流星人間ゾーン
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設定年齢16歳[26]。普段は高校に通っており、第13話では16歳の誕生日を迎えている。活動的な性格の持ち主であり、単身で敵地に潜入するなど、光にひけをとらない活躍をみせる。タケルとデートするなど、彼に好意を抱いている描写があるが、あまり異性として意識されていない[26]。サチオという幼馴染がおり、第4話で再会していた。
防人 明(さきもり あきら)/ ゾーンジュニア
次男。設定年齢8歳[26]。ゾーンファミリーの末っ子で、普段は小学校に通っている[26]。ひとたびガロガによる事件が起これば、兄たちとともに敵と戦う。活発で好奇心旺盛な性格ゆえ、危機に陥ることも少なくないが、その行動が家族の危機を救ったこともあった。
防人 陽一郎(さきもり よういちろう)/ ゾーンファザー
ゾーンファミリーの大黒柱で、地球人としての仮の姿は「防人玩具研究所」の経営者。設定年齢42歳[26]。やさしくて面倒見がよく、時には最前線で恐獣やガロガと戦うこともある頼れる父親。家族からの信頼は厚いが、家族に甘すぎるきらいがあり、それが原因で家族を危機に招くこともある。
防人 月子(さきもり つきこ)/ ゾーンマザー
陽一郎の妻。設定年齢38歳[26]。ガロガと戦う子供たちをいつも心配している。最前線に赴くことは滅多にないが、子供たちにやさしくアドバイスを送る縁の下の力持ち的な存在。
防人 雷太(さきもり らいた)/ ゾーングレート
光たち3人の祖父にして陽一郎の父親。設定年齢65歳[26]。ゾーングレートという別名を持つ。変身能力は持っていないか失っているようだが、変身しなくてもさまざまな超能力を発揮できる。孫たちの危機の時には率先して手を貸し、事態の打開に努めていた。基地にあるレバーを操作することで、任意の場所に雷雲を出現させる超能力ボルトサンダー[注釈 4]を使えるが、体力を急激に消耗するために多用はできない。
城 タケル(じょう タケル)
アマチュアの天文家で、城模型店の若い店主[26]。以前ガロガの円盤を目撃して以来、その脅威を訴えてきたが、誰も耳を貸さなかった。ガロガの起こした事件に巻き込まれた際に防人ファミリーと出会って以降、彼らとともにガロガと戦うようになる。普通の地球人だが、雑兵のシルバーガロガ相手なら互角以上に戦う。途中から防人ファミリーが超人であることを承知しているが、そのきっかけになった描写はない。また、制作順と放映順が変更されたことにより、ファイターの正体を承知したうえでの展開後に正体を知らない前提の台詞があるなど、作劇上の混乱が見られる。店の奥の棚には、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』に登場するヘリオス7号のカプセル部分のミニチュアが並べられている。
防衛軍

第4話でワルギルガーに対して出動したのが初登場。コンコルドに類似した三角翼の戦闘機と戦車隊から編成されている。戦車のミニチュアは市販のプラモデルを転用したものらしく、61式戦車に混じってV号戦車パンターIV号突撃砲の姿も見られる。

ミニチュア制作を担当した東宝美術の長沼孝は、ゲスト戦闘機は完全に任されていたため、自身の好みのプラモデルを改造していたと述べている[27]

登場ヒーロー

諸元ゾーンファイター
(巨大化時)
身長62 
m[1][8]
体重5万5千 t[5][8]
走行速度800 km/h
出身地ピースランド星[8]

