子供の頃から絵や音楽が好きだったが、中学時代に演劇部の友人が多く学校演劇などを観に出かけて芝居に興味を持った[13]。しかし人前に出ることが苦手だったため、自分でやろうとは考えておらず、美術部で油絵、七宝焼きなどを製作していた[13]。
中学生の頃、声優という職業があることを知り、高校時代に養成所に通い始める。高校時代はコーラス部と文芸部に所属していた[13]。高校時代に神戸市へ転居。高校卒業後に声優の勉強を本格的に始めようとしたが、親の猛反対を受ける。
ひとまず園田学園女子短期大学[2]部幼児教育学科に通いながら、東映俳優養成所の大阪校に入所していた。卒業後、何とか親を説得し、東京に移住。その後東京アナウンス学院放送声優科を卒業し、江崎プロモーション(現・マウスプロモーション)付属俳優養成所を経て、江崎プロモーション(現・マウスプロモーション)に所属。1992年、読売テレビ製作のテレビアニメ『コボちゃん』で声優デビュー[9]。江崎プロモーションに入ったのは、その約2年後の1994年である[14]。
1995年放送のテレビアニメ『愛天使伝説ウェディングピーチ』の主人公「花咲ももこ(ウェディングピーチ)」役で一躍有名になった[4]。なお、ウェディングピーチで有名になる前は、アニメよりも洋画や海外ドラマの吹き替えの仕事のほうが多かった。
1997年からは同じマウスプロモーション所属の小島幸子、増田ゆきとChiffons(シフォン)というグループを結成[14]。
2018年7月1日に俳優の橋本禎之と結婚した[7]。 声優としては、アニメ、外画吹き替え、ゲームなど幅広く活躍している[12]。 男の子からお姉さん役まで演じる[15]。 弟がいる[16]。 特技はピアノの演奏[6]。資格は日本語教育能力試験[6]。方言は関西弁[6]。 トレーディングカードゲーム『アクエリアンエイジ』では、氷上自身が声を演じたうさだヒカル(ラ・ビ・アン・ローズ)と、まじんがっぱ(共に『デ・ジ・キャラット』の登場キャラクター)の絵も担当している。さらに、シーラ・シェフィールド役を演じた『悠久幻想曲』に関連して、『悠久幻想曲 2nd Album』の小説版には、この小説の作者のたきもとまさし
人物・エピソード
短大時代に幼児教育を専攻した理由は、「絵も歌もお芝居も全部出来そうだったから」と話している[9]。
ゆきのさつきとは、東京アナウンス学院時代の同期生である[17]。
ブロッコリーから誕生した声優ユニット「D.U.P.」などのメンバーの1人でもある[18]。当初はラ・ビ・アン・ローズの役もオーディションで選ばれる予定であったが、ブロッコリー主催のデ・ジ・キャラット新人声優オーディションで、ドン・マッコウと共に司会進行を務めていた氷上に真田アサミと沢城みゆきの教育係として、ラ・ビ・アンローズ役を任された(なお、デ・ジ・キャラットでデビューした沢城は後に氷上と同じマウスプロモーション所属となる)。 太字はメインキャラクター。
出演
テレビアニメ
1992年
コボちゃん(1992年 - 1994年、白川、小池アキラ、ウェイトレス 他)
幽☆遊☆白書(1994年 - 1995年、草雷; 霊界特別防衛隊)
1994年
クッキングパパ(女子事務員)
BLUE SEED(1994年 - 1995年、晶子)
魔法陣グルグル(グリエル)
1995年
忍たま乱太郎(海女C)
モジャ公(ピロロ、ユミー)
NINKU -忍空-(1995年 - 1996年、結花、美里、曲芸娘)
とっても!ラッキーマン(目立真千子)
愛天使伝説ウェディングピーチ(1995年 - 1996年、ウェディングピーチ / 花咲ももこ)
ふしぎ遊戯(女子B、娘娘A)
十二戦支 爆烈エトレンジャー (1995年 - 1996年、クリーム、姉[注 1]、珠献)
ストリートファイターII V(子供のリュウ)
行け!稲中卓球部(審判、女教師)
闘魔鬼神伝ONI[19](1995年 - 1996年、もえぎ)
1996年
VS騎士ラムネ&40炎(カカオ[20])
それいけ!アンパンマン(さくらちゃん、みょうがちゃん)
クレヨンしんちゃん(女)
B'T-X(ナーシャ)
セイバーマリオネットJ(ジェミニ)
1997年
魔法少女プリティサミー(樋香里)
HAUNTEDじゃんくしょん(青はんてん)
マッハGoGoGo(ハンナ)
HARELUYA II BOY(レイラ、シスター)
ポケットモンスター(エリカ)
アニメがんばれゴエモン(土屋明日香)