水戸黄門_(第1-13部)
[Wikipedia|▼Menu]
放送国・地域 日本
放送期間1969年8月4日 - 1970年3月9日
放送時間月曜日20:00 - 20:56
放送枠ナショナル劇場
放送分56分
回数全32
テンプレートを表示

「水戸黄門 第1部」(みとこうもん だい1ぶ)は1969年8月4日から1970年3月9日までTBSで放送されたナショナル劇場のドラマ。製作はC.A.L。全32話。
ストーリー

表向きは大日本史編纂のため、その一方でははっきりとはせぬものの、老中柳沢吉保に疎んじられたことを理由として隠居を決意したとされる前の権中納言水戸光圀(御老公)は、水戸領内の隠居所・西山荘に住み、若侍に家事や、子供への論語・識字教育などの寺子屋を営み、一方で現地の百姓とともに田を耕すなど、晴耕雨読の日々を送っていた。そんな中、江戸の町を騒がせていた義賊・風車の弥七が水戸藩江戸家老・藤井紋太夫の屋敷に忍び込み、ある書状を盗み出した。世間では義賊とささやかれる弥七も、一方では、ふとしたことから出会い、長く光圀に仕えている配下の1人であった。弥七の盗んだその書状から、光圀は、紋太夫と吉保との間に黒い噂があることを知る。当初は隠居する身の上で政治に口をはさむことを快く思わなかったものの、幼くして親を亡くした紋太夫を受け入れて、長く育ててきたという関係もあって、真相を究明すべく助三郎格之進を従え、越後の縮緬問屋と手代を装い江戸へ向かった。藩政をゆだねている綱條の息子、吉孚(正確には「よしざね」だが、ドラマでは「よしのぶ」と呼ばれていた)にも面会した。その際、吉孚の健康状態が、光圀が隠居をした2年前から悪化し始め、衰弱の一途にあるという事実を知る。また道中、吉保配下の横目付・古川兵庫の奇襲に遭いながらも弥七の助けを得ながら、江戸に着いた光圀は、紋太夫に怒りの刃を振り下ろした…(作中の流れとしては「切腹を命じた紋太夫から『お手打ちを賜りたい』と願われるも光圀は斬れず、討たれる覚悟で斬りかかった紋太夫を光圀が返り討つ」というもの。駆け付けた格之進に対して光圀は「紋太夫は腹を切ったぞ」と告げる)。

騒動はひとまず落着し、水戸に帰ろうとした矢先、古川の手によって深手を負った讃岐高松藩の密使が現れ、藩で内紛が起きていることを知り、直ちに実子・松平頼常細川俊夫)に会うべく高松への道中を急いだ。だが途中の小田原での駕篭屋同士の喧嘩騒動を目の当たりにした光圀は、諸国を廻りながら陽の当たらないところにある歪みを正していこうと決意した。こうして一行の諸国漫遊の旅が始まった。
キャスト
メインレギュラー

水戸光圀東野英治郎

佐々木助三郎杉良太郎

渥美格之進横内正

風車の弥七中谷一郎(第1話?第2話、第4話?第7話、第9話、第11話、第13話、第16話?第17話、第27話、第29話?第31話)

古川兵庫:露口茂(第1話?第5話、第13話)

お蝶:弓恵子(第1話?第5話、第13話)

準レギュラー

深雪:
岩井友見(第1話?第3話、第32話)

藤井紋太夫佐藤慶(第1話、第2話)

中山備前永田靖(第1話、第32話)

徳川綱吉武内亨(第2話)

桂昌院月丘夢路(第1話、第2話)

柳沢吉保山形勲(第1話、第2話)

スタッフ

脚本:
加藤泰(第17話)、津田幸夫(第22話、第24話?第25話、第28話、第31話)、宮川一郎(第1話?第3話、第12話?第14話、第23話、第32話)、鈴木生朗(第29話)、窪田篤人(第4話、第7話、第9話、第11話)、伊上勝(第27話)、三好伍郎(第5話?第6話、第8話、第16話)、吉田哲郎(第19話)、梅谷卓司(第19話)、浅井昭三郎(第20話?第21話)、田坂勝彦(第30話)、鈴木則文(第10話、第18話)、中島貞夫(第26話)、飛鳥ひろし(第15話)、鎌田房夫(第30話)

