清濁
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

[1]

また敦煌「歸三十字母例」も同じ高低にもとづき審紐を次清でなく清の位置に置き、心邪照及び曉匣影はそれぞれ「清濁清」の左右對稱形乃至、外の清が中の濁を圍遶する曼荼羅旋法である。 [2]
現代中国語の全濁の消滅と声調の関係詳しくは「濁上変去」を参照

現代中国語(普通話)では、中古音にあった全濁声母が無声化したが、声調によって以下のように変化した。

全濁声母は平声では無声有気音に、それ以外では原則として無声無気音になった。

平声では声調の違いによって清音が陰平に、濁音が陽平に移動したために、区別が保たれている。

全濁上声だったものは、去声に流入した。

元入声だったものは、原則として全濁は陽平声に、次濁は去声に流入した。

全濁上声が去声になったため、「上声」の「上」の字が去声(shang)になってしまったが、例外として「上声」の時だけ上声で発音する(sh?ng)。
脚注^ いしゐのぞむ「清濁易名陰陽考」、好文出版「中國語學研究・開篇」第二十號,第288-304頁、平成十二年,西暦二千年 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008035744-i23643098 https://researchmap.jp/ishiwi/published_papers/3333104 https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10429059
^ 石海青「沈約創定紐位高下説」。輔仁國文學報22、2006 民95。 https://tpl.ncl.edu.tw/NclService/JournalContentDetail?SysId=A07014238 ⇒http://catalog.digitalarchives.tw/item/00/51/55/41.html

参照

五音

三十六字母

典拠管理データベース: 国立図書館

ドイツ

チェコ


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef