次元大介
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『TV第2シリーズ』第148話「ターゲットは555M」では、ルパンに「ガキの頃に縁日の射的で、あと1発のところで弾がなくなって泣きを見たことがある」と打ち明けて、家系は不明ながら普通に日本人として少年期を過ごしていたらしきことも示唆させていた[ep 1]

たばこをこよなく愛しており、特にタバコに関してはルパンファミリーの中で一番吸っている描写が多い。好きな酒?たばこの種類については後述参照。

殺し屋だったときに因縁のある敵が数多く登場していることから、殺し屋時代以降のエピソードは多く、『TV第2シリーズ』第66話「射殺命令!!」では6年前はニューヨークでの殺し屋、第76話「シェークスピアを知ってるかい」では8年前の冬にも既に殺し屋稼業だったと語っている。殺し屋以外では、時折ボディーガードや用心棒の仕事を受ける描写も見られる[ep 2]。他にも傭兵をしていたと思われる描写もある。

LUPIN the Third -峰不二子という女-』(以下、『峰不二子という女』)では、峰不二子と初めて会った際の出来事をきっかけに殺し屋を廃業し、その後引き受けた仕事がきっかけで初めてルパンと会ったことになっている。

凄腕のガンマンであることから、自分の名を上げたがっている他のガンマンなどから決闘を申し込まれるなど、命を狙われることも多く、「次元と帽子と拳銃と」では、「ビッグマックカンパニー」の社長だったガッポリーニが、「次期社長は世界一拳銃の腕が凄い男にする」という遺言を残したことから、副社長であるドン・ハゲロに雇われたミネソタ・ファッツに殺害されそうになるが、ファッツとの戦いに勝ち、ガッポリーニの弁護士から拳銃世界一として認定されると同時に会社の全ての権利を獲得した。ただしその後会社のことをどうしたかに関しては描写が無く不明。

『峰不二子という女』が放送されるまでは、『TV第1シリーズ』第20話「ニセルパンを捕まえろ!」が、アニメで唯一次元が登場しないエピソードであった。

ルパン三世のことは「ルパン」、五ェ門のことは「五ェ門」、不二子のことは「不二子」と呼んでいる。銭形警部のことは「銭形」と呼ぶこともあるが、『TV第2シリーズ』以降は「とっつぁん」と呼ぶことが増えた(特に本人を前にして話すときは「とっつぁん」と呼ぶことが多い)。なお、銭形に関してはルパンと同じく敵ながら親しみに似た感情を抱いており、『TV第2シリーズ』では銭形をからかったり[ep 3]、「(銭形は)憎めないやつなんだ」と言い[ep 4]、茶化すような一言を投げかけて銭形を落ち込ませ、逆ギレさせたこともあった[ep 5]が、ルパンが銭形を助けようとした際には彼に賛同している[ep 6]

TVスペシャルでは五ェ門とはルパンに次いでコンビを組むことが多く、互いに似たような気質から気も合う。

不二子のことは最も煙たがっている。普段から彼女には冷たい態度をとり、相手にしないことも多い。不二子が人質に取られた際にはまず敵とグルであることを疑っている。こういった経緯もあって「不二子が絡むとろくな事にならない」と愚痴をこぼしたこともある。
次元と銃

愛用リボルバー銃は S&W M19 コンバット・マグナム(アニメでは4インチ、『ルパン三世Y』では2.5インチ)。様々な銃器を扱うがこの銃が最も使用頻度が高い。『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』では「じゃじゃ馬」と評していて、『ルパン三世 GREEN vs RED』では「40年も使ってる」と語っている。

映画作品や『峰不二子という女』ではS&W M27 .357マグナム(4インチ)を愛用する[5]。『峰不二子という女』第2話で、M27を手にする前はルガーP08を使用していた。

次元は拳銃使用の際にホルスターを使わず、ズボンとシャツの間(もしくはズボンとベルトの間)に挟んで持ち歩くことが多い。パイロットフィルムではスラックスのヒップポケットから抜く描写が(なお、これでは銃が邪魔になって椅子に座れない)、『TV第1シリーズ』の初期オープニングとTVスペシャル『ルパン三世 ルパン暗殺指令』、『EPISODE:0 ファーストコンタクト』ではヒップホルスターを使用している描写が存在する。そのため、作品によって描き方に差異はあるが、ショルダーホルスターを使用しているルパンとは対照的に腰の背部にしまっているのが特徴。

「オートマティックよりもリボルバーが好き」と語った[ep 7]ことがあるようにリボルバーを好んで使っている。TVスペシャル『ルパン三世 1$マネーウォーズ』では、潜入した時に足を踏み外して落下しそうになった時にM19を落とし、同情したルパンからワルサーP38を借りたが[注 3]、相性の悪さから何度か使用してから返却した(このおかげでルパンは命拾いをした)。その後、M19の代わりにリボルバーのS&W M586を購入し、M19を取り返すまで使用した。ただ、オートマティックの扱いが苦手なわけではなく、『TV第2シリーズ』第145話「死の翼アルバトロス」では、機上でとっさに銭形警部のコルト・ガバメントを抜き、迫り来る複数の熱追尾ミサイルを全弾撃墜しているため、後述のとおり好みで使っている面が強い。ただし、TVスペシャル『ルパン三世 グッバイ・パートナー』では(表向きは)メンテナンスに出しているとの理由で、オートマティックであるSIG SAUER P229を使用したが、これはルパンに対するある種の暗号であり[注 4]、その一件が解決してからはM19に戻っている。

また、「銃というのはメンテナンスが大事」と考えており、「荒野に散ったコンバットマグナム」の作中で、ルパンから「ハジキ(拳銃)を組み立てることぐらい、目を瞑っててもやれる男だ。」とまで言われたほど手入れも上手である。ちなみに、この作品の中で、次元はルパンからの“ハジキは預かった。国境までの目印を置いておく”の手紙通りに部品単位にまでフィールドストリップされ並べられたM19のパーツを一つずつ拾い、且つ組み立てながらストーンマンの銃弾から逃げ続け、最後に残った弾倉はストーンマンに銃弾で弾かれるが、ルパンが支援で撃ち返した弾倉をジャンプして空中でキャッチしてそのまま空中で銃にセットし、着地と同時にストーンマンを射殺するという離れ業をやってのけた[注 5]。また、『GREEN VS RED』では、道端で出会った少年のリボルバー遊戯銃の故障をいとも簡単に直してしまった。

超一流のガンマンであるため、その腕を買われることもしばしばある。ルパンと組む前は、南アフリカの王家の用心棒だったり(TVスペシャル『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』)、ニューヨークマフィアのガルベス一家の用心棒でもあった(TVスペシャル『EPISODE:0 ファーストコンタクト』)。また、アラスカで列車強盗をしていた過去もあり(TVスペシャル『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』)、アメリカ軍の給料輸送車を襲ったことがある。その際に仲間だったマッシュに裏切られて左腕を撃たれ、傷痕が残っている。

『TV第1シリーズ』第9話「殺し屋はブルースを歌う」では中盤、アジトに侵入した敵に利き手である右手を傷つけられた際、敵の車を止めるべく左手で拳銃を撃ったものの外している。次元自身も左腕だと狙いが定まらないという発言をしている。しかし、同シリーズ第2話で練習していた時は、左手で銃を撃ってもしっかり狙いが定まっていた。


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