深谷駅
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改装された現在の駅舎は東京駅丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)をモチーフにしたデザインで、「ミニ東京駅」とも呼ばれる[11]。これは、大正時代に竣工した東京駅丸の内駅舎の建築時、深谷に所在する日本煉瓦製造で製造された煉瓦が70 km以上離れた東京駅まで鉄道輸送されて使われた史実に因む[11][注釈 4]。ただし、この深谷駅舎自体はレンガ構造ではなく、コンクリート壁面の一面にレンガ風のタイルを貼ることによって東京駅に似せている[11]。これはレンガが線路上に剥落する可能性が指摘されたためである。本物のレンガではないものの夜間ライトアップ時を含めて人気は高く、撮影する地元利用者や遠方から訪れる鉄道ファン・観光客が絶えない。改築時には約35億円が投じられた[12]。1994年(平成6年)8月着工、1996年(平成8年)7月10日の始発列車から供用を開始した。鉄骨造り3階建てで、駅施設部分は約1200平方メートル、このほかに深谷市の行政施設として約1800平方メートルが充てられている[7]
のりば[ソースを編集]

番線路線方向行先備考
1■ 高崎線上り大宮東京新宿横浜方面一部列車は3番線
湘南新宿ライン
上野東京ライン
2・3■ 高崎線下り高崎前橋水上方面 

(出典:JR東日本:駅構内図)

3番線は朝の当駅始発上り列車が使用する。

湘南新宿ラインの列車は新宿駅を経由して大船駅から、上野東京ラインの列車は上野駅を経由して東京駅から東海道線へ直通する。


正面出入口(2013年1月)

改札口(2021年10月)

ホーム(2021年10月)

利用状況[ソースを編集]

2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は8,537人である[JR 1]

1966年度(昭和41年度)以降の1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]年度1日平均
乗車人員出典
1966年(昭和41年)11,122
1967年(昭和42年)11,395
1968年(昭和43年)12,217
1969年(昭和44年)11,726
1970年(昭和45年)10,392
1971年(昭和46年)10,547
1972年(昭和47年)10,571
1973年(昭和48年)10,434
1974年(昭和49年)10,614
1975年(昭和50年)10,722
1976年(昭和51年)11,142
1977年(昭和52年)11,026
1978年(昭和53年)11,053
1979年(昭和54年)10,807
1980年(昭和55年)10,688
1981年(昭和56年)10,735
1982年(昭和57年)10,299
1983年(昭和58年)9,892
1984年(昭和59年)10,203
1985年(昭和60年)10,659
1986年(昭和61年)10,831
1987年(昭和62年)11,145
1988年(昭和63年)11,350
1989年(平成元年)12,444
1990年(平成02年)12,425
1991年(平成03年)12,711
1992年(平成04年)12,551
1993年(平成05年)12,586
1994年(平成06年)12,531
1995年(平成07年)12,527
1996年(平成08年)12,739
1997年(平成09年)12,319
1998年(平成10年)11,731
1999年(平成11年)11,220[* 1]
2000年(平成12年)[JR 2]10,844[* 2]
2001年(平成13年)[JR 3]10,625[* 3]
2002年(平成14年)[JR 4]10,387[* 4]
2003年(平成15年)[JR 5]10,209[* 5]
2004年(平成16年)[JR 6]9,869[* 6]
2005年(平成17年)[JR 7]9,789[* 7]
2006年(平成18年)[JR 8]9,808[* 8]
2007年(平成19年)[JR 9]10,055[* 9]
2008年(平成20年)[JR 10]10,285[* 10]
2009年(平成21年)[JR 11]10,312[* 11]
2010年(平成22年)[JR 12]10,402[* 12]
2011年(平成23年)[JR 13]10,273[* 13]
2012年(平成24年)[JR 14]10,161[* 14]
2013年(平成25年)[JR 15]10,235[* 15]
2014年(平成26年)[JR 16]9,832[* 16]
2015年(平成27年)[JR 17]9,972[* 17]
2016年(平成28年)[JR 18]9,951[* 18]
2017年(平成29年)[JR 19]10,051[* 19]
2018年(平成30年)[JR 20]10,118[* 20]
2019年(令和元年)[JR 21]10,013[* 21]
2020年(令和02年)[JR 22]7,050
2021年(令和03年)[JR 23]7,890
2022年(令和04年)[JR 1]8,537

駅周辺[ソースを編集]北口駅前

北口には深谷出身である渋沢栄一(日本煉瓦製造会社の設立など日本近代産業の指導者)の像が鎮座する。また現在の橋上駅舎以前の旧駅舎があった場所の周辺は花壇として整備されている。

北口側と比べると南口側の駅前広場は広くなく、高崎方より、タクシー用ロータリー、一般道路(市道)に面しておもいやり駐車場およびくるリンのりば、小規模商業施設、一般車・バス用ロータリーが分散して配置されている。

唐沢川 - 桜の名所

深谷市役所

深谷郵便局

ゆうちょ銀行深谷店


埼玉グランドホテル深谷

埼玉グランドホテル深谷内郵便局


深谷相生郵便局

国道17号

正智深谷高等学校

東和銀行 深谷支店

群馬銀行 深谷支店

足利銀行 深谷支店

埼玉りそな銀行 深谷支店

武蔵野銀行 深谷支店

バス路線[ソースを編集]
北口発[ソースを編集]

県北都市間路線代替バス武蔵観光に受託)

寄居車庫 行き


深谷市くるリン定時定路線バス(花園観光バスに委託)

<1. 北部シャトル便>

渋沢栄一記念館 行き

新戒 行き


<2. 東部シャトル便> 深谷駅南口 行き

寄居車庫行きの停留所名は「深谷駅」、くるリンの停留所名は「深谷駅北口」。いずれもロータリー内を発着。
南口発[ソースを編集]

深谷市くるリン定時定路線バス(花園観光バスに委託)

<2. 東部シャトル便> 深谷駅北口 行き

<3. 西部シャトル便> 岡部駅 行き


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