機甲創世記モスピーダ
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海外では「ドナルド・マクスウェル ジュニア」(Donald Maxwell Jr.)[38] と改名されており、その後先代の跡を継いで無人レギオス (VQ-6 Vandal Veritech Alpha Drone [39]) を売りに「マクスウェル・ダイナミクス社」(Maxwell Dynamics)[40] を起業して遠征艦隊軍に対するロビー活動を含めて成功している。
エディ
声 - 三橋洋一第11話で、ドガーボの街に流れ着いた畜産農家の少年。両親と共に北の新天地に行くのを夢見ていたが、ドガーボから父親(声 - 上田敏也)が偽の地図を買わされたため、インビットの襲撃を受け、くっついてきたミントと共に窮地に陥る。レイ達に助けられ、口封じに来たドガーボの手からも逃れ、ミントと別れて別天地へ向かった。
マチウダ[41]
声 - 坂本千夏第14話「ミントのウェディングマーチ」に登場する部族の長、エルダーの息子。成長志向が強く、早く自分を一人前だと認められたいがために、イエローを女性と間違えて連れてきたり、無謀にインビットに挑んだりするが、スティック達の作戦と、ミントの協力によって遂に一人前の村の戦士に認められ、ミントを妻に娶った。その後すぐに離婚してしまうが、ミントと別れた理由については明らかにされていない。
エルダー
声 - 稲葉実第14話に登場する南米の現地民の長で、ダムによる放水やインビットの襲来により村の生活が困窮したため、当初はスティック達をその原因と決めつけ処刑しようとしていたが、誤解だとわかり、インビット撃退に協力する。
フランキー/ルーズ/ドナルド/ピエロ/ダージリン
声 - 渡部猛(フランキー)/佐藤正治(ルーズ)/島香裕(ドナルド)/野本礼三(ピエロ)第18話「老兵達のポルカ」に登場した第1次降下作戦の生き残りの老整備兵達。メンバーはリーダー格で、階級が軍曹のフランキーと、痩せ形のルーズ、巨漢のドナルド、小柄なピエロ、そして炊事係のダージリンの5人となる。地球に不時着した後、若年兵達と共に一時レフレックス・ポイントを目指したが、インビットの防壁に阻まれて若年兵達が全員戦死し、気力と戦意を失って撤退、その際戦いのショックでダージリンは発声出来なくなり、ピエロは自分の本名を忘れてしまった。そしてポンコツ同然のガーフィッシュに閉じこもって住み着き、そこに積まれていた大量の武器を売りさばいたり、強盗紛いのことをしたり[42]と零落した暮らしを送っていた。しかし、哨戒に出ていたイエローとアイシャに出会った後、ダージリンが自慢の息子ミエンヌ大佐(声 - 堀内賢雄)からの第3次降下作戦が迫る命令を通達する通信で、インビットの中継タワーに向かって最期を遂げたのをきっかけに、残った4人でタワー破壊に向けてガーフィッシュで出撃。イエロー達の制止を聞かずにタワーに突入、自爆する。イエローは当初彼等に「スティックが聞いたら叩き殺されてる」と皮肉と侮蔑混じりの態度だったが、老兵達が死地を選んだことに対し、「これで満足か…」としか言えず、イエローに同行していたアイシャも「哀しい人達…」としか言いようがなかった。
レニーボーイ / ダスティ・アイレス (Dusty Ayles)
