浪曲師
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

^ 大会の存在自体に疑問符
^ 存在自体に疑問符が付く
^ またこう書く人もいる。「日本はポツダム宣言にもとづいて連合国に占領されることになった。(中略)天皇自ら天皇の人間宣言を行い、平和主義に徹し(中略)昭和20年9月13日、GHQの民間情報教育部(局)からの通達につぎのような内容が含まれていた。『尚演芸放送に関しては地方放送に於ても実施するを認められ居るも之が取扱に付ては当分の間純娯楽的なるものを主とし講談、浪曲、放送劇等に於ても軍事的好戦ものはなさざること』」p.238「この占領政策によって、義理人情や義侠の精神などの日本固有の価値観が否定された。浪曲はこの急速に衰退することになった。だが、戦前、戦中を生き抜いてきた日本人の価値観がそう簡単に消え去るものではなかった。日本人の底に流れる心情の世界を代弁する浪曲・浪花節はやがて、流行歌の形式を借りて新境地を開拓し義理人情の世界を表現するようになる」p.239欄外『昭和演歌の歴史』戦後の民放ラジオによるラジオ浪曲ブームを軽視し、敗戦とともに浪曲は終わった、とする立場
^ 「銭形平次」(ラジオ東京 - 文化放送)は異例の長期間にわたる番組であった。脚本は全て国友の自作
^ 1.漫才学校 ABC 57.52.浪曲ごもくめし NJB 44.83.浪曲演芸会 NHK 41.34.お好み演芸会 NHK 40.35.明色歌謡ゲーム ABC 38.96.ラジオ浮世亭 ABC 38.17.アベック歌合戦 NJB 38.18.ラジオ寄席 NHK 38.09.おしゃれクイズ ABC 36.210.三つの歌 NHK 35.711.浪曲名人会 ABC 35.712.五九童のおばあちゃん NJB 35.013.お笑い街録 ABC 34.814.アチャコの自叙伝 34.415.歌の二人三脚 ABC 34.416.お蝶さん NJB 33.317.お好みヒット・メロディ ABC 32.918.浪曲シリーズ NJB 32.519.浪曲トクホンアワー ABC 31.220.のんき裁判 NJB 31.1(55年2月『3社共同調査』より)原典:朝日放送社史編修室『朝日放送の50年 T本史』p.60 出典:辻一郎『私だけの放送史』p.26。なお52.12.20に朝日放送は新日本放送、電通大阪の3社共同で放送調査委員会を設け、翌年1月21日から1週間にわたって、阪神地区の「ラジオ聴取状況調査」をおこなっている。これは民放ではじめての本格的なマーケット・リサーチであり、調査対象を世帯でなく個人としたのが特色であった。『朝日放送の50年 T本史』p.65
^ 流しであるが、小沢昭一『日本の放浪芸』p.352-354
^ (関西で)「昭和20年代半ば、浪曲は急速に人気を失った」と明記あり。ワッハ上方『上方演芸大全』p.58
^ その間、入門者がいなかった訳ではないが、浪曲界に居続け大成した者はいない。
^ 多くの一門芸脈(鼈甲齋など)の消滅に悪影響は現れている。
^ 多くは大学卒業など他の演芸同様に高学歴化が進む。例として木村勝千代(木村松太郎門下)は10歳で松太郎に入門し、その後専修大学文学部国文科を卒業しており、学業と並行し浪曲師としても活動している[222]
^ 実際に一番弟子の玉川わ太(わだい)、二番弟子の玉川き太(きだい)は落語芸術協会の前座としても所属し、特にわ太は2023年7月17日の浅草演芸ホール夜の部の開口一番で『阿漕ヶ浦』を演じた(曲師は太福も担当する玉川みね子が務めた)。太福のツイートによれば、(落語主体の東京の)定席寄席で浪曲師の前座が開口一番を演じたこと自体が初めてであったという[226]
^ この特徴的な声については、『日本の古典芸能 9 寄席』p.44に中村幸彦による説明がある。
^ 正確には、よく言われるような(理想的な)浪曲師の声としてのシオカラ声・しわがれ声・ダミ声は誤り。
^ 現在の西洋音階が絶対視される状況に於いての「美声」とは違う。
^音声ファイル 32分00秒付近
^ コピー芸という批判的な文脈が未だ使われる。出典:『東京人』380号p.43-46
^ 虎造節は、時の試練を越えて ⇒保存会が結成・活発な活動がなされている
^ BGM 国本p.11
^ 一話を一段と呼ぶ
^ それを逆手に取ったのが、初代京山幸枝若の巧みな芸であった。実際には無いのに「この後続きはレコードで」などがある。出典:国本p.84
^ 「本日のお外題は」という形で演題名を紹介することも多い
^ 読みのみ一定していて、表記に揺れが見られる場合はカタカナで表記するルールに基づく
^ 主に歌舞伎大向う義太夫の慣習からの移行と考えられる。
^ もちろん例外もあり、雲右衛門は入道姿で舞台をこなした例、同様に東武蔵や玉川勝太郎が袈裟姿で高座をこなした例もある。
