後にスピードルとベアールVの間に生まれた息子の炎神・マッハルコンが『ゴーカイジャー』に登場する(詳細は該当項を参照)。 エンジンオーに合体する3体が『ゴーカイジャー』第35話・第36話にも登場。
中心となる5体とジャイアン族の炎神
スピードル
声 - 浪川大輔ゴーオンレッドの相棒であるスーパーカー型炎神[出典 16]。コンドルのような性質を持つ[37][39]。機体番号「1」。キャッチフレーズは「勇気マンタン、ハイウェイスター」[37][38]。パートナー同様の直情型で[38]、12体のリーダー的存在。スピードは炎神の中で最速を誇る。一人称は「オレ」。口癖は「ドルドル」[37][10]。空気抵抗を抑える低いボディによる高速走行を可能とし、優れたディファレンシャルギアとトランスミッションによって急加速する。ウイング族ではないがウイングを左右に展開することで飛行形態となり、気流に乗って短時間なら飛行可能のため、さながら猛禽類のように脚(エンジンオーの腕)を利用して敵を叩きつけるなどのジャンプ攻撃を行い、バスオンを台にして空中の敵に体当たりするスピードルブレイク[37][38]や背面から炎を出して敵を爆破するスピードルバースト[37]などで攻撃する。エンジンオーの頭部・胸部・両腕を構成する。しかし、トラブルに巻き込まれることも多い[注釈 33]など、パートナーの走輔に似てドジな一面もある。なお、古代炎神を説得する際、バスオンと同じく江戸っ子気質のべらんめぇ口調で話していた。
バスオン
声 - 江川央生ゴーオンブルーの相棒である大型バス型炎神[出典 16]。ライオンのような性質を持つ[37][39]。機体番号「2」。キャッチフレーズは「粋でいなせな安全運転」[37][38]。江戸っ子気質のべらんめぇ口調で[出典 16]、パートナーの連をしばしば「きょうでぇ(兄弟)」とも呼ぶ。一人称は「オイラ」、「オレ」。口癖は「オンオン」[37][10]。安全運転を信条とし、どんな攻撃にもひるまない頑丈なボディを活かした突進攻撃を得意とする。安定性の高いサスペンションで攻撃の衝撃を吸収・相殺する。客席を内部に完備しており、大勢の人々を安全に輸送可能[37]。ルーフ部には強力なバスオンミサイル[37][38]を内蔵。エンジンオーの腰部と両足を構成する。ジャイアン族については当初は「何考えてるかわからない」と偏見的な見方をしていた。
ベアールV
声 - 井上美紀ゴーオンイエローの相棒であるRV車型炎神[出典 16]。クマのような性質を持つ[37][39]。機体番号「3」。キャッチフレーズは「愛嬌と度胸のタフガール」[37][38]。パートナー同様に活発な少女で、12体の紅一点。関西弁でしゃべる[38]。愛称は「ベアール」。一人称は「うち」。口癖は「ブイブイ」[37][10]。元気の秘訣は好き嫌いなく何でもよく食べること[注釈 34]。性能はバスオンと対照的でパワーは劣るが小回りが効き、彼と交互に連携行動をとる。不整地走行に優れ、大きな4つのタイヤにパワーを送達する4WDモデルで、山岳地帯や不整地を走破することが可能。超弾性ラジアルのチューブレスタイヤはパンクすることがない。アクセル全開で加速し上半身を丸ごと開いて空中の敵に噛み付くベアールアタック[37]や空中からのボディープレス攻撃ベアールプレス[37]の他、口内に備えられた多数のブイブイミサイル[37][注釈 35]による攻撃も可能である。エンジンオーの腹部を構成する。ジャイアン族の炎神には「○○のおっちゃん」と呼び、ジェットラスのことを「トラやん」と呼ぶ。スピードルは呼び捨てにしていたが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』では彼と結婚していたため彼のことを「ダーリン」と呼んでいる。
バルカ
声 - 保志総一朗GP-03から登場。ゴーオングリーンの相棒であるバイク型炎神[出典 17]。シャチのような性質を持つ[40][39]。機体番号「4」。キャッチフレーズは「気楽なドリーマー」[40][38]。