「衝動的な憤怒」は火病でなく、間欠性爆発性障害(憤怒調節障害)である。精神的苦痛や衝撃直後に激憤または鬱憤から突発的な衝動的行動を起こす。こちらは朝鮮民族(韓民族)以外でも見られる反復性衝動制御障害の一種であるが、韓国国内の成人の半分が憤怒調節障害を抱え[34]、過熱された憤怒過剰社会が韓国の社会問題となっている[35][36]。韓国警察庁の「2015年の統計年報」によると、傷害や暴行などの暴力犯罪、殺人や殺人未遂などの重罪の内訳で、動機が「動機が偶発的か現実に不満」という間欠性爆発性障害由来である割合が41.3%となっている[37]。 中央日報によると、韓国のサラリーマンの90%が罹患経験があり、「くやしいことにあったり恨めしいことを体験して、積もった怒りを抑えることができずに表れる身体や精神のさまざまな苦痛」とし、主に胸にしこりがあるように感じる、苦しさと熱が体内からこみ上げてくるような症状が現れるという[4]。 韓国健康保険審査評価院
調査結果
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 英語表記はHwabyung[3]であるが、Hwapyungとされている場合もある。
^ ?漢方?心気症。類語に鬱火症 (朝: ???) がある[5]。
出典^ 呉善花 2014, p. 192.
^ “Red Velvetジョイ、最近変わった宿舎生活と“火病(ファビョン)”を告白|スポーツソウル日本版