声 - 速水奨第21話 『殺しのアルペジオ』(Arpeggio of Murder)/ ロボテックシリーズ 第81話『殺し屋』(Hired Gun)[43] に登場。「雨の日にしか暗殺をしない」という意味で『レニ・ボーイ』(Rainy Boy) の通り名だった。雨の日に軍人を狩る謎の殺し屋。スティック一行は軍人狩りを繰り返すレニ・ボーイを始末する計画に協力することになるが、レイとフーケが偵察に出発した際、インビットのバトルウォーマー「ガーモ」と「イーガー」の混成編隊と遭遇して応戦する中、一人の男が現れた途端インビットは引き下がった。それがレニ・ボーイだと知らずに、彼に恋心を抱いてしまったフーケに対して、過去にインビットの人体実験モルモットとして捕獲[44]され、体の右半分を機械と取り換えられてしまい、元の体を返してもらうには軍人を100人仕留めなくてはならず、残りはあと10人だという秘密を打ち明ける。レニ・ボーイを始末しにやってきたのがスティック達を含めちょうど10人だったので、自分の体を取り戻すための殺し屋稼業の最後の大仕事として、瞬く間に7人を仕留め、残るスティック達3人を機械の拳で叩きのめす。止めを刺そうとした時、フーケが自分を撃てと現れた。彼女を前にアイレスは銃を撃つことをやめ、ガーモからフーケを庇って我が身を犠牲にした。彼はインビットの犠牲者であり、不器用に生きることしか出来なかった人間だった。
シモン
声 - 石丸博也第22話「ニューヨーク・ビーバッブ」に登場。インビットに占領されたニューヨークブロードウェイのダンスミュージカルの座長を務め、今もショーに精力を傾ける情熱は、イエローも高く評価している。HBT探索に出ていたイエロー達と出会い、親睦を深めるが、バットラーのニューヨーク無差別攻撃によって自分達のステージを焼かれ、一時茫然自失となる。だが、イエローから「死んでは客は呼べない、そう思って生きてきた!」と説得されて我を取り戻し、スティック達と合流させるためにイエローのコンサート兼ショーを行ってアピールする奇策を思いつく。成功したその時の熱気にイエローは「ニューヨークは死んではいない、生きている」と確信する。
ジョッジ
声 - 龍田直樹第22話に登場するシモンの弟分の黒人少年ダンサー。抜群の運動神経を持ち、本物のネコと見間違うほどの身体能力で警備のインビットの目を欺いてイエロー達を救い、目を見張らせた。「チキチータ」という名前のコンドルを飼っている。
シノブ・タケウチ
声 - 土井美加 [45]第23話 「黒髪のパルティータ」/ ロボテック第3シーズン第83話「レフレックス・ポイント」("Reflex Point") に登場する人物。ムーンベース第36分隊報道班所属の情報将校。地球奪還軍の司令長官から副官の女性将校経由で、月基地(ムーンベース)第36分隊に実戦テストのために預けた試作自走砲 シンクロトロン 加速・プラズマ投射/反物質粒子 複合カノン砲、通称「シンクロキャノン自走砲」とダーク・ステルス装置の情報管理を指示されていた。噂程度だったインビットの人間体ファイドが、レイ搭乗のトレッドとの戦闘で敗れて出てきた姿を記録カメラに収めてスクープだと歓喜するが、直後にイーガーからの報復攻撃を受け、命を落とす。冷静に自軍がインビットによって壊滅する様を撮影していた彼女に対し、スティックは初め「戦いもせずに味方が死ぬのを映していた」と憤っていたが、死と隣り合わせの場所で冷徹に偵察と情報収集とを務め、任務をこなしてかつ自らの役割をも熟知していた、プロの軍人だったことを知る。自身がインビットであることを知ったショックで離脱したアイシャを見ていた彼女は臨終の際に「人は事実を見なければならない。事実が人を見てるから…」とスティックに語るが、スティックは「表面的な事実は真実を語れやしない!」と反論しつつも、「事実は事実として受け容れなければならない…」と漏らした。彼女の死とアイシャの離脱に際し、イエローは「愛すべき女性が二人、自分達の前から去った…」と嘆いた。

