横溝正史
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由利・三津木探偵小説選

東方社から1956年 - 1961年に刊行[注 50]

第1 悪魔の設計図 1956年 悪魔の設計図 花髑髏 白蠟怪

第2 双仮面 1956年 双假面 獸人 幻の女 迷路の三人

第3 石膏美人 1956年 石膏美人 白蠟少年 猿と死美人 蠟人形事件 焙烙の刑 嵐の道化師 黒衣の人

第4 蜘蛛と百合 1956年 暗闇劇場 蜘蛛と百合 薔薇と鬱金香

第5 カルメンの死 1957年 眞珠カ 憑かれた女 カルメンの死

第6 夜光虫 1957年 夜光蟲 首吊船 幽霊騎手

第7 カルメンの死[疑問点ノート] 1961年 眞珠カ 憑かれた女 カルメンの死

金田一耕助推理全集

東京文芸社から1958年 - 1961年に刊行。刊行以前に広く知られていた作品はおおむね網羅されているが、『悪魔が来りて笛を吹く』『夜歩く』『女王蜂』『吸血蛾』『華やかな野獣』などが未収録になっている。

第1巻 不死蝶 1958年

第2巻 悪魔の降誕祭 1958年 トランプ台上の首

第3巻 魔女の暦 1958年 鏡が浦の殺人

第4巻 火の十字架 1958年 貸しボート十三号

第5巻 迷路荘の怪人 1959年 蜃気楼島の情熱

第6巻 金田一耕助事件簿 1959年 霧の中の女 洞の中の女 鏡の中の女 傘の中の女 鞄の中の女 夢の中の女

第7巻 三つの首塔 1959年

第8巻 犬神家の一族 1959年

第9巻 八つ墓村 1959年

第10巻 女怪 1959年 殺人鬼 鴉 首 蝙蝠と蛞蝓

第11巻 花園の悪魔 1959年 廃園の鬼 睡れる花嫁 黒蘭姫 カルメンの死

第12巻 蜃気楼島の情熱 1959年 百日紅の下にて 生ける死仮面 湖泥

第13巻 車井戸はなぜ軋る 1959年 堕ちたる天女 蠟美人

第14巻 毒の矢 1959年 幽霊座

第15巻 黒猫亭事件 1959年 本陣殺人事件

続刊第1巻 スペードの女王 1960年

続刊第2巻 支那扇の女 1960年 人面瘡

続刊第3巻 壷中美人 1960年 泥の中の女

続刊第4巻 扉のかげの女 1960年

続刊第5巻 霧の山荘 女の決闘 1961年

続刊第6巻 悪魔の手毬唄 1961年

続刊第7巻 悪魔の寵児 1961年

続刊第8巻 幽霊男 1961年

続刊第9巻 死神の矢 黒い翼 1961年

続刊第10巻 獄門島 1961年

横溝正史傑作選集

東都書房から1965年に刊行。

第1 犬神家の一族

第2 悪魔が来たりて笛を吹く

第3 八つ墓村

第4 本陣殺人事件・蝶々殺人事件

第5 白と黒

第6 獄門島

第7 悪魔の手毬唄

第8 女王蜂

横溝正史全集(旧版)

この節の加筆が望まれています。
主に: 刊行趣旨 (2021年4月)

講談社から1970年に刊行。全10巻。

「全集」を名乗っているが全作品の網羅は目標としていない。金田一耕助登場作品については、たとえば、この全集以前に刊行された探偵小説選(1954年版)推理全集のいずれかに含まれる54作のうち収録されているのは19作である(金田一耕助登場作品の収録は全部で20作)。
新版横溝正史全集

この節の加筆が望まれています。
主に: 刊行趣旨 (2021年4月)

講談社から1974年 - 1975年に刊行。全18巻。

旧版に収録された作品をすべて収録したうえで追加しているが、旧版と同様、網羅は目標としていない。金田一耕助登場作品については、たとえば探偵小説選(1954年版)推理全集のいずれかに含まれる54作のうち収録されているのは27作である(金田一耕助登場作品の収録は全部で30作)。
金田一耕助探偵小説選(1975年版)

この節の加筆が望まれています。
主に: 13巻で完結したという確証 (2020年9月)

東京文芸社から1975年 - 1976年に刊行。主として1954年版に収録されていない作品を収録しているが、一部重複がある[注 51]。収録作品はすべて旧版全集新版全集に未収録である。

1 夜の黒豹 1975年

2 吸血蛾 1975年 カルメンの死

3 魔女の暦 1975年 殺人鬼

4 死神の矢 1975年 黒い翼

5 壺中美人 1975年 鏡が浦の殺人

6 スペードの女王 1975年 女の決闘

7 扉の影の女 1975年 暗闇にひそむ猫

8 金田一耕助の謎 1975年 霧の中の女 洞の中の女 鏡の中の女 傘の中の女 鞄の中の女 夢の中の女 泥の中の女

9 火の十字架 1976年 霧の山荘

10 不死蝶 1976年

11 華やかな野獣 1975年 毒の矢

12 悪魔の百唇譜 1975年 睡れる花嫁

13 生ける死仮面 1976年 堕ちたる天女

各作家1巻の作品集

この節の加筆が望まれています。 (2020年3月)


『日本探偵小説代表作集 6 横溝正史』生活百科刊行会 1956年(黒猫亭事件、湖泥、蜃気楼塔の情熱、首、黒い翼)

『長篇小説名作全集 16 横溝正史』大日本雄弁会講談社 1950年(蝶々殺人事件、本陣殺人事件、獄門島)

『現代推理小説大系 4 横溝正史』講談社 1972年(本陣殺人事件、蝶々殺人事件、獄門島)

『昭和国民文学全集 16 横溝正史集』筑摩書房 1973年(獄門島、悪魔の手毬唄、蜃気楼島の情熱)

『日本探偵小説全集 9 横溝正史集』東京創元社 1989年(鬼火、探偵小説、本陣殺人事件、百日紅の下にて、獄門島、車井戸はなぜ軋る)

角川文庫

1970年代後半における横溝ブームの中心となった角川文庫の刊行は1971年から1984年にかけて順次進められている。この刊行は、捕物帳などの時代小説を除いて最終的には横溝正史全作品の網羅が目標となり、その中心的存在であった中島河太郎が巻末解説の多くを書いている(後の改版で削除されているものが多い)。すなわち、角川文庫に収録されたのが当時知られていた全作品であると考えてよく、たとえば「金田一耕助登場作品はジュブナイル作品を除いて77作ある」というのは、角川文庫への収録数である。

この時期の角川文庫には、作者に割り当てられた通番(横溝正史は304)と作者ごとの通番を組み合わせた通番が振られており、横溝正史の場合には304-1から304-71までの71編と、それとは別に304-80から304-95までのジュブナイル作品16編、それに304-98『シナリオ悪霊島』と304-99『横溝正史読本』を合わせた89編が刊行されている。71編の内訳は、金田一耕助登場作品を含む42編、由利麟太郎&三津木俊助登場作品を含む13編、その他16編である[67]

89編の多くはKindle版などでしか出版されなくなっている。


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