中国では、577年に侍従が料理を作るために火折子というものを発明した。芋の蔓を水に漬けてからつぶし綿や葦を加えて乾燥させた物、もしくは土紙を丸めた物を作る。それに硝酸塩、硫黄、ロジン、樟脳、リンなど、それから匂いが付く香辛料を加えて竹筒か紙の筒に入れる。火をつけたあと、口の開いたキャップを付けて完成する。使用するには、キャップを外して、息をゆっくり吹きかけるか、軽く振ると火種として使えるようになる[5][6]。
火種の継承「灯明」も参照
古くから火は信仰の対象でもあり、特定の火種から作られた火を特別視するケースもある。例えばオリンピック期間中に会場で点される聖火は、ギリシャにあるオリンピアの競技場跡で太陽光により点されたものがリレー形式で開催地まで運ばれる。リレー途中で火が消えないよう、常に分けておいた予備の種火を準備するなど、取り扱いには細心の注意が払われる。また、広島の平和記念公園に点されている『平和の灯』は、厳島の弥山に1200年間燃え続けているとされる『消えずの霊火』より採火され、今も絶やさず燃やされ続けている。
出典^ アイスマンを解凍せよ キャプション:カエデの葉は、火の燃えさしを包むためのもの。 雑誌:ナショナル ジオグラフィック日本版 2011年11月号
^ How to Carry Fire サイト;The Art of Manliness 更新日:September 26, 2021、参照日:october 22, 2021
^ 日本の武器・甲冑全史 著者: 戸部民夫 p98-99
^ (エッセイ)ひとつ足りない?忍びの六具と七方出(吉丸雄哉) 著:吉丸雄哉 サイト:三重大学国際忍者研究センター
^ ?秘古代K科技:古代用的火折子,?什?一吹就燃,原理太?? ??网
^ 古代火折子?什?一吹就着?怎??明得? サイト:?史?料网 更新日;2021-07-10 参照日:2021-10-23