渋谷区役所庁舎
渋谷区役所庁舎(旧庁舎)
情報
用途渋谷区行政の中枢施設
建築主渋谷区
事業主体渋谷区
管理運営渋谷区
構造形式鉄筋コンクリート構造
階数地上7階、地下1階
所在地〒150-0771
東京都渋谷区宇田川町1番1号
特記事項2015年10月9日業務終了、建て替え後、2019年1月15日新庁舎開庁
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渋谷区役所(しぶやくやくしょ)は、特別地方公共団体(特別区)である渋谷区の組織が入る施設(役所)である。宇田川町1番1号に位置し、渋谷公会堂に隣接する。
東日本大震災の発生を受け耐震調査を行った所、旧庁舎の耐震性不足が明らかになり、防災拠点となる新庁舎の整備が急がれたため、渋谷区役所建て替えプロジェクトの一環で公会堂とともに建て替えられた。 渋谷区が成立した1932年10月当時、区役所は現在の渋谷区東二丁目20番18号にあった旧渋谷町役場を引き継いで開設された[2]。 その4年後となる1936年12月、山手線や明治通りに程近い、後に東京電力・電力館(現:シダックスカルチャービレッジ)が開館する場所(当時の住所で渋谷区神宮通一丁目)に新庁舎が完成した[3]。この庁舎は地上3階建てで、公会堂も付設されていた[4]。 1964年東京オリンピックが開催された翌年、庁舎は現在の宇田川町にあたる場所に移転し[4]、区役所の組織の他、福祉事務所、保健所、都税事務所、水道局渋谷営業所などが置かれた。 区は東日本大震災の発生を受け、老朽化していた庁舎と渋谷公会堂の耐震調査を行った所、特に庁舎は震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことがわかった[5]。調査結果を踏まえ、区は2012年に庁舎の耐震性を高めるため、建物と基礎の間にゴムを挟む免震工事を一時検討したが、その工事を行う場合、地下のスペースが使えなくなるなどの問題点が指摘されていた[5]。 このため、2013年2月に桑原敏武区長(当時)が、『施設の老朽化と震災対策のため、庁舎及び公会堂を解体し、建て替えたい』との方針を表明。整備手法として、敷地内にほぼ同じ規模の庁舎と公会堂を建て、一部の土地に定期借地権を設定し、マンションかオフィス用地として貸し出し、地代を建設費に充てるとの計画を明らかにした[5]。その後、区議会に特別委員会が設置され、庁舎と公会堂の今後についての検討を重ねた結果、9月の区議会本会議に於いて『渋谷区役所庁舎及び渋谷公会堂の建て替え』について賛成多数で可決された[6]。
概要
渋谷区役所建て替えプロジェクト