準拠楕円体
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この新しい準拠楕円体の長半径(赤道半径)a 及び扁平率 f の値は、測量法施行令第3条[3]により定義され、GRS80楕円体の値である[4]
海上

なお、日本の水路業務法施行令第2条[5]で定められている扁平率の値は、WGS84楕円体の値である。したがって上記の定義とはごくわずか異なっている。
各種の準拠楕円体

名称赤道半径
a;メートル扁平率の逆数
1 / f {\displaystyle 1/f\,\!} 使用している主要国
ベッセル, 18416 377 397.155299.152 813(2002年3月までの日本)
改訂クラーク
(英語版), 18806 378 249.145293.4663アフリカ各国
クラソフスキー (SK-42), 19406 378 245298.3ロシア
エベレスト, 19566 377 301.243300.8017インド
オーストラリア国家, 19656 378 160298.25
サウスアメリカ1969, 1969南米各国
IAG67, 1967298.247 167
WGS72, 19726 378 135298.26
IAU76, 19766 378 140298.257
GRS80, 19796 378 137298.257 222 101アメリカヨーロッパ日本
WGS84, 1986298.257 223 563GPS、「海上での測量」に使用
IERS, 1989[6]6 378 136298.257
PZ-90, 1990298.257 839 303GLONASSに使用
IERS, 2003[7]6 378 136.6298.256 42
GSK2011, 2011[8]298.256 415 1

出典^ 「 ⇒2-1.地球の形をどのように記載するか」日本測地学会、2018年7月15日閲覧
^ 測量法第11条第3項各号
1 その長半径及び扁平率が、地理学的経緯度の測定に関する国際的な決定に基づき政令で定める値であるものであること。
2 その中心が、地球の重心と一致するものであること。
3 その短軸が、地球の自転軸と一致するものであること。
^ 測量法施行令第3条
^ 日本の測地系 測地系と準拠楕円体 国土交通省国土地理院 2019年3月9日閲覧
^ 水路業務法施行令第2条
^ “IERS Standards (1989)”. 2017年7月9日閲覧。
^ “IERS Standards (2003)”. 2017年7月9日閲覧。
^ “ ⇒≪ПАРАМЕТРЫ ЗЕМЛИ 1990 ГОДА≫(ПЗ-90.11)”. 2017年7月10日閲覧。

関連項目

楕円体

回転楕円体

測地系

扁平率

ジオイド

測地学

ヘイフォード楕円体

測地線#回転楕円体面上の測地線

参考文献

国立天文台編『理科年表 平成22年』丸善、2009年。ISBN 978-4-621-08190-7。https://web.archive.org/web/20060703125140/http://www.rikanenpyo.jp/。 

外部リンク

『 ⇒
測地学テキスト』、日本測地学会、2004年。

地球楕円体については、「 ⇒2-1-3 地球楕円体」の節で解説されている。

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