機動警察パトレイバー_2_the_Movie
[Wikipedia|▼Menu]
関口英司


秋山卓史

清水敏孝



丁田政二郎

加藤照幸

栗原利充

川越千夏

永田亮子

加藤奈々絵

島田美どり

GABU



スタッフ

監督 -
押井守

企画・原作 - ヘッドギア

脚本 - 伊藤和典

演出 - 西久保利彦

キャラクターデザイン - 高田明美ゆうきまさみ

メカニックデザイン - 出渕裕河森正治カトキハジメ藤島康介佐山善則伊東守

作画監督 - 黄瀬和哉

レイアウト - 渡部隆今敏竹内敦志、水村良男、荒川眞嗣、田中精美

原画 - 沖浦啓之竹内敦志、水村良男、村木靖岸田隆宏、江村豊秋、大川こうぎ、安藤真裕、川名久美子、丹沢学、濱名孝行、高岡希一、武田一也、オグロアキラ、荒川真嗣はばらのぶよし、安東信悦、音無竜之介、勝亦祥視、石井明治小森高博、星和伸、土器手司、井口忠一、渡辺すみお、橋本浩一、戸部敦夫藤田しげる菅沼栄治、高橋しんや、大上浩明、仲森文、児玉昌弘、高見明男

色彩設計 - 遊佐久美子

美術監督 - 小倉宏昌

背景 - 武重洋二平田秀一黒田聡、甲斐政俊、廣瀬義憲、田村盛揮、荒井貞幸、池田祐二(スタジオワイエス)

コンセプトフォト - 樋上晴彦

撮影 - 高橋明彦

音楽 - 川井憲次

録音 - 浅梨なおこ

編集 - 掛須秀一(JSE)

プロデューサー - 鵜之沢伸、濱渡剛、石川光久

エグゼクティブプロデューサー - 山科誠、植村徹

コンピューターグラフィックス - オムニバス・ジャパン

アニメーション制作 - IG TATSUNOKO

製作 - バンダイビジュアル株式会社、株式会社東北新社、株式会社イング

配給 - 松竹株式会社

サウンドリニューアル版スタッフ

監督 - 押井守

録音演出 -
斯波重治

調整 - 住谷真

効果 - 伊藤道廣サウンドリング

録音助手 - 高野慎二、森本桂一郎

録音スタジオ - 東京テレビセンター

録音制作 - オムニバスプロモーション

音楽 - 川井憲次

音楽録音・調整 - 福代敦平、佐藤智昭

音楽制作デスク - 仲野智子、安田玲子

ミュージシャンコーディネーター - DAYBREAK、大竹茂

KEYBOARDS - 川井憲次

CHORUS - 井出真理、斉藤裕美子、近藤薫、川俣由規子、東京混声合唱団

VIOLIN - 内田輝、宮内道子

STRINGS - 内田GROUP

音楽録音・調整スタジオ - Bunkamura STUDIO、AUBE STUDIO

音楽ディレクター - 国分浩安

スーパーバイザー - 大島満、松根文

音楽制作 - AUBE、日本テレビ音楽バップ

協力 - ドルビージャパン、伏木雅昭

宣伝 - 熊谷淳

アシスタントプロデューサー - 桑島龍一、国崎久

プロデューサー - 杉田敦

企画 - 渡辺繁、植村徹、石川光久

製作 - バンダイビジュアル株式会社、株式会社東北新社、株式会社イング

製作
製作委員会

総製作費は4億円[1]。当初は押井の出した制作費にバンダイ側が「押井さんはスタジオを潰すんじゃないかと言う位にかき回す。本気で4億で作らせたらI.G.の将来に関わるから3億で作った方がいい」と難色を示した。しかし、石川は「押井監督のビジョンを壊す方が怖い」という思いから、I.G.の関連会社「イング」から5千万円を出資し、権利を獲得した。アニメーションの制作会社が作品に出資して、権利を獲得して、契約や記録を残しつつ版権事業を自ら手掛け、アニメーション制作会社のブランドイメージを確立するのは当時としては画期的だった[3]
CG

CG技術が未発達のころに制作された本作品では、劇中でコンピュータにより生成され出力される画面をCGを用いて描く試みが行われた。シリコングラフィックスのIRISなど、1992年当時に入手可能な最先端のCGワークステーションが導入され[要出典]、最終的なレンダリングはシェーディング済みの3DCGを投影した2DCGとして行われた。出力されたCGはアナログで制作したアニメパートへのはめこみ合成の素材として用いられた。

作中に66カットのCGシーンがある。しかしCGを売りとする意向はなく、押井の「CGは一素材として単独で使わないでほしい」[4]「CGはもう特別なものではなく、普通に生活の中に入っている」[5]という意向から、使い方は「画面の違和感を無くすため補正をかける」「背景の動画に使う」等高密度な志向ではなく[5]、仕上げの段階で他の映像と合成したり[4]、わざと画像を荒らす用に指示している[5]。理想として「CGがCGらしくみえない」ことを目指した[4]

例としては、物語冒頭のレイバーのシミュレーション画面、戦闘機のHUD、航空レーダーなどがある。戦闘シーンでは、現実の戦闘シーンの様にノイズを入れたりした[4]
音楽

押井は川井に「東南アジアの民族音楽みたいな音色とメロディ」「南雲しのぶの愛のテーマ」「金管楽器はなし」「弦楽器の重低音」を4つの柱にするように注文して、6曲のデモテープを制作した。それは後に「機動警察パトレイバー2 the Movie PRE SOUNDTRACK」としてリリースされた[6]

同じ曲をアレンジしつつも何度も使用するため、前作と違ってバリエーションが少なくなった[6]

川井の一番のお気に入りはオープニングテーマで使用された「Theme of PATLABOR 2」である。押井・音響監督の浅利と相談なしで、川井が勝手に制作したのが採用された。川井は「エンディングもこの曲のアレンジにしようかと思った」と振り返っている[6]
ロケ地

「ランドマークタワー」「警視庁本庁舎」「東京都庁」などのビルや「横浜ベイブリッジ」「勝鬨橋」「日本橋」「永代橋」「佃大橋」等の破壊される橋は、実際の姿で登場する。

時代設定が2002年の本作であるが、自衛隊攻撃ヘリの飛行シーンで頻繁に登場する中央区佃の高層マンション群「リバーシティ21」の一部で、2000年に竣工した最も高層の2棟を含む北ブロックが更地になっているのが確認できる。これは本作の劇場公開が1993年のためである。
作品解説

監督の押井守は『西武新宿戦線異状なし』や『機動警察パトレイバー』OVA第1期ですでに、自衛隊のクーデターをモチーフとした作品を手がけている。また、レイバーによる戦闘シーンが冒頭とクライマックスに数分間挿入されるのみに留まり、極めて抑えられたものとなっている。
世界観

本作品はOVA第1期・劇場版1作目と同じく押井守監督作品だが、公開当時のテレフォンサービスなどではテレビ版・OVA第2期に連なる世界であることが明言されており[要出典]、特車二課棟の所在地もOVA第1期・劇場版1作目で設定されていた大田区城南島の埋立地には存在しない様子である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:101 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef