湾岸戦争
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湾岸戦争の多国籍軍は「多国籍軍」とはいっても開戦時の兵力680,000人の内540,000人がアメリカ軍の将兵たちであり、その内実はほぼアメリカ軍であった[4]。とは言っても、それはあくまで多国籍軍であり、その名の通り多国籍の軍隊・部隊によって構成されたものであった。ここでは、アメリカ陸軍戦略大学の教員が発行した資料(Englehardt 1991)を基に、多国籍軍参加・参戦国別の参戦部隊について解説する。
アメリカ合衆国[109]
アメリカ中央軍将兵532,000人、戦車2,000両、作戦機1,800機以上、艦艇120隻参戦。内第3軍280,000人、アメリカ海兵隊25,000人。同中央海軍80,000人、戦闘爆撃機400機以上、艦艇120隻以上。同中央海兵隊90,000人、また兵員18,000人と艦艇31隻。同中央空軍50,000人、作戦機1,200機。
アフガニスタン[109]
ムジャーヒディーン(イスラム戦士)300人。
アルゼンチン[109]
450人、フリゲート艦2隻。
オーストラリア[109]
ミサイルフリゲート艦、駆逐艦情報収集艦それぞれ1隻ずつ。
バーレーン[109]
3,500人。
バングラデシュ[109]
2,000人。
ベルギー[109]
掃海艇2隻、トルコに戦闘部隊を派遣。
カナダ[109]
1,700人、駆逐艦2隻、CF-18 ホーネット戦闘機30機以上。
チェコスロバキア[109]
兵員200人、医療部隊150人。
デンマーク[109]
コルベット艦1隻。
エジプト[109]
40,000人、戦車400両。
フランス[109]
兵員20,000人、艦艇14隻、作戦機75機以上、戦車350両。
ドイツ[109]
トルコに戦闘機部隊を派遣。
ギリシャ[109]
紅海にフリゲート艦1隻派遣。
ハンガリー[109]
医療部隊40人、空軍部隊。
ホンジュラス[109]
150?350人。
イタリア[109]
艦艇4隻、戦闘機8機、トルコに戦闘部隊を派遣。
クウェート[109]
7,000人。陸軍4,500人、作戦機35機。
モロッコ[109]
2,000人。
オランダ[109]
フリゲート艦2隻、トルコに戦闘部隊を派遣。
ニジェール[109]
メディナメッカの聖地を防衛する部隊480人。
ノルウェー[109]
巡視船1隻。
ニュージーランド[109]
C-130輸送機2機。
オマーン[109]
25,500人、戦車75両、巡視船12隻、作戦機50機。
パキスタン[109]

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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