5月21日に投開票が行われ、民進党の支持層や無党派層に加え、候補者の擁立を見送った自民党の内、選挙前にこの一件が原因で自民党市議団より離反して旧大宮市系と旧与野市系の一部の自民党市議で設立した会派、「自民真政」の支持層から支持を集め、203,953票を獲得し3選（中森は63,200票、前島は53,971票）[11]。なお、投票率は過去最低の31.44%（前回比6%下落）に終わった[14]。「2017年さいたま市長選挙」も参照
2021年5月の任期満了が近づいた2021年1月、清水は4選を目指し市長選への立候補を表明し[15]、2021年（令和3年）5月23日の投開票の結果4選[16]。「2021年さいたま市長選挙」も参照
政策・主張
初出馬時から、埼玉高速鉄道線の岩槻駅延伸を公約に掲げている。
大宮駅西口にMICEを誘致するという公約は、収益性に課題があり断念している[17]。
さいたま市役所庁舎の移転については、「任期内に一定の方向性を決める」としていた。2021年2月、本庁舎整備審議会の答申を尊重するとして、市役所のさいたま新都心バスターミナルほか街区への移転を目指すことを表明した[18][19]。2022年4月22日の定例会見で、さいたま市議会に対し「令和4年さいたま市議会4月臨時会」を招集し、2031年度を目途にさいたま新都心駅東口を最寄りとした「さいたま新都心バスターミナルほか街区への移転」について議案を提出することを発表した。「さいたま新都心にふさわしい住居表示[注釈 1]の実施を検討すること」という付帯決議を経て、4月29日に議案が可決され、さいたま市発足以来の懸案事項に決着をつけた。
2020年（令和2年）4月1日、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入した[20]。
2020年（令和2年）4月30日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の5月から2021年（令和3年）3月までの月額給与を30％減額する条例案を市議会臨時会に提出した。副市長については20%減額し、教育長と水道事業管理者と常勤の監査委員と特別職の秘書については10%減額するとした[21]。5月8日、同条例案は可決された[22]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ここでの「住居表示」の語は、住居表示に関する法律に基づく住居表示の意味ではなく、単に住所の表示を指している。
出典^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、98頁。
^ ⇒さいたま市長に清水氏＝民主、政令市選2連勝（時事通信・2009年5月24日）
^ “民主支援の清水氏初当選 さいたま市長選”. 47NEWS 共同通信. (2009年5月24日). https://web.archive.org/web/20090528094512/http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052401000650.html 2013年9月27日閲覧。
^ ⇒“さいたま市 絆”行動記録（初登庁）5月27日 (水)
^ 埼玉改援隊設立を発表 さいたまなど4市長／埼玉新聞 at the Wayback Machine (archived 2010年12月25日)
^ “さいたま市長選告示、現新4人が立候補届け出”. 読売新聞. (2013年5月5日). https://web.archive.org/web/20130508040050/http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130505-OYT1T00160.htm 2013年5月7日閲覧。
^ ⇒“さいたま市長に清水氏再選＝自公推薦の新人ら破る”. 時事通信. (2013年5月20日). ⇒http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013051900233 2013年5月20日閲覧。
^ “さいたまの芸術祭、来場者は目標突破 政争の渦、次回に暗雲”. (2017年1月31日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO12312490Q7A130C1L83000/
^ “初の「トリエンナーレ」閉幕 問われる「あり方」 開催意義に疑問の声も”. 東京新聞. (2016年12月14日). ⇒オリジナルの2017年5月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170517232134/http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201612/CK2016121402000197.html
^ “トリエンナーレ残業問題、関係者ら参考人招致 さいたま市長「重く受け止める」”. (2016年10月28日)
^ a b “さいたま市長選 現職の清水氏が３回目の当選”. NHK. (2017年5月22日). ⇒オリジナルの2017年5月22日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/uQ01B 2017年5月22日閲覧。
^ ⇒“元自民衆院議員・中森さんが出馬表明 さいたま市長選”. 東京新聞. (2017年2月8日). ⇒http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201702/CK2017020802000180.html 2017年2月9日閲覧。
^ ⇒“清水はやと マニフェスト2017”. (2017年5月10日). ⇒http://www.shimizu-hayato.jp/pdf/policy/170510_manifesto2017_summry_fix.pdf 2017年5月24日閲覧。
^ “さいたま市長選 現職の清水勇人氏が3選果たす”. 朝日放送. (2017年5月22日). https://www.asahi.co.jp/webnews/ann_s_000101285.html 2017年5月22日閲覧。
^ “さいたま市長選に現職の清水勇人氏が4選出馬へ”. 産経新聞. (2021年1月26日). https://www.sankei.com/article/20210126-2HOM7R6P5RIN7LQBSAC5XEOS5E/
^ “さいたま市長選 現職の清水勇人氏 4回目の当選”. NHK NEWSWEB. NHK. (2021年5月24日). https://web.archive.org/web/20210523110347/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210523/k10013047371000.html 2021年5月24日閲覧。
^ 埼玉）さいたま市、MICE施設誘致を事実上断念 - 朝日新聞デジタル 2017年12月12日
^ さいたま市庁舎、移転へ 清水市長が説明 10年後「さいたま新都心バスターミナルほか街区」に - ウェイバックマシン（2021年2月3日アーカイブ分）
^ “さいたま市役所の本庁舎、浦和から新都心に移転へ…大宮出身の議員「市長への信頼感増した」 : 社会 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年2月3日). 2021年4月5日閲覧。
^ さいたま市／さいたま市パートナーシップ宣誓制度
^ “議案第108号 さいたま市市長等の給与の特例に関する条例の制定について” (PDF). さいたま市役所. 2020年6月28日閲覧。
^ “＜新型コロナ＞さいたま市長や市議の給与減額、コロナ対策費へ 生活や経済活動、影響を最小限に”. 埼玉新聞. (2020年5月9日). https://www.saitama-np.co.jp/articles/4606 2020年6月28日閲覧。
関連項目
松下政経塾7期
赤池誠章
山井和則
神風英男
外部リンク
さいたま市長 清水はやと
清水勇人 (hayato.shimizu.3) - Facebook
公職
先代
相川宗一 さいたま市長
第3 - 6代：2009年 -次代
現職
