「コンプティーク」などの雑誌にコラムを連載したり、テレビに関する著作を持つなどライター活動も行なっている。1989年にトーワチキより発売されたファミコンのアドベンチャーゲーム『アイドル八犬伝』で、テーマソング『キミはホエホエ娘』の作詞を手がけた。この曲は、アイドルポップス的なキャッチーなメロディに支離滅裂な歌詞を乗せたもので、いわゆる「電波ソング」としてゲームファンの人気を集め、2007年発売の桃井はるこのアルバム『ファミソン8BIT』ではボーカル曲としてカバーされている[注 1]。
1990年代初期には、フジテレビ系のテレビドラマ『世にも奇妙な物語』の監督も数作品するようになった。番組初監督作品である「廃校七番目の不思議」は、当時スタッフ間でタブーだった“学校の怪談物”を敢えて用いた異色作でもあり、その後も普段とは一風変わった作品を作り出し話題を呼ぶ。
ウルトラシリーズの猛烈なファンとして知られ、本放映当時から雑誌等の切り抜きを集めたスクラップブックを編纂、現在も所有している。その造詣の深さは、怪獣の写っていないスチール写真の背景を見ただけでどの話数か判別がつくほどと言われる[2]。実相寺昭雄監督との親交は公私に渡っており、自作『いかレスラー』などでは監修や題字を依頼している。ウルトラシリーズ自体との関わりとしては『ウルトラマンティガ』の第13話「人間採集」の脚本の共同執筆、ショートアニメ『怪獣酒場 カンパーイ!』の監督等がある。
ビートたけしを尊敬しており、『ギララの逆襲』に登場する「タケ魔人」のアフレコという形で実現した。当初は、たけしが着ぐるみを着てタケ魔人を演じるというプランも検討された。
2008年、ヴェネツィア映画祭「ミッドナイト部門」に『ギララの逆襲』が正式招待された。
2010年、東京都中野区にBar「ルナベース」を開店。関連映像ソフト・ゲームを発売。同店は2017年1月からはレンタルイベントスペースとして営業している[3]。
2012年1月、『それいけ!電エース』がキッズステーションにて放送。同シリーズは2014年からクラウドファンディングで製作費を集めて製作を継続している。
2015年5月10日、56歳にして19歳年下の一般人女性と結婚した[4]。
作品
監督作品
エスパレイザー(自主映画 1983年)
イキナリ若大将(自主映画 1985年)
キリヤマ(自主映画 1986年)
地球防衛少女イコちゃん(1987年)
地球防衛少女イコちゃん2(1988年)
電エース(1989年)
バンダイビデオマガジン電影帝国に収録。
江口寿史のなんとかなるでショ!(1990年)
地球防衛少女イコちゃん 大江戸大作戦(1990年)
サルでも撮れるテレビ番組(1992年)