水の都
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脚注[脚注の使い方]^ “第一部 基調講演 「普段見ることのない角度(川)から見た都市・東京」”. 東京都建設局. p. 4. 2024年1月21日閲覧。 “東京という町はかつては水運に恵まれて、文字通り「水の都」だった。江戸幕府は海と低湿地帯の埋め立てに力を入れ、たくさんの運河がその時同時に誕生した。その頃の川や運河は排水路・用水路・舟運などに盛んに利用されており、まさに都市の「大動脈」だったはずだ。 ところが現在、東京を見て水の都だと思う人はまずいないだろう。それは単に、明治以降の近代化に伴って、川はその動脈としての役目を陸運=道路・鉄路に取って代わられてしまったことだけに起因する印象ではない。工業化や人口増に伴う排水汚染の深刻化、野放図なコンクリートの護岸工事、それらが生み出した悪臭…人々は急速に川を遠ざけるようになり、折からの用地不足も後押しする形で、東京の住人たちは次々と川に蓋をしてしまった。高速道路で上空を覆ってしまった川もあれば、暗渠で完全に封印されてしまった川もある。いずれにせよ、現代東京における川はまったく身近な存在とは言えない。いまでもすぐそばに流れているにもかかわらず、誰もその存在を意識しない。”

関連項目

水の都記念病院

国際水都会議

ヴェネツィア

難波宮

アドリア海

瀬戸内海

水郷

運河

摂津水都信用金庫

水害

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