ロボテック第3シーズンに登場の際には「スー・グラハム」(発音上は「グレアム」[46], Sue Graham)という名前に変更された。

司令官声 - 沢木郁也第24話、第25話に登場する地球軍第三次降下作戦の最高司令官で、旗艦イズモに乗りこむ。ムーンベースや、マルスベース、ジュピターベースといった各惑星からかき集めた戦力をダークタイプ仕様に替えた大部隊によって、レフレックス・ポイントへの攻撃を掛けるものの、結局それらの戦力でもレフレックス・ポイントを落とせなかったばかりか、インビットだけではなく、自軍の損耗が激しくなった為に、断腸の思いで最後の手段である荷電粒子ミサイルを撃ち込んで地球毎レフレックス・ポイントの消滅を図るが、地球を発つ決意をし、旅立とうとするレフレスによってミサイルは消滅させられた。
登場メカ
地球(火星)人側
艦艇
装甲降下艇 ホリゾント(Horizon-T)
[47]
第2次地球奪還作戦に投入される強攻降下用装甲艇。火星(マルスベース基地)から地球までは宇宙空母「イカズチ」に牽引されてきた。両舷にあるコンテナ下部にレギオス+トレッド(分隊指揮官機)を1機ずつ懸架可能で、パイロットを搭乗させる機構もある。実質はモスピーダ等のアーマーサイクルや兵員を地上に送り込むための降下専用艇でしかなく、その大気圏突破能力や船体構造強度にも不安がある。インビットが地球大気圏上層部に施した罠[5]に落ち、そのほとんどが異常大気及び異常加速度により燃え尽きて全滅した。第3次奪還作戦ではHBT(ロボテック版ではProtoculture)の反応を抑えるステルス仕様のダークタイプ(同じくロボテック版では「シャドウ」型、Horizon-V)も参加している。
高速輸送艦 ガーフィッシュ
第1次 - 第3次地球奪還作戦に投入される高速輸送艦。海外版ロボテックでは高速軽巡洋艦に分類されており、同作内では主砲を持たない同型の艦体下部に、大型の格納庫を装備した遠距離高速輸送艦型(ロボテックではマラソン (Marathon) 級)もある。艦底部に3機ずつレギオスを収納するコンテナ式の格納庫を3つ持つ。第3次ではダークタイプも参戦する。このクラスは地球奪還作戦のための強行突入用輸送艦としての性格が強く、武装は左右の船体スリット(合計6か所)から発射されるミサイルと、艦底部コンテナの前に3連装ビーム砲塔が1基あるのみ。このため後方からはもちろん、上部からの攻撃にも弱いが、ロボテック版では幾らか改善されているらしい。大気圏内に直接降下し、重力下での航行も可能である。第18話では第一次降下部隊所属の本艦が、インビットの中継タワーに自爆特攻を敢行する。

ロボテックでは仕様により、斥候艦 (Scout Cruiser) または軽巡洋艦 (Light Cruiser) 及び強襲輸送艦 (Assault Transport) に区分され、「ロボテック:シャドウ・クロニクル」(Robotech:The Shadow Chronicles) にもCGとなって登場、船体強度の低下を忍んでゼントラーディ軍の艦艇のように艦体自体が上下に割れて大型シンクロトロン砲を発射する新機構が加わった。

宇宙空母 イカヅチ
大型の宇宙空母。第2次降下作戦参加艦から登場した艦種で、各部コンテナに24機ずつ、計140機近い「レギオス」可変戦闘機を搭載できる。同型艦多数。三連装ビーム砲塔を各所に装備していて火力も高い。ただし、上甲板の砲塔8基中5基は艦橋構造物が邪魔で右舷方向を攻撃できない。ガーフィッシュ級同様にダークタイプも存在し、第3次降下作戦時には、一部主砲をシンクロトロン砲に換装している。同型艦の「ホーセット」は、その第三次降下作戦で、撃沈されている。

ロボテックでも同様に("Ikazuchi" / 「雷」)級は大型(または重)巡洋艦 (Large Cruiser) に分類され、「ロボテック:シャドウ・クロニクル」にもCGとなって登場する。

イズモ級旗艦
第三次地球奪還作戦の艦隊旗艦。Neutron-S(S型中性子)ミサイルをはじめ、戦略級の兵器を格納可能な他、強力な力場シールドや多数の艦載機を格納している。


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