次元大介
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

そのため、咄嗟の反応という点ではリボルバーに分があるため、あえてそちらを選ぶケースは実際でも見られ、アメリカ大統領シークレットサービスもリボルバーを採用している[6]

『ルパン三世(2015年TVシリーズ)』第4話では、劇中での銭形の推測が正しければの場合ではあるにせよ、八方から飛んできた銃弾を紙一重で全弾回避して同士討ちさせるという離れ技をやっている。これは、弾丸そのものを五ェ門のように超人的な動体視力と身体能力でかわしたのではなく、八方のそれぞれの拳銃のタイプ・向けられた銃口から発射された弾丸が当たる位置・銃を構えているのが全員素人で完全な同時発射を出来ない事を計算し、自分が動くことで向かい側の相手に命中するよう次元が立ち位置や姿勢を数回変えることで成し遂げた[注 7]
拳銃以外の扱い

拳銃以外にも、狙撃銃対戦車ライフルなど、あらゆる兵器を使いこなしている。これには、さまざまな軍隊を流れ歩いたという設定があり、「戦争の英雄」と言われたギャランコや、フランス外人部隊の指揮官ギースの下で否応なく数回戦地に送り込まれた戦歴を持つことから会得したスキルでもある。『TV第2シリーズ』第148話「ターゲットは555M」では、直径約2ミリ(推定)の的に風が吹いているにもかかわらず300メートル近く離れた所から狙撃銃で当てることに成功、さらに555メートル離れた所から風力3にもかかわらず先程の2ミリの的に全弾命中させることにも成功している。 また、『PartIII』第50話では、原子力潜水艦イワノフの操舵まで行っている。それらのスキルを生かし、ヴェスパニア王国で軍隊の教官を務めていたこともあり、その際は部下から慕われていた(TVスペシャル『ルパン三世VS名探偵コナン』)。コンピュータやルパンオリジナルのメカを操作するシーンも多々ある。テレビスペシャル『ルパン三世 princess of the breeze ?隠された空中都市?』では、ダーツの腕前も一流であることが描写されている。

個人としての戦闘能力は、用心棒や殺し屋稼業をしていたと言っても主に射撃面であり、特に武術の心得があるわけではない。そのため五ェ門などが武芸に秀でた殺し屋と戦う時は、「あんなのと当たらなくて良かったぜ」などの発言も時折見られる。しかしながら上記のような幾つかの傭兵体験や、ルパンと共に長年に渡って多くの死線や修羅場を潜り抜けてきただけあって、中途半端なチンピラ連中などでは相手にならないレベルの強さをいつしか自然と身に付けている[ep 8]。また愛用の拳銃が敵の策略によって使えなくなったときは鉄パイプと銃弾を使って即席のライフル銃を作って敵を倒したこともある[ep 9]新ルパン三世『ルパン一家勢揃い』では、五ェ門に変装し、本物には及ばなかったが見事な剣捌きを見せた。

次元が使用した拳銃以外の主な銃器は以下の通りである。
TVシリーズ


ストーナー63汎用機関銃

M79 グレネードランチャー

迫撃砲(形式不明)

レミントンM700狙撃銃)/『TV第2シリーズ』第148話「ターゲットは555M」

Desert Tech SRS(en) / 『TV第5シリーズ』第18話「7.62mmのミラージュ」

TVスペシャル


H&K MP5短機関銃)/『ルパン暗殺指令』

ワルサーWA2000狙撃銃)/『ルパン三世 お宝返却大作戦!!

TDS M72 LAW(対戦車ロケットランチャー)/『ルパン三世 盗まれたルパン ?コピーキャットは真夏の蝶?

劇場版


シモノフPTRS1941対戦車ライフル)/『ルパン三世 カリオストロの城

H&K HK69グレネードランチャー)/『ルパン三世 DEAD OR ALIVE

Kar98k狙撃銃)/『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標

この他自動車を初め、船舶や飛行機などの乗り物の扱いに関してもそれなりかそれ以上にこなしている。
容姿

次元のキャラクターデザインはルパンを長髪にして髭と帽子を付け加えて完成した[7]
帽子

帽子を「長年のトレードマーク」と自称しており、『TV第2シリーズ』第152話「次元と帽子と拳銃と」では「特定の規格の帽子(後述)の鍔を射撃のときの照準合わせに使い、着用しなければ命中率が落ちる」という言及があった。言及は「命中率が落ちる」だけで、命中しないとは言われていないが、「次元と帽子と拳銃と」ではほとんど命中していなかった。

この設定はこの回以外では言及が無く、次元は原作やこの回以前の『TV第2シリーズ』第75話「不二子に花嫁衣裳はにあわない」・第137話「華麗なるチームプレイ作戦」、またこれ以後の『PartIII』のオープニング、テレビスペシャル『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』、OVA『ルパン一家勢揃い』、本編ではないがCR『ルパン三世 徳川の秘宝を追え』でも帽子なしでも常に変わらぬ射撃の腕を見せている(例外的に『TV第1シリーズ』で右腕を怪我した際に、利き腕ではない左腕で連射して全て外し、次元も「やっぱり左じゃサマにならねえ」と呟いたこともある)。

ただし、射撃の弱点設定とは別に、長年帽子をトレードマークとしてかぶっているため、普段から何か事が起きた時にはかぶり直すなど、帽子を目深にかぶっている方が気分的に落ち着くような示唆の描写は度々描かれている。
ファッション

おしゃれにはこだわりがあるらしく、『TV第2シリーズ』第128話「老婆とルパンの泥棒合戦」ではおろしたてのスーツに水を浴びせられて怒っている。好みの下着の色は紫で、それに拘るシーンもある(白色ブリーフ着用の場合もある)。ドレスシャツは、アイビー御用達のボタンダウンのブルーを愛用(元来はスーツにボタンダウンシャツは合わせない)。『PartIII』では、ルパンもボタンダウンを愛用するようになった。『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』では、「ジバンシィからフェンディまで幅が広い」と発言している。
次元と女

アニメの次元は「女嫌い」で通しているが、実際は女性とのロマンス話が多く、女性の扱い方も心得ている。「ルパンより自分の方がもてる」という趣旨の発言をすることもしばしばある。『TV第2シリーズ』第26話「バラとピストル」では、ルパンが惚れていたフラメンコダンサー・リンダからバラの花を投げられた際、ルパンに対して「自分がいつも思っていたこと」として、「ルパンよりも自分の方がハンサムではないのか?」と述べている。

ルパンと違い女性に対してストイックに接する事が多い。ルパンには「何が女嫌いだ!お前なんかただのロマンチストだ!」と罵倒されたこともあり[ep 10]、かつての恋人にも同様に「ロマンチスト」と評されている[ep 11]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:84 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef