全身を水に浸し潔めることは tevilah (????????)と言う。手を水で潔めることはnetilat yadayimと言う。「en:Ritual washing in Judaism
」も参照洗礼として知られる。イエス自身もヨルダン川でヨハネ(「バプテスマのヨハネ」)により洗礼を受け[7][8]、神の御霊が鳩のように自分の上に降りてくるのを見[7][8]、天の声が響き「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者だ」と言った、とされる[7][8]。 イスラム教では、沐浴をグスル
イスラム教圏
日本の神道には、滝や川でけがれを祓う禊ぎや垢離がある。神社の境内にある手水舎で行う、手洗いや口すすぎも禊ぎ・沐浴の一種と考えられる。
日本に仏教が伝来すると各地に寺が建立され、寺には沐浴の施設として温堂や浴堂が建築され、僧侶自身は勿論のこと、貧しい人々や病人・囚人らを対象として浴室を開放して入浴を施す施浴などがおこなわれた。
次第に仏教の温浴が宗教上の沐浴から切り離され俗化されて、入浴という風習にもつながった。「斎戒沐浴」。
11世紀には、海水での沐浴と思われる「しほゆあみ(潮浴・汐浴)」という言葉が書物に現れる[9]。
関西には、旧暦6月14日に住吉大社前にあった長狭浦の海水を浴びると無病息災で過ごせるという信仰が江戸時代にあり、夏の風物詩として人々が海水に浸かる様子が『摂津名所図会』などに描かれた[10][11]。「住吉の泥湯(潮湯)」と呼ばれ、明治に入ってからも、住吉大社の神輿渡御の前後数日の間に長狭の浦に身を浸せば腫物が治ると信じられ、1日に何百人という老若男女が沐浴した[12]。
脚注[脚注の使い方]^ a b c ブリタニカ百科事典「沐浴」
^ アルヴ・リトル・クルーティエ 『水と温泉の文化史』武者圭子 訳、三省堂、1996年、ISBN 4385355037、pp.82-84
^ NHK BSプレミアム 名作選 HVスペシャル「大沐浴 ?インド・3000万人の祈りの日」2014年6月11日 再放送
^ この地では水葬や火葬も行われる。
^ “世界最大の宗教祭、ヒンズー教「クンブメーラ」始まる”