毎日放送
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このため、『ちちんぷいぷい』をはじめ、「ライブセンター」から放送される番組を常時見学できるようにはなっていない[13]
MBS Tokyo Biz Studio (東京支社)

東京を本拠に活動する政治家・有識者や東京支社報道部所属の記者・解説委員が本社制作の報道・情報番組(『よんチャンTV』内の「4chanニュース」など)へ出演する場合を中心に、茶屋町本社スタジオとの二元生中継で使用。2020年からは、新型コロナウイルスへの感染拡大防止策の一環として、上記番組のレギュラー出演者(東京を本拠に活動するタレントなど)による「リモート出演」にも使われている。ただし、リモート出演者の多い番組(本社制作の全国ネット向け生放送番組『サタデープラス』など)では、スタジオよりスペースの広い会議室から放送している。

東京支社のスタジオはラジオ収録が主体でテレビ収録や生中継も可能な多目的スタジオとなっており、スタジオ設備のうちラジオ対応としては、茶屋町本社で別途、受けサブを必要とせずに生放送を送り出せる[注釈 51]

また茶屋町本社から制御可能な遠隔操作(リモコン)HDカメラが1台常設されているほか、スタジオサブに隣接してテレビ用のVTR機材などが配置されている[59]
その他設備
中継車従来のデザインのMBSのハイビジョン中継車(三菱ふそう・キャンター

多数の中継車を保有。そのほとんどは千里丘ミリカセンターに常駐していたが、2014年4月4日からは、本社「B館」に常駐している。そのためナンバープレートの地名表示は北摂東大阪地域で登録される大阪ナンバーからなにわナンバーへと移行が順次進んでいる。

近年はハイビジョン対応の小型中継車を導入。三菱ふそう・キャンター(2004年式)と、日野・デュトロハイブリッド(2005年式)を保有している。

ヘリコプター取材用ヘリコプター (JA04CH)

報道取材用のヘリコプターユーロコプター AS365N3 / JA04CH)を八尾空港に配備し、朝日航洋に運航を委託している。2009年(平成21年)3月までは阪急航空が運航していた[60]。全面黄色の塗装にMBSのロゴが特徴。2012年4月更新され、ロゴも新ロゴに変更された。

番組詳細は「MBSテレビ番組一覧」を参照
報道・ドキュメンタリー・情報番組

在阪民放局の中でも古くから報道・ドキュメンタリー・地域情報番組・気象情報に力を入れている。『
MBSナウ』から続くローカルワイドニュースなど近畿広域圏初のものも数多い。

ニュース番組『VOICE』では数々の事件や、本社のお膝元である大阪市カラ残業問題をスクープしていた。

1980年4月に関西初のローカル・ドキュメンタリー番組『映像80』をスタートさせている(「映像’○○」の○○にはその年の年号下2ケタが入る)。文化庁芸術祭賞日本民間放送連盟賞日本ジャーナリスト会議賞、ギャラクシー特別賞国際エミー賞の最優秀賞など、国内外のコンクールで高い評価を受けている。

冒険家植村直己兵庫県出身)の活躍を無名時代から密着したことでも知られる。1998年にそのノウハウを生かした人物密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』をスタートさせた。同番組はスポーツ・学術・文化人などの、あらゆる分野で活躍する人物像に迫るのを売りにしたもので、国内外で数多くの賞を受賞し、世界中に評価されている。

平日午後 - 夕方の情報番組(『ちちんぷいぷい』『ミント!』→『よんチャンTV』)や、土曜午前から正午過ぎまで放送されている『せやねん!』など、地域密着型番組の制作にも定評がある。1999年10月から21年半にわたって放送された『ちちんぷいぷい』は、2003年度の上半期から15年半にわたって、関西地区での放送時間帯における平均視聴率トップの座を維持。『せやねん!』については、歴代のレギュラー出演者から賞レースの優勝者や、レギュラー卒業(東京進出)を機に知名度や人気が全国規模になった芸人が多く、関西を拠点に活動する吉本興業所属の若手芸人にとっては「出世番組」とされている。


スポーツ

日本プロ野球(NPB)公式戦の中継については、TBS系列でDeNA(TBSテレビ制作)・中日CBCテレビ制作)・広島中国放送・TBSテレビ共同制作)対巨人戦を放送する時でも、毎日放送では自社制作による阪神タイガース戦(ホーム・ビジターを問わず)を中継する(この場合はタイトルもラジオ中継と同じ『MBSベースボールパーク』に変わる[注釈 52])。詳細は「S☆1 BASEBALL#毎日放送(阪神タイガース戦)」を参照

その場合、TBS系列がDeNA・中日・広島対巨人戦を放送しない(雨天中止の予備番組を含む)場合、その番組は系列内での取り決め(排他協定とは直接関係なし)により放送されず、以前は事実上「番組返上」となることがあったり、ある程度の期間が過ぎてからも「再放送扱い」で放送される可能性も低かった。現在は視聴者保護の観点から数日後(早くて翌日、主に日曜日の昼間の時間帯)に後日放送されるようになっており、選抜高校野球準決勝・決勝(2002年までは準々決勝も該当)で放送できない昼のドラマ番組も特例として放送されていた(話数調整のため。なお、昼の帯ドラマ枠は2008年度を以て廃止されている)。

実際に対巨人戦の放送がないとき(他局が行われる時)に差し替え放送を実施するのは年2試合前後に限られており、殆どの放送権を持つ試合は深夜に1時間程度の録画中継を行っているため、番組返上されることは皆無である(2006年までと、2011年からの金曜日、2007年からの土曜日、火曜日は2007年4月10日9月18日2021年6月1日に実施。


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