江名鉄道
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江名は市街地から南にやや離れた所にあり、旅客ホーム、貨物ホーム、入換線、機廻線、ピットなどがあった。

停は停留所。距離は経路図参照。

栄町(停、さかえまち)- 水産高校前(停、すいさんこうこうまえ。旧下神白、しもかじろ)- 永崎(ながさき)- 馬落前(停、もうじまえ
[9])- 中之作(停、なかのさく)- 江名(えな)

運転

自社車両を持たず、すべて小名浜臨港鉄道の車両により運転された。栄町駅からそのまま乗り入れ、旅客列車12往復、貨物列車は2往復(後に減って1往復)であった。貨物列車は当初は蒸気機関車牽引であったが、貨物が少ない場合には気動車貨車をつけて運転された。
輸送実績

年度輸送人員(千人)貨物量(トン)
195836124,382
196335715,370


私鉄統計年報各年版

脚注[脚注の使い方]^ おやけこういち『小名浜鉄道往来記』1994年、26頁
^ 高井 (1966) によるが、『地方鉄道及軌道一覧 : 附・専用鉄道. 昭和10年4月1日現在』では4月15日及び7月26日開業、『鉄道院鉄道統計資料. 大正5年度』は4月17日開業と記載している。
^ 4月15日に運輸営業の許可証が交付されたが、踏切敷板不足の箇所、道路拡張未済の箇所の改善という条件付きのため4月17日に開業。また3月14日付で終点延長の認可申請をしており7月26日に開業(おやけこういち『小名浜鉄道往来記』1991年、26頁)
^ 『鉄道院年報. 大正3年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 『日本全国諸会社役員録. 第24回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 「軌道特許権譲渡」『官報』1918年9月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 「軌道特許取消」『官報』1936年12月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 「軌道ヲ地方鉄道ニ変更許可」『官報』1939年6月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 高井 (1966) は本文中で「もうじまえ」、表-2停車場一覧中で「まうじまえ」としている

参考文献

高井薫平 (1966). “小名浜臨港鉄道”.
鉄道ピクトリアル No. 186 (1966年7月臨時増刊号:私鉄車両めぐり7): pp. 8-9, 40-51. (再録:鉄道ピクトリアル編集部 編『私鉄車両めぐり特輯』 2巻、鉄道図書刊行会、東京、1977年。 )

吉川文夫 著「昭和52年5月1日現在における補遺」、鉄道ピクトリアル編集部 編『私鉄車両めぐり特輯』 2巻、鉄道図書刊行会、東京、1977年、補遺2-3頁。 


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