1条「旅には意味がある」 - 外国の文学を読むということは、作品が旅をしているということ。旅というのは、行く前と行った後では自分が少しだけ変わる体験をする。外国の文学を読むということは旅をするということ。
2条「多様性はいいことだ」 - 世界文学には、差異と多様性が満ちている。自分の考えと違う考え方が書かれたものが読める。そのことに触れることのよさがある。たとえそれが原文でなくても、翻訳を通してでもどんどん読めばいい。
3条「翻訳は豊かにする」 - 世界文学全集というのは、一種のカノン = 聖典、つまり、ある時代に読むべき価値のあると認められた作品群である。翻訳が二次的な偽物という限界もあるけれど、ある国の領域を越えて外に出ていき、そこで新しい読者と出会う機会を与えてくれる力がある。
出典^ “ ⇒未知谷 特別企画”. Michitani. 2018年8月7日閲覧。
^ 池内紀 編『日本の名随筆 奇書』作品社、1995年3月、著者紹介頁。ISBN 4878938692。
^ a b c d e 沼野 充義Mitsuyoshi Numano - 名古屋外国語大学
外部リンク
東京大学文学部・大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室
Mitsuyoshi Numano (@MitsuNumano) - X(旧Twitter)(2015年5月16日 17時47分51秒 - )
教員紹介 。大学概要 。名古屋外国語大学 / NUFS:NAGOYA UNIVERSITY OF FOREIGN STUDIES
先代
袴田茂樹日本ロシア・東欧研究連絡協議会代表幹事
2014年(平成26年) - 2017年(平成29年)次代
林忠行
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