池袋駅
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有楽町線 - 駅番号はY 09[4]

副都心線 - 駅番号はF 09[4]

JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は山手線赤羽線の2路線であり、山手線を所属線としており、赤羽線は当駅が起点となっている。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。

一般列車の運転系統としては次の3系統が停車し、旅客案内では以下の系統名称で案内されている。

山手線:新宿方面 - 当駅 - 田端方面の電車線を走行する、環状線としての山手線電車

埼京線:新宿駅方面の山手貨物線と、赤羽線とを直通運転。現在は旅客案内において「赤羽線」の呼称は使用されない。新宿駅経由でりんかい線相鉄線、赤羽駅経由で川越線に直通する。

湘南新宿ライン:新宿方面 - 当駅 - 田端信号場貨物駅間の山手貨物線、田端信号場貨物駅 - 赤羽方面の東北貨物線を走行。1988年より当駅発着の東北線(現在は「宇都宮線」で案内)・高崎線列車として乗り入れを開始し、2001年より新宿駅経由で東海道線横須賀線へ直通する現在の形態となった。

埼京線と湘南新宿ラインの当駅 - 大崎駅間は同一線路(山手貨物線)を使用し、平行ダイヤで運転される。

JRの特急列車はすべて湘南新宿ラインと同じルートを経由して当駅に乗り入れており、新宿駅起点で東北本線を経由して東武日光線へ直通する「日光」「スペーシア日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」のほか、高崎線に直通する「あかぎ」の新宿駅発着系統が停車する。

東京メトロは丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3路線が乗り入れている。有楽町線と副都心線の小竹向原駅・和光市駅方面の列車は東武東上線と西武有楽町線・西武池袋線と直通運転しており、副都心線の渋谷駅・横浜駅方面の列車は東急東横線みなとみらい線と直通運転を行っている。両線は当駅以西和光市駅方面は運賃計算上同一路線扱い、新木場駅・渋谷駅方面は運賃計算上当駅で分岐する[注釈 1]
構想のある路線

豊島区による
グリーン大通りへのLRT超低床式路面電車を想定)新設。

2004年、「池袋副都心再生プラン」の一環として、東口から都電荒川線雑司ヶ谷東池袋四丁目サンシャインシティへのルート案が発表された[5]。しかし、多額の建設費に対して2.1kmと短い路線への需要の少なさや道路交通との兼ね合いや車両基地の問題等があり、完成時期が遅れている[6]



池袋・竹ノ塚新線

歴史
JR東日本明治期の池袋駅池袋駅周辺の白黒空中写真(1963年6月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1885年(明治18年)の日本鉄道品川線開業時には当地は純然たる農村部であり駅は設置されなかった。その後目白駅田端駅を短絡する豊島線(田端 - 巣鴨 - 雑司ヶ谷〈未成〉 - 目白、開業時には山手線に編入)が計画されるが[7][8]、目白駅は地形から将来的な拡張に支障が予想されたため池袋駅を設けて接続するように変更された[9][10]

1902年明治35年)5月10日日本鉄道品川線に池袋信号所が開設される。

1903年(明治36年)4月1日:信号所が駅に昇格して池袋駅が開業。旅客営業のみ。同時に豊島線 当駅 - 田端間が開通。

1906年(明治39年)

10月23日:貨物の取り扱いを開始。

11月1日鉄道国有法により国有化。


1909年(明治42年)10月12日線路名称制定により山手線の所属となる。

1945年昭和20年)4月13日太平洋戦争中に空襲に遭い駅舎が全焼、近隣の運輸通信省(当時)池袋電車区内を含めて留置していた電車151両・客車13両・貨車123両・機関車2両が全焼。

1956年(昭和31年)11月18日:南側に山手線・赤羽線・東武鉄道との乗換専用跨線橋を設置[新聞 1]


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