『ターミネーター2』(フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』版)など幾つかの作品で吹き替えを担当したロバート・パトリックと2015年にハリウッド・コレクターズ・コンベンションで対面している[64]。
同業者からは台本への書き込み量の多さでも知られる[37][44]。 アドリブに関して、ゲームなどではリアルな会話にするため空白部分を埋める目的と役のイメージを補強するために[65]、吹き替えでは、元のセリフだと見ている人に作品の本当のニュアンスが伝わらないようなときや[9]、ニュアンスを出し、人物造形を明確にして臨場感を出すために入れているという[9][12]。 またアドリブを入れるときの秘訣を聞かれたときには、不要ならばアドリブ部分を編集で消してもらう気持ちで、恐れずに入れることだと答えた[65]。共演することが多い堀内賢雄によると、『宇宙船レッド・ドワーフ号』の吹き替えでは各声優が音響監督の向山宏志と演技や考えたギャグなどキャラに合った台詞への修正、アドリブの方向性を話し合っていたがその中でも江原は一番回数が多かったといい、多忙のため別録りだった山寺宏一を除いたメンバーでの収録時に向山と江原が毎回長く話し合っていたため、堀内は度々待たされていたと話した[66][67]。江原自身は台詞を変更することについて相談した結果、音響監督からは「10年早い」などと言われ、全部元に戻すよう指示されたり[12][37][66]、何も言われなくても作品を見たら全てカットされていたこともあったと述べた[60]。
アドリブについて