法政大学
旧江戸城外堀から望む
市ヶ谷キャンパス
大学設置1920年
創立1880年
学校種別私立
設置者学校法人法政大学
本部所在地東京都千代田区富士見二丁目17号1番
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分44.3秒 東経139度44分26.4秒 / 北緯35.695639度 東経139.740667度 / 35.695639; 139.740667
法政大学(ほうせいだいがく、英語: Hosei University)は、東京都千代田区富士見二丁目17番1号に本部を置く日本の私立大学。1880年創立、1920年大学設置。大学の略称は法大(ほうだい)。 法政大学は、1880年4月設立の東京法学社(のち東京法学校)[1] および1886年設立の東京仏学校を前身とする、私立総合大学である。現総長は廣瀬克哉。 明治初期の頃、近代国家にふさわしい制度づくりの必要性や、自由民権運動が高揚する時代背景などから、近代的な法治システムや権利義務等を教育する、フランス法系の私立法律学校として創設された。これは法学部へと発展した日本最古の私立法律学校である[2]。 また、1920年に大学令準拠の旧制私立大学に昇格した一校であり、東京六大学の一校でもある(東京六大学野球連盟も参照)。現在では、15学部・大学院17研究科を擁する総合大学となっており、スーパーグローバル大学に選定されている[3]。 本部キャンパスは、東京都千代田区に所在する。旧江戸城外堀や皇居、北の丸公園、靖国神社付近に立地しており、都心の緑地に囲まれている。昭和期には郊外へと校地を広げ、現在は東京都内の市ケ谷・小金井・多摩に3キャンパスを有する。 一般入試の実志願者数では、2019年・2020年・2022年に日本一となっている[4]。 創立者のほかに、初代教頭のギュスターヴ・エミール・ボアソナード (Gustave Emile Boissonade) と初代総理(総長)の梅謙次郎を学祖とする。 建学以来「自由な学風と進取の気象」を校風としている。「自由と進歩」は1880年の「東京法学社開校ノ趣旨」に述べられており、「進取の気象」は法政大学校歌に謳われている。 また、戦後これらの伝統にヒューマニズムの精神を加味した3つの指針「独立自由な人格の形成」、「学問を通じたヒューマニティの昂揚」、「日本人の社会生活の向上に寄与する人材の育成」を定めている。 その後、「開かれた大学、開かれた精神」や「自立型人材の育成」を基本理念としながら、大学運営を行ってきた。そして、2016年に大学憲章を定めたうえで、次のようなミッションを掲げている[5]。 「 1. 本学の使命は、建学以来培われてきた「自由と進歩」の精神と公正な判断力をもって、主体的、自立的かつ創造的に、新しい時代を構築する市民を育てることである。 前身の東京法学社は、私立法律学校特別監督条規に基づいて帝国大学総長の監督下にあった、日本最古の私立法律学校として知られる。五大法律学校の中でも最も早く設立されたものであり、これが現在の法学部のルーツである[2]。 また、経済学部が東京帝国大学や京都帝国大学そして慶應義塾大学に次いで4番目に設立され(1920年)[注釈 1]、経営学部も神戸大学や明治大学に次いで3番目に設立されており、多くの伝統学部が存在する。
概説
大学全体
ボアソナード博士像。1934年フェリックス・ベヌトー
梅謙次郎文化人切手。1952年郵政省発行。昭和以前に切手の題材となった唯一の日本人法学者。
理念・目的
自由な学風と進取の気象
2. 本学の使命は、学問の自由に基づき、真理の探究と「進取の気象」によって、学術の発展に寄与することである。
3. 本学の使命は、激動する21世紀の多様な課題を解決し、「持続可能な地球社会の構築」に貢献することである。」
教育・研究