渋谷区
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世界的なファッション雑誌『VOGUE』などパリ・コレクションミラノ・コレクション、服飾系専門学校をイメージする装苑などの、モード文化発信地(若者がお金を持っていた1980年代の「カラス族」や「DCブランド」などといったモードファッションの歴史でも有名な街)である。街路樹が立ち並ぶ表参道周辺には、ハイブランドをはじめとしたアパレル関連の店舗および事務所、美容室が集中する。2006年には同潤会アパート跡地に表参道ヒルズが開業した。隣接する港区青山エリアとともに、東京を代表する「ファッションの街」である。また、都内を代表する高級住宅地のひとつ。港区南青山・北青山に隣接している。大使館が多く、異国情緒あふれる街である。商店街外苑西通り沿いにはカフェ飲食店が目立つ。
代官山
「洗練系オシャレ」(落ち着いた意識高い系清楚オシャレ)文化の発信地。渋谷区の中では表参道などに次ぐファッションエリアであり、旧山手通り沿いには飲食店が立ち並ぶ。また、高級住宅街でもある。
恵比寿
近年はオフィスビルが増え、日中はビジネスマンで賑わっている。ヱビスビール工場跡地に建設された恵比寿ガーデンプレイス(一部目黒区にも跨る)が、現在の恵比寿に発展するきっかけとなった。
松濤
都内を代表する高級住宅街の一つ。渋谷駅からも徒歩圏内であり、道玄坂などにも隣接している。邸宅が多いが、渋谷区立松濤美術館など文教施設も点在する。
代々木千駄ヶ谷
新宿駅・甲州街道南側の一帯であり、駅周辺は繁華街・オフィス街となっている。島屋新宿店(タカシマヤタイムズスクエア)やJR東日本本社ビルなどが所在する。
代々木上原
都内を代表する高級住宅街の一つ。特に小田急小田原線千代田線代々木上原駅北側の大山町周辺には豪邸が立ち並ぶ。
幡ヶ谷笹塚
区内最北端の地域であり、渋谷よりも新宿に近い。商店街やアパートが多く渋谷区の中では庶民的な地域である。近年駅周辺や緑道で再開発が進む。
初台本町
幡ヶ谷や笹塚に似た特徴を持つが、西新宿に隣接しているためオフィスビルが多い。
人口


渋谷区と全国の年齢別人口分布(2005年)渋谷区の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 渋谷区
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

渋谷区(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

人口

2005年時点で夜間人口(居住者)は19万9280人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内残留人口の合計である昼間人口は54万2803人で、昼は夜の2.724倍の人口になる(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行132,133ページ)。国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないため数字の間に誤差が生じる。
歴史
前史詳細は「渋谷町 (東京府)#歴史」を参照詳細は「千駄ヶ谷町#歴史」を参照詳細は「代々幡町」を参照地名の由来については「渋谷#歴史」を参照
渋谷区の誕生

渋谷区は1932年(昭和7年)に設置された。同年、それまで15区で構成されていた東京市に隣接する5郡82町村が編入され、豊多摩郡に属していた渋谷町千駄ヶ谷町代々幡町の3町をもって東京市渋谷区が成立したのが始まりである[注釈 1]

渋谷区の成立には一悶着があり、必ずしも当時の住民の満足できる結果とはならなかった。渋谷町とともに渋谷区の一部となることになった千駄ケ谷町・代々幡町が、渋谷区になることに消極的であったからである。千駄ケ谷町は昔から四谷区や赤坂区との関係が深く、町域が都心に近かったこともあり、当時「郊外」のイメージが強かった渋谷町と一緒になることには消極的であった[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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