歌詞
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その他にも、和歌に用いられている言葉のことも指すことがある[1]

民謡など、特定の地域において、主に口承によって伝わってきた伝統的な民族音楽では、歌のみで楽器は加わらないことも多い。
現代音楽における歌詞
詞と曲の関係

歌詞が先に作られ、後からメロディ(旋律)がつけられる場合(詞先)と、旋律が先に作られて、後から歌詞が作られる場合(曲先)、あるいはその二つが複合した作られ方がある。

なお、現在のJ-POP日本の歌謡曲)を始めとする東アジアの商業音楽においては、曲先(作曲された曲に詞を当てはめる)で作られる事が多い。これは東アジアの商業音楽業界が長いあいだ分業制であったためである(欧米のポピュラー音楽において、作曲専門で仕事をする人間はいるが、「作詞家」専門で生活できるほどの年収がある人間は稀である。これはビルボードチャートなどの9割以上の音楽が、歌唱者または作曲者が歌詞を付けていることから明白である)。しかし近年では、J-POPの世界においても過去に実績のある作詞家や、プロデューサー業務を兼ねる者をのぞいて、欧米同様の流れになりつつある。作曲のコンペティションは楽曲以外にもテレビやラジオ番組のテーマ音楽やパチンコなどを含めて多数あるが、作詞のコンペはほとんど無いといっていいほど案件が少なく、作詞家志望の新人が入り込む余地が無い。

旋律は詞よりも短く書かれることがあり、この場合、旋律は繰り返して演奏されることになる。最初に歌われる歌詞を1番、2回目に繰り返して演奏される時の歌詞を2番、次を3番、のように呼ぶのが一般的である。この「番」は「節」ともいい、複数の節がある(2番、3番などがある)ことを「有節」であるという。
楽譜における歌詞

楽譜にあっては、詞は音符の下、時には上に添えて書かれる。1番は2番の下にあり、2番は3番の下にある。
歌詞の翻訳

歌が、その歌詞の言語を知らない人の間で歌われる場合、歌詞を翻訳することがある。旋律になるべく変更を加えずに翻訳するためには、翻訳の前後で音節数やアクセントをなるべく揃えることが求められるため、散文の翻訳のようには言葉の意味を保持できない場合がある。
歌詞を伴わない歌

歌詞を伴わない歌をヴォカリーズ(母音唱)と呼ぶ。
脚注[脚注の使い方]^ 出典:『広辞苑

関連項目

作詞

楽譜

リブレット (音楽) - オペラミュージカルの歌詞を含む台本。

歌詞ドッキリ

外部リンク

国立国会図書館
(リサーチ・ナビ)

実践女子大学図書館(インターネットで文献探索:海外含む)










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