永瀬正敏
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誇りに思ってるのは“出会い”」であるという[2]Instagramでは、著名人、一般人との交流を自ら写真撮影したものが掲載されている。

仕事に対する思い

作品の内容さえ気に入れば規模や場所にかかわらず出演するというスタンスであり、1990年代以降の新しい映画俳優のあり方を確立した草分け的存在として評価されることがある。

近年は写真家として自作品を発表する機会が多い。これについて「祖父が写真師だった影響を受けているかも知れない」と語っている
[18]

転機となった『ミステリー・トレイン』の出演以降、現在まで活動の大半は自身が愛する映画への出演となっており、映画以外での演技について語られることは少ない。ただし本人がテレビドラマ舞台演劇などに対して否定的な意見を述べたことはほとんどなく、『ママはアイドル』に関しては「コメディの空気を学べた」と肯定的なコメントもしている。

評価

Twitch Filmのトッド・ブラウン(Todd Brown)からは、Masatoshi Nagase is one of the great unsung heroes of Japanese film, a hugely reliable character actor with seemingly unerring taste in projects who - despite a huge body of work - remains largely unknown by name.と評されている
[22]

日本人俳優として初めてカンヌで出演作が3年連続コンペティション部門にノミネートされた[23]

斎藤工は、「永瀬さんが今までされてきた仕事は僕の憧れ。永瀬さんはアジア映画のひとつの象徴であり、大いなるアイコンであると、なんだか勝手に誇らしくなっています」と述べている[24]

受賞歴

1991年度

第16回
報知映画賞 主演男優賞(『息子』『アジアンビート アイ・ラブ・ニッポン』『喪の仕事』)

第4回日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞(『息子』)

第65回キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞(『息子』)

第46回毎日映画コンクール 男優主演賞(『息子』『喪の仕事』『アジアンビート アイ・ラブ・ニッポン』)

第34回ブルーリボン賞 助演男優賞(『息子』)

第15回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『アジアンビート アイ・ラブ・ニッポン』『息子』『喪の仕事』)

第15回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(『息子』『喪の仕事』)

エランドール賞 新人賞(『息子』他)


1992年度

第7回高崎映画祭 最優秀主演男優賞(『死んでもいい』)


1996年度

第1回ニフティ映画大賞 男優賞(『罠』)

第20回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『学校II』)


1997年度

第21回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞(『誘拐』)


2004年度

第28回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『隠し剣 鬼の爪』)


2007年度

第29回ヨコハマ映画祭 助演男優賞(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)


2010年度

第20回日本映画批評家大賞 主演男優賞(『毎日かあさん』)


2015年度

第7回TAMA映画賞 最優秀男優賞(『あん』『KANO?1931海の向こうの甲子園?』)[25]

第37回ヨコハマ映画祭 主演男優賞(『あん』)

全国映連賞 男優賞(『あん』)



2016年度

台湾ツーリズムアワード/台湾観光貢献賞



2017年度

芸術選奨文部科学大臣賞 映画部門(『」『パターソン』)


2022年度

ニッポン・コネクション - Japan film festival(ドイツ)the NIPPON HONOR AWARD 2022(名誉賞)


出演

[26]
映画
日本映画

ションベン・ライダー(1983年、東宝相米慎二監督作品) - ジョジョ 役 ※デビュー作

みゆき(1983年、東宝・井筒和幸監督作品) 若松真人 役

THE MODS 夜のハイウェイ(1985年、EPIC・ソニー・渡辺寿監督作品、劇場未公開) - 雄二 役

メロドラマ(1988年、小澤啓一監督作品)

バカヤロー!3 へんな奴ら 第4話「クリスマスなんか大嫌い」(1990年、松竹山川直人監督作品) 岡嶋正 役

喪の仕事(1991年、君塚匠監督作品)

アイ・ラブ・ニッポン - アジアン・ビート 日本篇(1991年、天願大介監督作品)


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