火消
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^ 火事に紛れての兵乱などが警戒され、治安維持を優先していた[2]
^ 所々火消・方角火消・各自火消などは、この大名火消の一種である。
^ 水谷勝隆伊東祐久加藤泰興などに命じられている。翌正保元年(1644年)には10家3組に、正保3年には9家3組に、慶安2年(1649年)には10家3組にと編成が変わっていく[6]
^ 犠牲者の数は10万人台との説もあるが、ここでは内閣府防災部門の中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」による平成16年3月の報告書 ⇒[1]の人数をあげた。
^ 大名屋敷の火の見櫓建築には制限があり、方角火消では3丈(約9.1m)、それ以外の大名では建築を許された場合でも2丈5尺(約7.6m)までであった[9]
^ 慶安3年(1650年)、4000石以上の旗本2名を火消役に任命したことを定火消のはじまりとする説もある。1658年説-『江戸の火事』『江戸学事典』など、1650年説-『江戸の火事と火消』『新消防雑学事典二訂版』など。
^ 定火消削減の理由は、江戸幕府の財政難にある。代わって八王子千人同心に火消役が命じられたが、大きな活動はなくやがて廃止された[14]
^ 米沢藩上杉家の場合、『上杉家年譜』寛永18年(1641年)に火事で老中奉書により出動した記録で「防火士頭」「火消方」などの記述が見られる[15]
^ この場合の「町」は尺貫法の単位であり、1町は約109m。
^ 参勤交代が3年に1度・江戸在留期間も100日となり、人質であった大名妻子の帰国も許されたため、江戸藩邸の人員が大幅に減少し火消役を維持できなくなった[18]
^ 店火消に関しては、「何をもって店火消と呼ぶか」「誕生の時期・活動時期はいつか」などで諸説がある。「江戸における店火消の動向」では、店火消に関する研究の不足を指摘したうえで、町火消誕生後も幕末にいたるまで、店火消が江戸の消防に大きな役割を果たしていたとしている。
^ 「ひ」が「火」に通じるため避けられたことには異論がないが、他の文字が置き換えられた理由としては、語呂が悪いから・忌み言葉に通じるから・「ん」は元々いろは文字に含まれないから、といった様々な説がある。四番組と七番組が吸収合併された理由も、「四=死」「七=質」に通じるため、など諸説がある。詳細については参考文献や外部リンクを参照。
^ このことに関して、山本純美は著書において「本末転倒もはなはだしい」「消防制度誤用の珍しい例」と評している[24]
^ 町火消時代から昭和14年(1939年)までの殉職者118人の名が記されている[25]
^ 寛永通宝など銭貨中央の穴に通して束にするため使用する、細い縄や紐のこと。
^ 翌年には諸大名に対しても、火消人足として鳶職人を雇わないようにと命じている。これは、日ごろから町で乱暴を働いたり、火事のときに遺恨のあるものへ報復するなど、鳶を生業とする火消の問題行動が多かったためである[31]
^ 「せ組」の場合、差し出す火消人足281人を、鳶人足70人に代えることが認められている[32]
^ 本業の鳶で遠方へ出向くことを禁じ、風の強い日などには番屋へ詰めて警戒させるための費用。
^ 『江戸の火事と火消』P.63による。『江戸の火事』P.97では弘化年間に頭取が177人いたとしている。
^ 加賀鳶が消火を終えかけたところに、仙石兵庫の組が割り込んだと認められたため。
^ こうした興行では、地元の鳶人足であれば入場は自由であったが、このときは地元以外のものを連れて入場しようとしたことが争いの原因である。
^ 丸玉は芥子玉で、四角の台は枡をあらわす。また、丸玉は天で、四角の台が地をあらわすという天地陰陽説もある[35]

出典^ 『江戸の火事と火消』P.23
^ 「江戸火消制度の成立と展開」P.95
^ 『消防博物館歴史案内』江戸火消編「武家火消の誕生」
^ 「江戸火消制度の成立と展開」P.102
^ a b c 『元禄武鑑』による。(『江戸学事典』P.577)
^ 「江戸火消制度の成立と展開」P.98
^ 初回の任命は一組:水谷勝隆伊東祐久亀井茲政松平英親 、二組:加藤泰興京極高和秋月種春松平定房 三組:有馬康純稲葉紀通木下俊治青山幸利 四組:稲葉信通古田重恒九鬼久隆井上正利
^ 『江戸の火事と火消』P.49
^ 『江戸の火事』P.37
^ a b 『江戸消防 創立五十周年記念』P.74
^ a b c d e f g 白井和雄. “江戸時代の消防事情5”. 一般財団法人 消防防災科学センター. 2020年8月6日閲覧。
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