また、『新ルパン三世』中でルパンの命を狙うライバル・シャードックに「ルパンの陰に隠れているが、実はルパンより切れ者」として頭脳を評価されている。自分を独身貴族と自称したことがある[ep 25]。 宮崎駿は「次元はルパンがいなければ、パッとしない殺し屋か用心棒で終わる男。何よりルパンのだめなところに安心を見つけ、ひとえにルパンと並んで歩いている男」という人物設定にしている。また、目は極力帽子で隠すようスタッフに指示している。 基本的に宮崎以外のスタッフも、目は極力描かないようにしているが、TVスペシャル等では、中盤にて帽子が脱げ、素顔を晒している。ただしTVスペシャル以降は素顔を晒すのは一瞬だけとなり、帽子を外すシーンが長い場合は何らかの方法で目を隠すように[注 9]しており、『バイバイ・リバティー・危機一発!』『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』では前髪がたれて目が見えるデザインであり、『セブンデイズ・ラプソディ』『sweet lost night ?魔法のランプは悪夢の予感?』ではオールバックのデザインであった。 TVスペシャル『ルパン三世VS名探偵コナン』では江戸川コナンと共に日本人の親子を装いながら探偵調査を行っている。街中を歩きながらコナンに標的を狙撃するならどこから狙うか尋ねられた際に、はぐらかすも手のタコを一瞬だけ見てリボルバーを使い慣れていることを見抜いた彼の発言を聞くと自分のことを二度とパパと呼ばないように釘を刺した。彼の正体が高校生探偵・工藤新一だという事実を後にルパンと不二子から聞かされる[注 10]。ヴェスパニア王国の法律では王族を裁く権限は国王にしかないと聞き、「お前らは19世紀か?」と評した。また、女王と王子殺害の犯人が雇われたスナイパーではないかと毛利小五郎が推理した際には毛利蘭や王宮のメイド2人の脳裏には次元が浮かべられていた。次元自身はこの一件でコナンや蘭のことは印象に残しており、続編にあたる『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』では窮地に陥った蘭をコナンと共に救出した。
補足
配役
メイン
初代
小林清志
パイロットフィルム
TVシリーズ(『PART1』 - 『PART5』、『PART6 EPISODE 0 -時代-』)
TVスペシャル(第1作『バイバイ・リバティー・危機一発!』 - 第27作『プリズン・オブ・ザ・パスト』及び『ルパン三世VS名探偵コナン』)
劇場版
シリーズ(第1作『ルパンVS複製人間』 - 第10作『THE FIRST』、ただし第4作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』を除く)
番外編(『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』)
OVAシリーズ(第2作『ルパン三世 生きていた魔術師』、第3作『ルパン三世 GREEN vs RED』)
パチンコ(『CRルパンザサード』 - 『Pルパン三世 THE FIRST』)
パチスロ(『主役は銭形』 - 『L主役は銭形4』)
例外的な劇場版第4作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』を除き、アニメシリーズは一貫して次元役を小林が担当していた。アニメシリーズにおいて最長の担当期間であり、『風魔一族?』以外同じ声優が同役を担当し続けてきた唯一のルパンキャラクターであった。2021年9月6日には高齢を理由に勇退することが発表され[11]、同年10月9日から放送された『ルパン三世 PART6』では、プロローグとなる第0話「EPISODE 0 -時代-」が小林が演じる最後の次元となり、以降の回からは大塚が担当する[12]。
二代目
大塚明夫