同世代の同業者とテレビ・ラジオで共演することは少ないが、洋楽愛好者という共通点がある山下達郎とは互いの番組でコメントやメッセージを送っており、竹内まりやとは1979年にTOKYO FM「デンオン・ライブコンサート」でスタジオライブを行ったこともある。また、1984年にTBSラジオ「長渕剛のスーパーギャング」、1990年にニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポン」へそれぞれゲスト出演している。どちらも音楽性やスタンスの違いを認めつつも、時代の共走者としての連帯感は持っている旨を語っている。
尾崎豊や福山雅治、桜井和寿(Mr.Children)など浜田に影響を受けたと言う後輩アーティスト[出典 95]に会う時は、彼らの曲を事前にちゃんと聴いて、暖かいアドバイスを贈っている[出典 96]。言葉は「どんな事があっても歌い続けることだよ」という内容のようである。中村あゆみは、浜田に一番影響を受け人間的にもとても尊敬していると話している[129][130]。1988年渚園での野外ライブにもゲストとして参加し、『HOT SUMMER NIGHT』をデュエットした。
田原俊彦はデビュー前に『MIND SCREEN』を聴いて浜田のファンになり、デビュー後に『MIND SCREEN』に収録された「ダンシング・レディ」をテレビで歌ったことがある[131]。「明星」1987年1月号で対談もしている。田原が行った他人のコンサートは浜田のみで[132]、カラオケでは自分の曲は歌わず、浜田省吾と矢沢永吉を歌うという[133]。
「残酷な天使のテーゼ」などの作詞で知られる及川眠子は、故郷の和歌山から大阪に出て行くとき「MONEY」を口ずさんだという[134]。「MONEY」は地方出身者の成り上がりソングであるが[135]、東京出身の田中圭も「ずっと苦汁をなめ続けまくってた時にずっと聴いていた『MONEY』が俺にとっての東京ソング」と述べている[136]。千葉出身のオズワルド伊藤も「浜省の『MONEY』イズムでやってるんです」と述べている[137]。
スポーツ界にもファンが多く、サッカー界では三浦知良やラモス瑠偉、高木琢也など。カズとはブラジルにサッカー留学していた頃からの交友で、2006年には『The Best of Shogo Hamada vol.1』『vol.2』のCMにも出演している[138]。格闘技界では三沢光晴、長州小力、所英男、現在はタレントの大仁田厚ら[139]。三沢はカラオケでよく浜省ナンバーを歌っていたという[140]。井上尚弥は試合前の練習は浜田を聴くという[141]。カラオケでは、よく「MONEY」を歌うという[142]。征矢貴は「MONEY」を入場曲に使用している[143]。
野球界では小笠原道大ら[140]。松井秀喜もファンであり、コンサートで楽屋を訪問したこともある[144]。広島の菊池涼介も「終りなき疾走」を愛聴曲として挙げている[145]。同郷のヤクルト・坂本光士郎は、選手登場曲として2019年から2021年まで「ON THE ROAD」、2021年から2022年まで「MONEY」、2022年から「愛の世代の前に」を使用している[146]。大下佑馬は浜田をよく聴くという[147]。阪神の桐敷拓馬は両親の影響で浜田のファン。2022年選手登場曲に「J.BOY」を使用した[148]。西武・源田壮亮の妻で、元乃木坂46の衛藤美彩は母親の影響で浜田のファン[149]。テレビで浜田になりきり「MONEY」を歌ったことがある[149]。
この他、著名人のファンとしてますだおかだの増田英彦[150](ファンクラブにも入っており本人との交友がある)、ビビる大木、月亭方正、恵俊彰[151]らが有名[出典 97]。山崎はモノマネ番組で浜田の歌をよく歌う。Wコロンのねづっちは「長渕剛と浜田省吾しか聴かない」という[154]。浜田翔子の芸名は、父親が浜田ファンだったため[152]。なお、浜田翔子は「夢は浜田省吾さんのMVに出演すること」と公言している。元航空幕僚長の田母神俊雄は「もうひとつの土曜日」がカラオケの十八番だという[155]。宮藤官九郎のギターのルーツは、姉の影響で聴かされた浜田だという[156]。爆笑問題の田中裕二は「佐野元春、浜田省吾、沢田研二がカラオケの十八番」と語っており[157]、特に「MONEY」については「歌詞が面白い。何度聴いても笑ってしまう」と自身のラジオ番組で度々評している。板垣巴留は「『J.BOY』はもう人生のテーマソングといっても過言じゃない」[158]「『J.BOY』は『BEASTARS』のレゴシのイメージソング。レゴシには、常に浜省の歌詞のような生き様でいてほしいと思って描いた」等と述べている[159]。
吉田栄作は浜田ファンとして有名で[160]、『笑っていいとも!』出演時に披露した「MONEY」エピソードはよく知られ、同曲に感化されたという[160]。