水晶髑髏
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ちなみにフランスケ・ブランリ美術館が所蔵する水晶髑髏は、ブラジル産の原石を使って19世紀後半にドイツで作られた物であることが2008年4月に判明した[5]
レインボー・スカル
2006年に日本に運ばれ、テレビ朝日系「ドスペ!古代ミステリー秘宝殿」で放送された際にスタジオに登場した。
ETスカル
フロリダに住む人物が所有。前頭葉と上顎が突き出しているためこのように呼ばれる。
マックス・スカル
テキサス州ヒューストンに住む人物が所有。古代マヤ時代の僧官が使用していたものを伝承したとされた。
シャ・ナ・ラー・スカル
サンフランシスコに住む人物が所有。1959年にメキシコの山中で発見したと主張しているが、この人物はパスポートなどの証拠提出は拒否している。
マヤ・スカル
グアテマラで発見され、マヤの神官が所有していたとされているが、発見場所の記録や神官が所有していた証拠は何もない。
アメジスト・スカル
紫水晶で作られた髑髏。現在行方不明。
ローズ・スカル
薔薇水晶で作られた髑髏。メキシコで発見されたとされている。下顎骨部分が取り外し可能。
カース・スカル
スミソニアン博物館所蔵。内部が空洞なのが特徴。1996年の調査で19世紀の偽物と判定され、その後X線回折を用いた調査によりカーボランダムによる加工痕を確認したことから、1950年代以降に作られたものと考えられている[6]

ほかに

57ポンド・スカル

ヘルメス・スカル

イカボッド・スカル

マドレ・スカル

マハサマトマン・スカル

など。
オカルトでの人気

オカルト本等では「現代の技術をもってしても再現不可能なオーパーツ」として度々紹介された。

「中南米の古代文明期に製作された水晶のドクロが世界中に全部で13個あり、全部を集めてマヤ暦の最終日である2012年12月21日に1列に並べると強大な力を発揮し、世界の崩壊を防ぐ」といった2012年人類滅亡説と関連したネタもあった[3]
水晶髑髏を題材にしたフィクション

「The Crystal Skull」 1996年に
マクシス社から発売されたアドベンチャーゲーム[7]

2008年公開の映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では、この水晶髑髏をめぐって考古学者インディアナ・ジョーンズらとソ連軍が争奪戦を繰り広げる。

スプリガン 第6章「水晶の髑髏」。

ギャラリーフェイク メキシカン・センチメンタル・ジャーニー part1?part5。単行本29巻収録。主人公藤田玲司が以前手に入れ損ねた水晶髑髏にまつわるストーリー。

脚注^ [1]
^ The Skull of Doom - Under the Microscope - Archaeology Magazine Archive
^ a b 「クリスタル・スカル」さらに2点が偽物と判明、英米有名博物館が発表 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
^ インフォペディア編著『ここまで分かった! 世界の七不思議』光文社知恵の森文庫、2010年 ISBN 978-4334785611
^ asahi.com 「 ⇒インディもびっくり 水晶ドクロは19世紀独製」 2008年4月24日掲載記事
^ Rincon, Paul (2008年5月23日). “ ⇒Crystal skulls 'are modern fakes'”. British Broadcasting Corporation. 2008年10月31日閲覧。
^ “Numb Skull”. p. 201,202 (1997年3月). 2023年1月19日閲覧。

参考文献

『図説古代マヤ文明』(
河出書房新社)- 寺崎秀一郎(1999年)

『古代大和まほろばプロジェクト』- 森嶋直樹(2004年,ISBN 9784835572369)


 並木伸一郎監修『超古代の遺物オーパーツの謎』(2005年,ISBN 4-8124-6305-X C9979)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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