没官
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脚注^ 例えば、中世後期に宝鏡寺領となったことから宝鏡寺文書に所収されることになった「一条富小路家地売券案」の中に某事件(欠字)に関連して某僧都(所属寺院部分欠字)より検非違使が没収した当該地が養和元年(1181年)に左看督長個人の所有になったことが知られている。なお、年次とそれまでの伝領経路より、某事件は以仁王の挙兵、某僧都は同事件で追討された園城寺の僧とみられている(渡邉俊「使庁と没官領-〈宝鏡寺文書〉所収売券案の考察-」『中世社会の刑罰と法観念』(吉川弘文館、2011年) ISBN 978-4-642-02899-8 (原論文は2005年))。
参考文献
小林宏「没官」/義江彰夫「没官領」(『日本史大事典 6』(平凡社、1994年) ISBN 978-4-582-13106-2)
利光三津夫「没官」/亀田隆之「没官田」(『国史大辞典 13』(吉川弘文館、1992年) ISBN 978-4-642-00513-5)
水本浩典/川本康「没官」(『日本歴史大事典 3』(小学館、2001年) ISBN 978-4-09-523003-0)
島善高「没官」/橋本義彦「没官領」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)
長谷山彰「没官」(『歴史学事典 9 法と秩序』(弘文堂、2002年) ISBN 978-4-335-21039-6)
関連項目
連坐
平家没官領
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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