海軍大佐
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注釈^ 大日本帝国海軍では、「大差」などとの読み違えを防ぐため、信号電報による通信文では「大佐」は「だいさ」と読むこととして区別しており、これを敷衍して口頭で用いた例もあった[1]海軍省監修書籍の振り仮名には「たいさ」と表記されており、NHKメディア研究部によれば、「だいさ」正式の読み方ではなく昭和期の旧海軍での習慣的呼称とされる[2]
^ イギリス海軍で階級を補職の資格要件とするようになってからも1912年まではキャプテンは陸軍大佐または陸軍中佐と同等としており、1872年(明治5年1月12日)に日本の海軍省が定めた外国と国内の海軍武官の呼称でもシニヲル・ケプテインを大佐に、ジューニヲル・ケプテインを中佐に対応させている[6]1886年(明治19年)に外国海軍で同一の官であるものが日本では異なる官名に別れていると外交上不都合が多いとして海軍中佐と海軍中尉を廃止しており、そのときの閣議に参考資料として提出された英国陸海軍武官官等比較表でも大(中)佐はケピテンとしている[7]
^ 二千石、役金200両が支給された[10]。要員教育にあたりオランダ海軍から支援を受けたこともあってKapitein-ter-zeeというオランダ語呼称も付されている[10]

出典^ 堤明夫『第3話 「だいい」 か 「たいい」 か』2016年7月11日。https://navgunschl.sakura.ne.jp/suchi/03_Daii_or_Taii.html。2024年1月18日閲覧。 
^ “「大尉」「大佐」の読みは?”. NHK放送文化研究所. 日本放送協会 (2016年2月1日). 2019年6月18日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2019年6月19日閲覧。
^ a b c d 小林 2007, pp. 62?69.
^ a b c d 小林 2007, pp. 59?61.
^ a b c d 小林 2007, pp. 72?73.
^ 「海軍武官彼我ノ称呼ヲ定ム」国立公文書館、請求番号:太00432100、件名番号:003、太政類典・第二編・明治四年?明治十年・第二百十巻・兵制九・武官職制九
^ 「海軍武官官等表ヲ改正ス」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A15111142400、公文類聚・第十編・明治十九年・第十四巻・兵制三・陸海軍官制三(国立公文書館)(第1画像目、第7画像目)
^ 高橋 1973.
^ 菊池 1974.
^ a b c 高橋 1965.
^ Saunders 2015, p. 48.
^ Saunders 2015, p. 49.
^ Saunders 2015, p. 53.
^ Saunders 2015, p. 38.

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