清輝 (せいき) は、日本海軍の軍艦[7]。清輝は「輝く清い光」の意味で[17]、易経に「輝光日新其徳」とあるという[7]。 明治維新後の初めての国産軍艦として横須賀造船所で建造された(それまでの建造艦船は何れも運送船や御召船などになる)[17]。設計はフランス人技術者レオンス・ヴェルニー、建造は日本人の職工であった[14]。また日本艦船として初めてヨーロッパへ遠征したことでも特筆すべき艦である[17]。 1888年に触礁により破壊された[18]。 3檣バーク型[11]の砲艦[3]、またはスループ[4] になる。 日本で製造された機関の中で初めて2段膨張式機械を備えた[3]。ボイラーは片面戻火缶(または円缶[2])2基を備えた[3]。蒸気圧力は45ポンド/平方インチ[19]。また触面復水器が設置された[2]。 1876年11月29日の試運転届出によると、回転数60rpmで速力8ノット、75rpmで11.2ノットを記録した[2]。 1886年頃、新しいボイラーに換装した[3]。
概要
艦型
機関
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