液状化現象
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

水道管の破損も加わり、一面が泥田のようになった[5]
1964年6月16日 新潟地震
信濃川河畔や新潟空港などで発生した。
1995年1月17日 兵庫県南部地震阪神・淡路大震災
神戸市ポートアイランド六甲アイランドで大規模な液状化現象の発生が確認されている。
2004年10月23日 新潟県中越地震
小千谷市長岡市与板町柏崎市など、水田や湖沼を埋め立てた箇所等で液状化の発生が見られた。
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震東日本大震災
関東地方では1都6県96市町村で液状化被害が確認されている[6]。世界最大の被害になった[7]
2016年4月16日 熊本地震
阿蘇カルデラ内の黒川沿いにおいて、大規模な地盤の移動に伴って液状化や噴砂、側方流動が発生した[8]
2018年9月6日 北海道胆振東部地震
札幌市清田区里塚[9]北広島市大曲並木地区[10]などで発生した。また、札幌市東区東15丁目屯田通の一部(札幌市営地下鉄東豊線栄町 - 環状通東間およびその北側道路)約4km間でも地下鉄路線上を含めた箇所の道路陥没が発生し、液状化現象が発生したと考えられている[11][12]
2019年6月18日 山形県沖地震
山形県鶴岡市の鶴岡駅付近で発生した[13]。駅前駐車場にて1メートル程の範囲で茶色い水が見られたほか、その敷地内では車の一部が埋没し動けなくなった事例もあった。 
2024年1月1日 令和6年能登半島地震
新潟市西区[14]高岡市[15]など、広い範囲で液状化が発生した。郵便局の駐車場では一部の車両が水没したほか、破裂した水道管からは水が溢れ出していた[14]
日本国外サンフランシスコ市マリーナ地区。ロマ・プリータ地震が発生した際の液状化によって損傷した歩道
1906年 サンフランシスコ地震
まだ液状化という用語は用いられていなかったが、それが原因と見られる地盤変状は多く記録され、文書にまとめられている。サンフランシスコ市エンバカデロ(英語版)沿いのフィッシャーマンズ・ワーフ近くの地域、サンフランシスコ湾に沿ったオークランド市を含めた埋め立て地モンテレー湾に沿ったサンタクルーズ市とワトソンビル市と国勢調査指定地域のモスランディング(英語版)など、1989年のロマ・プリータ地震と液状化発生地域の大部分が一致している[16]。その一方で、サンフランシスコ湾南部のアラメダ・クリーク(英語版)とコヨーテ・クリーク(英語版)に沿った地域などのようにサンフランシスコ地震では大規模な液状化が発生したが、ロマ・プリータ地震では液状化が発生しなかった地域もあった[17]。全体の液状化の程度としては地域の一部が液状化しただけの83年後の地震のそれとは比較にならないほどの大規模なものになった[18]
1964年 アラスカ地震

1985年 メキシコ地震
メキシコシティで発生。
1989年 ロマ・プリータ地震
サンフランシスコ市のマリーナ地区(英語版)は地盤の液状化現象が顕著に見られた[19]。地震による被害が特に大きかった建物が集中している地区である[20]。マリーナ地区ではほとんどすべての建物が何らかの被害に見舞われた[21]。この地区の埋め立て地と砂丘砂の地域では地震動の大きさにあまり差はないが、液状化被害の程度は両者で大きく差が開いた[22]
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:90 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef