加盟国は、6ヶ国。ペルシア湾に面するすべての国が加盟しているわけではない。 イラクは、現在非加盟だが、湾岸諸国の支援を得てイラン・イラク戦争を行っていたサッダーム・フセイン政権下のイラクは湾岸戦争前までは準メンバーであり[8][9]、イラク戦争後もイラク政府は加盟を希望している[10][11]。 イエメンは加盟交渉中であり、かつては2016年までには加盟するとの意思を見せたが[12]実現しなかった。イエメンは2017年現在内戦状態にあるがGCCはアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領率いる政権を支援しており、2017年5月に同国南部に樹立された反ハーディーの評議会を拒否するなどしている[13]。 また、同じ王制国家であるヨルダンとモロッコの加盟も交渉中である[14][15][16]。 主な設立趣旨は下記の通り:
アラブ首長国連邦
バーレーン
クウェート
オマーン
カタール
サウジアラビア
加盟交渉中の国
設立の趣旨
加盟国間の経済・金融・貿易・通関・観光・立法・行政における共通規制の確立
鉱工業・農業・水利・畜産資源の科学技術的進歩
科学研究センターの設立
ジョイントベンチャー(共同企業体)の設立
民間部門の協力推進
人的交流の強化推進
湾岸共通通貨「ハリージー(Khaleeji)」を2010年までには導入(但し、オマーンは日程には異議を表明)[17]
脚注^ 湾岸協力理事会(GCC)概要
^ “ ⇒Gulf Cooperation Council”. Deutsch Federal Foreign Office. 2012年8月31日閲覧。
^ Bandar Salman Al Saud (1997年). “ ⇒The GCC security convention”. University of Glasgow. 2013年12月27日閲覧。
^ “Jassim Al-Budaiwi appointed new Secretary-General of Gulf Cooperation Council”