数によれば、「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー」シリーズで100万個、「炭火焼肉たむらのお肉が入ったにんにく肉味噌」で66万個、「炭火焼肉たむらのお肉を使ったジャーキー」で36万個に達しているという。 「炭火焼肉たむら」では、たむらの後輩芸人・川島邦裕(現・くっきー!、野性爆弾)による書をロゴに採用。また、メニューの一部には、土肥ポン太が経営する八百屋から仕入れた野菜を取り入れている。さらに、土肥をはじめ、たむらと親交の深い徳井義実(チュートリアル)、黒田有(メッセンジャー)、木村祐一が一部のメニューを考案。プロデュースメニューではないが、トミーズ健が勧める専門店のキムチも提供している。 「炭火焼肉たむら」の成功は他の芸人にも波及。関西を中心に、芸人の経営・プロデュースによる飲食店が次々と誕生した。その一方で、かつて漫才コンビの「ビッキーズ」で活動していた木部信彦は、コンビ解散・芸能界引退を機に田村道場へ入社。「炭火焼肉たむら」名古屋店の店長などを歴任している[注 4]。 また、「天竺鼠」の瀬下豊は、漫才師としての活動と並行しながら「炭火焼肉たむら」でアルバイトを経験。一時は、アルバイトでありながら、たむらから2号店の料理長を任されていた[注 5]。 かつては、「2700」の常道[注 6]や、あしゅら(2010年1月から2012年8月まで活動していたお笑いトリオ)のメンバーもアルバイトとして勤務していた。 田村道場では、「炭火焼肉たむら」の名義で、たむらと親交の深いプロスポーツ選手が関わる試合や取組のスポンサーに付くことがある。 初めてスポンサーに付いたのは、2008年3月22日に幕張メッセで開催されたプロボクシングWBA世界ライトフライ級・亀田興毅対レクソン・フローレス戦。たむらが司会を務めていた『GA-tuuun!(ガツン!)』(テレビ大阪)の企画で、同年2月に亀田と対談したことがきっかけでスポンサー契約が実現した。ちなみに、亀田はこの試合で、「炭火焼肉たむら」のロゴが入ったトランクスを着用。約8ヶ月振りの復帰戦を、10R判定勝ちで飾った。 2010年3月14日から同年3月28日まで大阪府立体育会館で開催された大相撲春場所では、当時大関だった魁皇に対して、初日・中日・千秋楽を含む4日間の取組で懸賞金を提供。いずれの日にも、取組前にはたむらの自費で作った「炭火焼肉たむら」名義の懸賞幕が登場した。 かねてからたむらとの交流がある西岡剛や福留孝介が阪神タイガースに入団した2013年には、「スポーツニッポン」大阪本社発行版の紙面で読者からの応募・抽選による「炭火焼肉たむら」食事券プレゼントを実施。
人脈による協力関係
お笑い芸人との関係
プロスポーツ選手との関係