沙粧妙子-最後の事件-
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死体は首吊り自殺した梶浦だと思い込んだ梶浦の母・梶浦 信子により、川越の山中に埋められていた。プロファイリングチームに在籍中、死体を噛む殺人者との接見中に誤って噛み付かれたことから、右手に縫合跡があった。
その他
宮原 理江
演 -
飯島直子松岡の恋人。都内の予備校の事務員。実家住まいだが松岡とは結婚前提の付き合いであるため、アパートでよく食事の支度をしては、松岡の帰りを迎える。松岡の愚痴を聞いては、明るく励ます。
沙粧 美代子
演 - 黒谷友香東京美術大学に在校する美大生。沙粧の妹。沙粧に近付こうとした谷口に渋谷でナンパされて以降、沙粧の弱味として、何かと狙われるようになってしまう。
- 帰還の挨拶 - (スペシャル)
現在では結婚し、妊娠中。変わらず殺人事件が付き纏う姉を心配するが、沙粧の弱味として再び警察の保護下に置かれることになる。
谷口 光二〈20〉
演 - 香取慎吾第1の爪剥ぎ連続殺人犯。当初は、殺害後に右手の小指の爪を剥ぐ猟奇殺人犯の最後の犠牲者にして、唯一の生還者を装っていたが実行犯であった。梶浦らしき真犯人によって、外見から人格まで変身する術や殺人術のマニュアルを与えられ、沙粧へのアピールとして犯行を繰り返すと同時に、梶浦を名乗って自ら美代子にも接近する。最期は赤バラの花束を抱え、ホテルのプールへ投身自殺してしまう。
北村 麻美〈27〉
演 - 国生さゆり第2の連続毒殺犯。マーケティングリサーチ会社の営業部員。筋弛緩剤アコニチンのカプセルを、体目当てに近付く若い男性に与えて毒殺する。梶浦らしき真犯人を愛するあまり、性的なコンプレックスにつけこまれているとも気付かず、言われるがままに快楽殺人を犯すが、やがて嫉妬から沙粧を攻撃。そのズサンな手口により、真犯人に切り捨てられたショックから暴走した後、最期は田辺刑事の拳銃を奪って自殺。
日置 武夫〈18〉
演 - 柏原崇第3の連続殺人犯。自動車修理工場に住み込みで働いていた少年。軍事用マニュアルに載っていた凶器を自作し、法の目を逃れて社会で暮らしている悪人を処刑してゆく。終始無表情で、人を小バカにした発言ばかりだったが、2人目の殺害時に出逢った家出少女―早瀬 直美に恋したことで洗脳が緩み、供述を始める。
向山 辰也
演 - 塩見三省日置をマインドコントロールしていた精神科医。真犯人から入手したマニュアルで日置を殺人者に仕立て上げ、指示したターゲットを襲わせる一方、警察に匿名で通報。残るターゲットに知らせて強請りをしようとしたが、真犯人に騙されて焼死させられてしまう。
加山 宏美
演 - 根岸季衣当初、第1の爪剥ぎ連続殺人の犯人とされた、飲食店経営者の男の妻。家宅捜索の折に沙粧に詰め寄られた後、口に赤バラの花びらを入れられてホテルで死んでいたのを、謎の電話に呼び出された沙粧達に発見される。かつてのパート中のプレス機での怪我で、右手小指の爪が潰れている。
秋元 早苗〈35〉
演 - 松田美由紀谷口 光二の15歳年上の姉。5年前に結婚し、家を出ている。
梶浦 信子
演 - 佐々木すみ江梶浦の母。現在は老人ホームで暮らし、梶浦の調査でやって来た矢田刑事達にも、認知症により曖昧な発言しかしない。が、突然名指しで呼び付けた沙粧に、梶浦の死を語った。
星野 辰雄
演 - 入江雅人北村 麻美とかつて同棲していた、元恋人。
村川 健司
演 - 今井雅之インテリアデザイナー。向山の恋人。真犯人に繋がる証拠を隠した貸し金庫の鍵を向山から託され、沙粧へ渡した。
常本 拓也
演 - 西村雅彦日置の3人目のターゲット。
早瀬 直美〈15〉
演 - 広末涼子売春組織の首謀者宅に監禁されていた、家出少女。日置に助けられた際に恋心を抱く。
両角 定男
演 - 山崎一
宮原 八重子
演 - 木村翠理江の母。
宮原 安一
演 - 織本順吉寡黙な理江の父。刑事と結婚したことで苦労した女性を知っているため、松岡と理江の結婚を案じている。
- 帰還の挨拶 - (スペシャル)

柴田理恵(長野県警の電話取次ぎの婦警)・吹越満も出演している。
竹本 哲夫
演 - 高橋克典東京大学法学部卒業のエリート新米刑事。高坂の命で、沙粧の警護・監視をすることになる。ボクシングが得意。連続する模倣事件により、恋人―千野 菜緒子共々、事件に深く関わっていくことになる。
吉村 良明
演 - 伊武雅刀現在の沙粧の担当医。吉村メンタルクリニックの精神科医。患者と恋愛関係になる治療法を、数々の女性患者に用いているとの噂の精神科医。吉村が知るどんな治療法も通用しない、心理学のエキスパートである沙粧の病を治すことに執着する。
中原 彩香
演 - 杉本彩吉村の患者の1人。沙粧と同じ陶芸教室に通い、いつも棒キャンディーを口にしている。
麻生 萌子
演 - 中谷美紀吉村の患者の1人。
成瀬 篤
演 - 森本レオ沙粧が寄宿する部屋の管理人。アンティークショップのオーナー。実は高坂の命令で、嫌々ながらも沙粧を監視する前科者。
百合岡 貞嗣
演 - 草g剛スタンガンで弱らせ、じわじわ殺す連続婦女暴行犯。
千野 菜緒子
演 - 秋本祐希竹本の恋人。ごく普通のOLで、竹本が刑事であるということに対して深く考えていない。連続する模倣事件で、かつての松岡の事件になぞらえられる危険性から、捜査1課による徹底した監視下に置かれることになる。
スタッフ

脚本 -
飯田譲治

音楽 - 岩代太郎

演出 - 河毛俊作・田島大輔・落合正幸

主題歌 - ロッド・スチュワート「LADY LUCK」

挿入歌 - マドンナラ・イスラ・ボニータ」、ポーティスヘッド「SOUR TIMES」

プロデューサー - 和田行森谷雄(スペシャルは、山口雅俊・長尾恵美子)

制作 - フジテレビ

受賞歴

第1シリーズ(1995年)

第6回
ザテレビジョンドラマアカデミー賞

監督賞(河毛俊作、田島大輔、落合正幸)

撮影賞

キャスティング賞



放送日程
連続ドラマ

話数放送日サブタイトル演出視聴率
第1話1995年7月12日笑わない女河毛俊作17.8%


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