音楽:木下忠司

題字:朝比奈宗源

ナレーター:芥川隆行

撮影:河原崎隆夫

美術:鈴木孝俊

編集:河合勝巳

邦楽監修:中本敏生

美粧結髪:東和美粧

現像:東洋現像所

キャスティング協力:俳優座

制作協力:東映

制作:C.A.L

プロデューサー:逸見稔(ノンクレジット)、西村俊一

監督:内出好吉(第4話?第5話、第7話、第9話、第13話、第17話?第18話、第21話、第23話、第26話?第27話、第29話、第31話?第32話)、田坂勝彦(第20話、第24話、第30話)、船床定男(第10話?第11話)、山内鉄也(第1話?第3話、第6話、第8話、第12話、第14話?第16話、第19話、第22話、第25話、第28話)

主題歌
オープニングテーマ

ああ人生に涙あり
作詞 - 山上路夫 / 作曲 - 木下忠司 / 唄 - 杉良太郎横内正
行程 放送リスト

話数放送日サブタイトル地名脚本監督ゲスト備考
第1話1969年
8月4日俺は助さん お前は格さん水戸
宮川一郎山内鉄也伍兵衛:唐沢民賢
喜助:藤川弘
お千代:岡美芸子
沢田主計:和田昌也
浪人:波多野博
浪人:小峰一男
旅籠の女中:坂本美智子
旅籠の主人:市川裕二弥七と助三郎、
格之進が初対面
第2話8月11日人生に涙あり江戸玄庵:芦屋雁之助
徳川吉孚:加賀爪清和
吉野屋:西山嘉孝
寺の和尚:永田光男
能面師:村居京之輔
徳川綱條入江慎也
御典医:矢奈木邦二郎
門番:福本清三
柳沢の家臣:北川俊夫
吉野屋番頭:和田昌也
吉野屋手代:奥野保
家臣:小山田良樹
目明し:大矢正利
侍:藤沢徹夫
第3話8月18日小田原喧嘩駕籠小田原お小夜:香山美子
軍十郎:大木実
甚兵衛:中村是好
綿貫源十郎:村井国夫
西沢郡兵衛:玉生司郎
政吉:小林勝彦
喜太八:西田良
丑之助:佐々五郎
大口屋伊兵衛:戸上城太郎
芳三:国一太郎
甚兵衛の女房:丸平峰子
宿の主人:飯田覚三
宿場の役人:丘路干
亀井吉三郎:波多野博
刺客:笹木俊志
寅:志賀勝
源:賀川泰三
刺客:平沢彰
刺客:小峰一男
刺客:横堀秀勝
第4話8月25日消えた花嫁三島宿窪田篤人内出好吉照姫:鮎川いづみ
陣野嘉門:十朱久雄
楓:円山栄子
医者:野村鬼笑
おとし:池田幸路
女中:上岡紀美子
居酒屋の女:小島恵子
家臣:前川良三
家臣:村田玉郎
簪売りの老婆:日高綾子
飴屋の主人:佐々木松之丞
第5話9月1日血槍の弥平江尻宿三好伍郎弥平:ハナ肇
棚橋静:馬淵晴子
黒田重蔵:名和宏
棚橋作左衛門:高村俊郎
棚橋伊織:伊村賢一郎
柳小太夫:北原将光
茶屋の亭主:矢奈木邦二郎
中間A:汐路章
中間B:平沢彰
藩士:木谷邦臣
口入屋:真木祥次郎
虚無僧:疋田泰盛
虚無僧:大月正太郎
虚無僧:古閑達則
第6話9月8日暁を駆ける藤枝宿山内鉄也榊原信助:竹脇無我
加代:松岡きっこ
横手右京介:神田隆


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:603 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef