KBS京都及び民放在阪広域テレビ局が京都市左京区側に、NHKが大津市側に、それぞれ下記に示す放送施設の送信所または中継局を設置している。 NHK教育テレビと在阪広域民放局の放送エリアは以下の全域または一部地域。 リモコン KBS京都は、京都府久世郡久御山町のAM波送信所が洪水で機能しなくなる可能性を踏まえ、ワイドFM放送の開始を決定。2017年12月12日に予備免許通知書が総務省近畿総合通信局から交付され、2018年2月頃に試験放送開始の後、同年4月2日に本放送を開始した[21][22][23]。 周波数放送局名空中線電力実効輻射電力放送対象
正式な放送所名
NHK京都総合・大阪教育…比叡山テレビ放送所
KBS…比叡山テレビ送信所
現存する局の概要
地上デジタルテレビジョン放送送信設備
在阪広域各局のデジタルテレビ中継局設置
2009年(平成21年)12月25日、総務省近畿総合通信局は2010年(平成22年)夏ごろを目処として、京都市内および周辺地域の建築物の高層化や地形等の影響による生駒山送信所からの受信障害を解消するため、近畿広域圏を放送対象地域とする各局についても中継局を設置する構想を明らかにした。
生駒山送信所からの地上デジタル放送の受信が困難な地域(ビル影、長岡京市の一部など)が存在した。地上デジタル放送では、中継所を集約し少ない中継局でより広いエリアをカバーすることを基本としているが、比叡山への新たな中継局の設置は、各世帯の既存の設備(比叡山向きのUHFアンテナ)のままで受信困難を解消する方策として考えられたものである[11]。
2010年(平成22年)7月9日、開局日が同年7月24日になるとの発表がなされた[12][13]。なお、この日はテレビ放送のデジタル完全移行1年前にあたるほか、地上デジタル放送の普及イベント[注釈 2]を行なうことが開局日決定以前から企画されていた[注釈 3]。開局当初は2Wで運用されていたが、2010年(平成22年)9月27日から定格(フルパワー)の20Wに増力された。
京都市(伏見区および山科区を除く)
向日市
長岡京市
乙訓郡大山崎町
久世郡久御山町
キーID放送局名コールサイン物理
チャンネル空中線電力実効輻射電力放送対象
地域放送区域
内世帯数開局日備考
1NHK
京都総合JOOK-DTV25ch1kW7.2kW京都府約1,130,000世帯2005年
4月1日[14]
2NHK
大阪教育(京都中継局)40ch20W360W全国約537,000世帯2010年
7月24日[15]
4MBS
毎日放送33ch近畿広域圏約574,000世帯[16]
5KBS
京都放送JOBR-DTV23ch1kW4.9kW京都府約1,250,000世帯2005年
4月1日[17]
6ABC TV
朝日放送テレビ(京都中継局)38ch20W360W近畿広域圏約574,000世帯2010年
7月24日[18]
8KTV
関西テレビ放送42ch[19]
10ytv
讀賣テレビ放送35ch[20]
広域局中継局の試験放送開始日
MBS・ABC TV・ytv:2010年7月12日
KTV:2010年7月15日
NHK教育:2010年7月19日
FM補完中継局送信設備
地域放送区域
内世帯数備考
94.9MHz[24]KBS
京都放送3kW[24]5.5kW[25]京都府・滋賀県[22]-2018年4月2日