第二次世界大戦中、軍資金にあてがわれる5000万ドル相当の金の延べ棒を積んで離陸したヤンキー・ゼファー号はエンジン機器の故障によりその消息を絶った。そして長い年月が経ち、ハンターのギビーという男がヤンキー・ゼファー号の残骸を発見する。彼は娘のサリー、同じくハンターのバーニーと飛行機の残骸の引き揚げをしようとするが、テオ率いるギャングの一味に狙われる事になる。 ※括弧内は日本語吹替(初回放送1989年1月10日 日本テレビ『水野晴郎の特選シネマ』)
キャスト
バーニー・ウィテカー:ケン・ウォール(大塚芳忠)
サリー・カーソン:レスリー・アン・ウォーレン(土井美加)
テオ・ブラウン:ジョージ・ペパード(羽佐間道夫)
ギルバート・ギブソン(ギビー):ドナルド・プレザンス(藤本譲)
コレクター:グラント・ティリー
バーカー:ブルーノ・ローレンス
この映画は。エヴェレット・デ・ロッシュがマウント・アイザに住む隣人からアイデアを得たオリジナルのストーリーである。戦時中、太平洋艦隊の給料を積んだアメリカのDC3軍用機が行方不明になり、後にヨーク岬沖で発見されたという実話をもとにしている。当初の監督はリチャード・フランクリンであり、アントニー・I・ギネインが製作を担当した。
脚本は当初オーストラリアのクイーンズランド州を舞台にしていたが、プロデューサーが4人の海外俳優を起用しようとしたところ、俳優組合が反対した[3]。そのためデ・ロッシュはニュージーランドを舞台にした映画に書き直したが、リチャード・フランクリンは撮影地の変更を嫌って降板し、プロデューサーとしてこの作品に参加していたデヴィッド・ヘミングスが監督となった[4]。
脚注^ David Stratton, The Avocado Plantation: Boom and Bust in the Australian Film Industry, Pan MacMillan, 1990 p77-78
^ allcinema『映画 湖の秘宝の謎 (1981)について 映画データベース - allcinema』。https://www.allcinema.net/cinema/22690