源氏物語
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 都では放火と見られる火災が異常なほど激増、政治への不満が放火として爆発、中でも宮中の内裏は巨額の国費で何度再建しても燃え再建を諦めた[27]
^ 一条天皇は源氏物語を女房に読ませそれを聞いて述べた言葉、『この人は日本紀(*)をこそ読みたるべけれ、まことに才あるべし』(作者は日本紀(*)を読んでいるはずだ、かなりの学者のようだ)[29]
(*)日本紀、漢文で書かれた日本の歴史書で、6つの史書「六国史」を指す。「日本書紀」、「続日本紀」、「日本後紀」、「続日本後紀」、「日本文徳天皇実録」、「日本三代実録」。
^ 物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなど「古典の中の古典」、日本文学史上最高の傑作ともされる[38][39]、また20世紀以降、英訳、仏訳などで欧米社会にも紹介され、『失われた時を求めて』など、20世紀文学との類似から高く評価されるようになった。
^ 『源氏物語』や『枕草子』の中で『うつほ物語』の一部が記されており[41]、『源氏物語』以前に『うつほ物語』が存在していたことがわかるが、2008年(平成20年)の源氏物語千年紀委員会(近畿各府県他)の「源氏物語千年紀事業の基本理念」で、『源氏物語』を「世界最古の長編小説」と位置づけている[42]。王朝文学に詳しい作家中村真一郎による、(古代ラテン文学の)アプレイウスの『黄金のロバ』や、ペトロニウスの『サチュリコン』に続く「古代世界最後の(そして最高の)長篇小説」『源氏物語』とする意見や[43]島内景二のように日本国内にも平安前期成立の日本の物語『竹取物語』や前述の『うつほ物語』などがあるため『源氏物語』が最古とは認定できないという意見もあり[44]、源氏物語千年紀委員会等とは見解が異なる。
^ 「紫の上系」と「玉鬘系」はそれぞれ「a系」と「b系」、「本系」と「傍系」あるいはそれぞれの筆頭に来る巻の巻名から「桐壺系」と「帚木系」といった呼び方をされることもある。
^ このうち、江國香織、角田光代、町田康、金原ひとみ、島田雅彦、桐野夏生については当初雑誌『新潮』(新潮社)2008年(平成20年)10月号に掲載されたものである。
^ 日本ヘラルド映画(株)は、2006年3月に角川映画に吸収合併された。よって、このアニメ作品は、それ以降は、角川映画として紹介されている。『 ⇒紫式部 源氏物語』公式サイト(KADOKAWA)
^ いわゆる「陀羅尼落葉」とは別の曲である。
^ 特に春日野八千代の光源氏役は当たり役として名高い。

出典^ 京都国立博物館 館蔵品データベース
^ 広辞苑「ゆき‐まろばし 【 雪転ばし 】」
^ a b c d e f NHK出版、NHK『100分 de 名著』ブックス 紫式部 源氏物語(2012/3/24)上智大学文学部教授 三田村雅子。動画「NHK「100分de名著 源氏物語」第1回」。
^ 『紫式部日記』現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 前書き。2010年8月25日
^ 『紫式部集』岩波文庫、前書き、1973年10月16日
^ 秋山虔「この人は日本紀をこそ読みたるべけれ」『日本文學』第62巻、東京女子大学、1984年9月、1-11頁、CRID 1050845762588545664。 
^ a b 『日本の中世文書』 国立歴史民俗博物館
^ a b NHK出版、NHK『100分 de 名著』ブックス 紫式部 源氏物語 p,29-p,30、p,35 上智大学文学部教授 三田村雅子。動画「NHK「100分de名著 源氏物語」第1回」。
^ NHK出版、NHK『100分 de 名著』ブックス 紫式部 源氏物語 p.27 (2012/3/24)上智大学文学部教授 三田村雅子。動画「NHK「100分de名著 源氏物語」第1回」。
^ a b c d e f NHK出版、NHK『100分 de 名著』ブックス 紫式部 源氏物語 第1章 p,29、p,35-p,36、上智大学文学部教授 三田村雅子 (2012/3/24)。
^ 野田有紀子「平安貴族社会における女性の漢才評価と書状」『お茶の水史学』第63巻、お茶の水女子大学文教育学部人文科学科比較歴史学コース内読史会、2020年3月、93-128頁、CRID 1050285299935948160、hdl:10083/00063885。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:333 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef