機巧少女は傷つかない
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機巧少女は傷つかない

テレビアニメ版のロゴ
ジャンル学園バトル[1]ファンタジー
小説
著者海冬レイジ
イラストるろお
出版社メディアファクトリー
KADOKAWA
レーベルMF文庫J
刊行期間2009年11月 - 2017年7月
巻数全17巻
漫画
原作・原案など海冬レイジ(原作)
るろお(キャラクター原案)
作画高城計
出版社メディアファクトリー
→KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2010年6月号 - 2016年8月号
(番外編掲載後から長期休載)
巻数既刊9巻(2016年3月時点)
その他Machine-Doll Project第2弾
漫画:ジーンメタリカ-機巧少女は傷つかない Re:Acta-
原作・原案など海冬レイジ(原作)
るろお(キャラクター原案)
作画釜田みさと
出版社メディアファクトリー
→KADOKAWA
掲載誌月刊コミックジーン
レーベルMFコミックス ジーンシリーズ
発表号2013年5月号 - 2014年5月号
巻数全2巻
その他Machine-Doll Project第2弾
アニメ
原作海冬レイジ
監督よしもときんじ
シリーズ構成柿原優子
脚本柿原優子、竹内利光
キャラクターデザイン渡辺敦子
音楽横山克
アニメーション制作Lerche
製作機巧少女は傷つかない製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2013年10月 - 12月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『機巧少女は傷つかない』(マシンドールはきずつかない)は、海冬レイジによる日本ライトノベル。イラストはるろおが担当。MF文庫JメディアファクトリーKADOKAWA)より2009年11月から2017年7月まで刊行された。2020年9月時点でシリーズ累計発行部数は160万部を突破している[2]

2013年1月に公式サイトにてテレビアニメ化が発表され[3]、同年10月から12月にかけて放送された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年9月)(使い方

魔術によって人形に生命を吹き込み操る、機巧魔術を扱う人形使いが存在する世界。機巧文明が隆盛を誇りながら世界大戦の影が見え隠れする20世紀初頭、人形使いの頂点――〈魔王〉を決める戦いである〈夜会〉が四年に一度の魔蝕の年に開かれていた。

大英帝国にある機巧都市リヴァプールの『ヴァルプルギス王立学院』で開催される夜会に参加するため、人形使いの少年・赤羽雷真は日本から留学してくる。しかし、稀代の人形師・花柳齋の真作である自動人形・夜々を引き連れ、ヴァルプルギス王立学院の門を叩いた雷真の本当の目的は、〈魔王〉の称号を手に入れることではなく、不世出の天才にして一族を皆殺しにした赤羽天全に復讐することだった。

ちらつく世界大戦の影、そして、神性機巧(マシンドール)を巡る陰謀に巻き込まれながら、雷真は復讐を果たすため夜々とともに〈夜会〉に身を投じていく。編入直後は、劣悪な成績から嘲笑された雷真だったが、他の学生とは一線を画す機巧戦闘の才能と、他人のために命を懸けられる真っ直ぐな心根で、徐々に理解者を増やしていく。
第一部(1巻 - 6巻)〈夜会〉に参加するため魔術の最高学府ヴァルプルギス王立学院に留学した雷真だったが、雷真の成績は〈下から二番目〉であり、〈夜会〉に参加することはできない。参加資格を得るために雷真たちは動き出し〈十三人〉の一人・〈暴竜〉シャルと知り合うが、学院の裏では自動人形を襲う『魔術喰い(カニバルキャンディ)』の影が蠢いていた。〈夜会〉参加資格を手に入れた雷真だったが、初戦の相手であり〈Dワークス〉の人形を操るフレイに暗殺を仕掛けられる。軍部の命令で〈Dワークス〉への諜報活動に〈雪月花〉の1体であり、夜々の妹の小紫と向かい、そこで衝撃的な事実を目撃した雷真に追い打ちをかけるように、姉のフレイの代わりに自主降格した〈十三人〉の一人・〈剣帝〉ロキが夜会に現れる。負傷で入院中の雷真は〈暴竜〉シャルの妹アンリと出会う。その同時刻、シャルが時計塔を破壊して飛び去る姿を、雷真は目撃する。学院長を暗殺しようとするシャルと自殺未遂を繰り返していたアンリの背後には、人形使いを必要としない神性機巧を名乗る人形シンの姿があった。シャルと二人がかりでどうにかシンを撃退した雷真だったが、ある〈夜会〉を期に夜々が失踪する。ようやく夜々を見つけるが〈十字架の騎士〉と名乗る〈夜会〉参加者たちとシンの主であるアリスとともに、夜々は雷真の前から姿を消してしまう。雷真は花柳齋硝子に相談するが硝子は夜々を放棄すると言い、〈雪月花〉の1体であり夜々の姉であるいろりを雷真に与える。〈十字架の騎士〉を倒し夜々を取り返した雷真は、夜々を欲しがるイオネラ・エリアーデ教授と機巧都市リヴァプールで開かれている自動人形の祭典を見て回ることになる。しかし、そこで黒太子エドマンドがイオネラの作った人形エヴァンジェリンを使ってクーデターを起こす。その折に、雷真はマグナスが赤羽一門の奥義である紅翼陣を使う姿を目撃する。黒太子のクーデターの影響で、〈夜会〉に一カ月の猶予期間が置かれる。紅翼陣の修業を行う雷真のもとに、硝子が持ってきた仕事の内容は、最も若い〈魔王〉である〈迷宮の魔王〉グリゼルダ・ウェストンの内偵。シェフィールド近郊の田舎町を小紫とともに訪れた雷真は、グリゼルダが紅翼陣とよく似た術を使うところを目撃し、彼女に弟子入りを申し込む。グリゼルダの家に住み込みで弟子入りした雷真は、ウェストン家の真実を知り、〈焼却の魔王〉ライコネンに戦いを挑む。
登場人物

担当声優は、ドラマCD版・テレビアニメ版共通。
ヴァルプルギス王立機巧学院
主人公
赤羽 (あかばね らいしん)
声 -
下野紘[4]本作の主人公[1]。学院の二回生で「夜会」の参加者。第百位。登録コードは「下から二番目(セカンドラスト)」。日本から留学してきた傀儡師の少年。精悍な顔つきをしていて、誠実で優しい性格。自動人形を人間と同じように見ている。シャルロット曰く、「目的の為には、手段を選ばない男」。人形使いの名門赤羽一門の生き残りであり、一族を皆殺しにした仇を討つべく「夜会」参戦を目指し、軍部と花柳斎の口利きでヴァルプルギス王立機巧学院に留学してきた。機転と洞察力に優れ、頭の回転は速く実技もとても優秀であるが、人形使いとなってから二年程度と日が浅いため、機巧魔術の教養は悲惨なほど拙い。赤羽一門当主の次男坊だったが、優秀すぎる兄の陰に埋もれる毎日から魔術より武術に傾倒していったため、勘当同然に家を飛び出し、皮肉にも一門皆殺しの惨劇を免れた。そのため、魔術は、ほとんど初心者で和術や、駆け引き、敵の裏をかく戦法を得意とする。自分の人形使いとしての才能を過小評価しているが、硝子曰く、天賦の才を持っており、タフな肉体と高い身体能力、人並み外れた五感と反射神経も持っている。また、軍事訓練を受けていて射撃能力は高い。積極的に甘えてくる夜々には手を焼いているが、彼女のことは相棒として大事に思っている。また雷真本人は「惚れたら関係ない」としているが年上で巨乳好きの気がある。初めは夜々にも隠していたが、土門日輪とは許嫁の関係。しかし、護るべきものも護れなかった復讐鬼の自分に、そんな甲斐性はないと思っているのか、雷真自身に、もう結婚する気はなく、異性からの好意にも相当鈍い。
夜々(やや)
声 -
原田ひとみ[4]本作のヒロインで、もう一人の主人公。雷真の自動人形。黒いミニの着物に身を包んだ黒髪の可憐な少女の姿をしている。花柳斎秘蔵の真作「雪月花」の次女「月の乙女」で、軍艦一隻と釣り合う価値のある花柳斎ブランドの最高級人形。雷真を慕い積極的に甘えているが、思い込みも激しく、雷真が他の女子と一緒にいるとすぐに取り乱すため、雷真は対処に困っている。雷真が自分になびかないのは人間ではないからと考え、人間になることを望んでいるが、シグムント曰く「性格のせい」。雷真を好くあまり嫉妬に狂って雷真に暴力を振るったり、女性の名前が出るたびに関係を疑ったりするが、心よりの信頼において雷真の人形として戦っており、どのような結末でも雷真と運命を共にすることを覚悟している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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