ゾーンファイター(巨大化時)
ゾーンファイター(等身大)が[注釈 5]「ゾーンダブルファイト!!」のかけ声で二段変身した姿[1][8]。体長の40倍飛翔できるほか、300キロ先まで見える視力と常人の2倍の視力を持つ。外見上の変化は顔およびベルトのみで、それ以外の部分は等身大時と変わらない。主なエネルギー源は太陽光線を元にしたプロトンエネルギーであり[10]、そのエネルギー残量はバックルの部分に出現したゾーンメーターに表示される[8]。通常時ではゾーンメーターは青であるが、エネルギーの残量にしたがって「青→黄→赤」と変化し、赤の点滅になると残りの行動時間が110秒になってしまう[8][注釈 6]。ただし、ファイターのエネルギーは頭部の角飾りについているゾーンマーカー[28][注釈 7]からいつでも補給することができ、エンジェルとジュニアがゾーンマーカーから発する光線で直接補給するか、スモーキーを使ってゾーンマーカー自体を交換する「ゾーンマーカーチェンジ」によってエネルギーを回復させていた。なお、甚大なダメージを受けた場合は、たとえマーカーが青でも強制的に等身大に戻される。宇宙空間も飛行可能な能力を備えており、多彩な武器や技を駆使して恐獣と戦った。なお、キングギドラについては単独で撃退している。

デザインを担当した岡迫亘弘は、プロデューサーの衛藤公彦から「ウルトラマンに似たもの」と依頼されていた[20]

マスクの原型製作は、東宝の安丸信行によるもの[29][12]。主題歌レコードのジャケットなどには、NG版スーツの写真が用いられている[9]



流星ミサイルマイト[8][10]
一定のポーズを取り、「流星ミサイルマイト!」のかけ声とともに閃光を伴って両腕に装着される強力なランチャー。高い威力を誇るプロトンミサイルを発射し[8]、恐獣に致命傷を与える。片腕発射・両腕発射の2パターンがあり、飛行しながらの両腕発射も第25話で見せた。第1話から使用され、ほとんどの敵を葬った[注釈 8]。光線をフィルムに合成するのではなく、腕に仕込んだ花火を実際に発射しているのが特徴である。製作ナンバーの初期では発射時の効果音が異なったものになっている。発展技に、相手の肩を抱えて腹部に直接ミサイルマイトを撃つ「流星零距離ミサイルマイト」「流星ダブルアンチミサイルマイト」がある。

腕にミサイルを装着するという設定は、岡迫のアイデアによる[20]。また、光学合成を減らすための処置で、予算からの逆算でもあった[30]

流星プロトンビーム[10]
額のゾーンマーカーから発射する高威力の破壊光線。自らのプロトンエネルギーを収束して発射する光線で、ミサイルマイト以上の威力をもっているが、大量のエネルギーを消費するためにファイターのエネルギーが充分に残っている場合のみ使用できる。また、使用後は著しくエネルギーを消耗してしまう。主にとどめの一撃として使用される。初使用は第4話で、スパイラーに対して用いた。基本的には一定のアクションの後に光線が放たれるだけだが、第15話では派手なオプチカル効果を用いた全身発光の描写もみられた。この能力はエンジェルとジュニアも持っており、第2話でデストロキングの片方の頚部を切断した。
流星スライスショット[10](別称・流星スライスチョップ)
手から発射する赤いくさび型のカッター光線。敵の首や武器を切り落とすのに使った。初使用は第3話の対ドロラ戦。
流星風車(りゅうせいかざぐるま)
空中で高速回転し、その回転力を利用して敵に強烈なフライングパンチを加える技。番組の中盤で特に多用された。
流星ゾーンバリヤー
両手で虹色の輪郭を描いて作り出す防護壁。第4話でワルギルガーの攻撃を防いだ。
流星反射バリヤー
流星ゾーンバリヤーよりカバーできる面積は狭いが、相手の放った光線をそのまま撥ね返すことが可能な強化バリヤー。ゾーンバリヤーと同じ方法で作り出されるが、形状はより複雑な盾型である。第6話のキングギドラ戦で、引力光線を跳ね返した。
ゾーンバリヤー
等身大時のファイターがゾーングレートの助言でとっさに出した技。全身を赤いバリヤーで包み込む。
流星ゾーンスライス
ガンダーギラスの両腕を切断した。
流星スライスショット(ワイド)
横切りの大型赤色カッター光線。ゲルデラーの首を切断して倒した。
流星ジェット[1]


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