^ 芝居における引幕、落語における後幕、相撲の化粧回しと同じくファンが浪曲師に送る物があり、寄贈者名が記してある事が多い。浪曲師個人で所有。国本p.137
^ 更に「浪曲大会」などの格式張った舞台になると、テーブルの両サイド、離れた位置にさらに小さなテーブルを置き、松の盆栽を置く。
^ 関西では一風亭初月、関東でも沢村豊子・佐藤貴美江・玉川みね子が、時おり出弾きを披露する。
^ 曲師を隠すのは、明治時代活躍した桃中軒雲右衛門が、曲師をしていた美しい妻を観客が狙わないように隠したことに由来するという俗説があるが、実際にはそれ以前に美当一調が始めた。出典:安田宗生編『美當一調・桃中軒雲右衛門関係新聞資料』
^ 三味線を持つ曲師は、ついたて無しに右隣に座る。
^ 最初は釈台を使ったが、後には釈台もなく語った [267]
^ 落語家との共演が多い玉川太福がテーブル掛けを座り高座用に畳み、披露している。
^ 浪曲作家は浪曲史研究家を兼ねるケースが非常に多く、その著作数は多い
^ 京山若丸作。広島県矢野村に住む貧しい小作農夫、松岡のもとに召集令が下り、病気の妻と幼子2人を残し戦地へ。周囲は冷たく、高利貸に罵倒されて誰の助けもなく、仕事先の組頭にも残す家族の世話を断られる。妻は夫の心残りを察して、2人の子供も殺して自分の元へ送ってくれと書き遺して自殺していた。悲しみのうちに松岡が子供に手をかけようとする間一髪、ただ一人の理解者である警官が飛び込んで松岡を諭す。様子を聞いていた高利貸も飛び込んで非を詫び、松岡は出征していく。日露戦争後の社会の疲弊と成金の出現を痛烈に批判した全く架空の話だが、そのリアルさゆえモデルの松岡を名乗る男ができるほどヒット。関東では東家楽燕、関西では天光軒満月がそれぞれ脚色して受け継ぐ。出典:ワッハ上方『上方演芸大全』p.292欄外
^ また関西テレビの節に浪曲ジャンルの出演者として鉄砲光三郎も入れられている。放送演芸史p.297。なお、章末の放送演目一覧表には独立して「音頭」の項目がある放送演芸史p.314
^ 昭和30年から50年ごろまで、東西のコマ劇場で大勢の観客を集めた公演には必ずといっていいぐらい劇中劇があった。誰でも知っている芝居の名場面のパロディで、コメディアンと演出家の腕のみせ所だった。劇中劇にもいろんな切り口があるのだが浪曲(フシ)劇は必ずうける定番であった。当然のことだが浪曲劇は浪曲がうまくないとおもしろく展開しない。浪曲がまだまだ盛んなころだったから、笑いものにされるために出てくれる浪曲師などいるわけはない。というわけで劇中劇の浪曲劇は、コメディアンで浪曲のできる人がいないと成立しないから、いまではやれなくなってしまった。あのころは堺駿二が見事な節で、「港家小柳丸の実弟だもの」と教えてもらって納得した。玉川良一さんは家号の通り玉川一門で、?利根の川風、タモトにエレテエ・・・・・・をギャグにしていたぐらいだから浪曲劇はお手のものだった。雁之助さんは五条家金玉師匠が組んだ浪曲劇の一座でやっていたというから本物である。一度だけねだって雁之助さんが劇中劇で「神崎与五郎・東下りの場」を浪曲劇でやってもらったことがある。浪曲師・芦屋雁之助三味線・岩崎節子神崎与五郎・宮川大助茶店の婆さん・間寛平馬子丑五郎・芦屋小雁馬の足・芦屋雁平という配役である。沢田隆治『私説大阪テレビコメディ史』p.23-24
^ 戦中である1943年(昭和18年)末に発表された大日本興行協会の全国統計によると、浪曲専門の一座は255座、浪曲・漫才の座は49、浪曲及び舞踏は4、浪曲劇専門は41、時代劇と浪曲劇を併演するものは12。出典:『実録 浪曲史』p.118 ★要確認
^戦前はこちらが詳しい
^ キネマ旬報年間ベストテンには、戦前に浪曲でもおなじみの主人公の映画がいくつかランクインしているが、「浪曲映画」は戦前戦後を通して数少ない。 ⇒参考サイト
^ 浪曲そのままのタイトル、浪曲師でもある2代目友衛のヒット曲であるが、歌謡浪曲の特徴は備えておらず、その点もあってか浪曲の範疇には取られないことが多い.
^ 本調子であり、浪曲とは異なっている
^ 司会の芦川淳平が書いた『浪曲の神髄』に放送リストがある
^ いずれも1クール(3ヶ月)程度の短いもので、テレビでも人気が定着したとは言い難い
^ 浪曲を愛好してそのもの真似をやりたがるのは、農村を含めた全国の庶民だった。『ものまねの歴史』p.219
^ 浪曲の世界ではまず先人の節まねから入り、徐々に自分の節使いを創造していくのが常道である。節まねは特別なものでなく、今でも二代目東家浦太郎など、高座の余興で披露する場合がある。

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:369 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef