歴史的に華僑を多く輩出している土地であり、海外との交流が密接である。海外にいる華僑、華人及び香港、マカオ、台湾に居住している出身者は335万人を数え、世界40か国余に広がっている。とりわけ、タイ王国に在留している出身者が多い。これらの地域との独特の地縁を生かして、汕頭は対外開放初期から力を発揮してきた。友好都市としては、日本の岸和田市、カナダのセント・ジョン市、大韓民国の平沢市と提携している。 6市轄区・1県を管轄する。 汕頭市の地図 この節の出典[3][4]
行政区域
市轄区:
金平区・濠江区・竜湖区・潮陽区・潮南区・澄海区
県:
南澳県
竜湖区金平区濠江区潮陽区潮南区澄海区南澳県
年表
汕頭市(第1次)
1949年10月1日 - 中華人民共和国広東省汕頭市が発足。一区から六区までの区が成立。(6区)
1951年9月19日 - 市内行政区域の再編により、一区から五区までの区が成立。(5区)
1951年10月 - 潮汕専区澄海県の一部が五区に編入。(5区)
1952年11月 (4区)
三区・四区が合併し、三区が発足。
五区が四区に改称。
1955年2月 - 四区の一部が分立し、五区が発足。(5区)
1956年1月4日 - 汕頭市が汕頭専区に編入。
汕頭地区
1956年1月4日 - 汕頭市、潮州市、粤東行政区
1956年9月 - 饒平県の一部が大埔県に編入。(2市15県)
1956年11月26日 - 興寧県の一部が江西省?南行政区
1958年5月 (2市15県)
澄海県・潮陽県の各一部が汕頭市に編入。
潮陽県の一部が普寧県に編入。
1958年10月 (2市15県)
潮陽県の一部が恵来県に編入。
饒平県の一部が潮安県に編入。
1959年3月22日 (1市9県)
澄海県が汕頭市に編入。
潮州市が潮安県に編入。
蕉嶺県が梅県に編入。
平遠県が興寧県に編入。
豊順県が大埔県に編入。
南澳県が饒平県に編入。
恵来県が普寧県に編入。
1959年3月31日 - 恵陽専区紫金県・海豊県・陸豊県を編入。(1市12県)
1959年11月 - 大埔県の一部(旧・豊順県の一部)が掲陽県に編入。(1市12県)
1959年12月 - 普寧県の一部(旧・恵来県の一部)が潮陽県に編入。(1市12県)
1960年9月30日 (1市14県)
饒平県の一部が分立し、南澳県が発足。
汕頭市の一部が分立し、澄海県が発足。
1961年3月1日 (1市14県)
潮陽県の一部が普寧県に編入。
普寧県・汕頭市の一部が潮陽県に編入。
1961年3月21日 - 汕頭市の一部が潮陽県・澄海県に分割編入。(1市14県)
1961年10月5日 (1市18県)
梅県の一部が分立し、蕉嶺県が発足。
興寧県の一部が分立し、平遠県が発足。
掲陽県・大埔県の各一部が合併し、豊順県が発足。
普寧県の一部が分立し、恵来県が発足。
1963年7月3日 - 紫金県が恵陽専区に編入。(1市17県)
1965年6月11日 - 汕頭市の一部が澄海県に編入。(1市17県)
1965年6月26日 - 梅県・大埔県・豊順県・蕉嶺県・平遠県・興寧県・五華県が梅県専区に編入。(1市10県)
1965年7月15日 - 掲陽県・陸豊県の各一部が合併し、掲西県が発足。(1市11県)
1970年 - 汕頭専区が汕頭地区に改称。(1市11県)
1974年12月12日 - 澄海県・潮陽県の各一部が汕頭市に編入。(1市11県)
1975年1月8日 - 潮陽県の一部が汕頭市に編入。(1市11県)
1975年2月 - 普寧県の一部が掲西県に編入。(1市11県)
1975年11月22日 (11県)
汕頭市が地級市の汕頭市に昇格。
恵来県の一部が潮陽県に編入。
1979年8月1日 - 潮安県の一部が分立し、潮州市が発足。(1市11県)
1983年12月22日
潮州市・澄海県・潮陽県・掲陽県・掲西県・普寧県・恵来県・饒平県・南澳県・潮安県が汕頭市に編入。
海豊県・陸豊県が恵陽地区