横山光輝_三国志
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後半になると策を用いて曹操軍を撃破したり、多少ではあるものの気の荒さを制御出来るようになる。武人でありながら裏切りを繰り返す呂布を毛嫌いしている。
趙雲子龍(ちょううん しりゅう)
声 - 小杉十郎太流浪の旅を続けていた豪傑。当初公孫?の客将となる。公孫?の援軍に来た劉備の人柄に強く惚れ込んでおり、公孫?が袁紹に敗れた後は劉備と合流する。原作よりもやや大らかな性格で、眼光鋭い顔つきに描かれている。また、原作では劉備に仕えて以降鎧兜が変わっているが、アニメ版では終始「白馬義従」の頃のままであった。
諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)
声 - 速水奨伏竜と呼ばれ、手にした者は天下を統一できるという稀代の天才軍師。諸国を旅し、官渡の戦いを密に見守り、許攸が曹操に走るのを見て袁紹の敗北を予見した。その後は晴耕雨読の日々を続けていたが、劉備の三顧の礼に応え天下三分の計を説いて出廬する。兄は諸葛瑾孫権参謀)、弟は諸葛均、そして(アニメ版では一キャラクターとして描かれた)妹が1人いる。
関平(かんぺい)
声 - 辻谷耕史周倉(声 - 中多和宏)が率いる山賊団の一員の青年。関羽の赤兎馬を奪おうとするが失敗。後に劉備が袁紹の元から逃れる際に手助けをし、仲間の山賊を倒した趙雲に立ち向かった勇気を買われて関羽の養子となる(原作コミックスでは、地方士族・関定の次男という設定)。原作とは異なり、やや砕けた性格で関羽を「親父」と呼んでいる。
孫乾公祐(そんかん こうゆう)
声 - 岡和男劉備が徐州を治めて以降彼に付き従っている。張飛からは「優等生」呼ばわりされている。「そんけん」という読みもあるが、本作では「そんかん」と読ませている。
徐庶元直(じょしょ げんちょく)
声 - 喜多川拓郎孔明、?統とは同門で親友の間柄。荊州で単福(ぜんふく)という偽名で劉備と会い、その軍師となった。南下してきた曹仁率いる数万の曹操軍に対し、見事な計略でこれを打ち破る。後に曹操配下の程cが作成した母親の偽手紙に騙され、曹操の配下となるが母親はショックのあまり自害。曹操のために策は立てないと誓いを立て、極力劉備が有利な方向に進むよう上手く献策するなど、原作に比べ出番が多くなっている。
?統士元(ほうとう しげん)
声 - 山口健孔明と並び称されるほどの智謀を持ち、孔明が伏竜と呼ばれたのに対して、鳳雛と呼ばれた。赤壁の戦いでは、呉のために曹操に連環の計を勧めて、呉軍の火計を成功へと導いた。
香蘭(こうらん)
声 - こおろぎさとみ(少女時)、井上喜久子(成人時)アニメ版オリジナルキャラクター。劉備の教え子。後に再会し、その夫人となる。長坂の戦いにて致命傷を負い、阿斗(後の劉禅)を趙雲に託した後、息を引き取る。容貌は、張飛によると「べっぴんさん」。
孔明の妹
声 - 松下美由紀原作ではわずかに登場したのみだったが、アニメでは孔明登場後からレギュラーキャラクターとして扱われる。テロップでは「孔明の妹」としか表記されず、劉備たちからは終始「妹御」(いもうとご)と呼ばれていた。呉で身動きの取れなくなった孔明に代わり、情報収集や劉備たちとの繋ぎ、呉軍の牽制を行っていた。2人の兄に引けをとらない、機知に富んだ女性。
香蘭の侍女
声 - 根谷美智子アニメ版オリジナルキャラクター。香蘭を慕い、誠意をもって仕える。関平とは何かと喧嘩をすることが多いが仲が良い。香蘭の死後は出番が無くなる。

曹操孟徳(そうそう もうとく)
声 - 松本保典劉備最大のライバルにして、もう一人の主人公。「乱世の奸雄」と称せられ、一介の役人から丞相に上り詰めた。劉備とは対照的に目的のためなら手段を選ばず、覇権を広げるためには時として非情な策も躊躇なく実行する合理主義者として描かれている。しかし、それは全て「国の統一こそがこの世を平和にする手段であり、それを成し遂げるのは自分の宿命」という自身の信条に基づいての行動である。原作では後半になるにつれ、ほぼ悪役としてしか描かれなくなったが、アニメでは終始劉備と対極を成す英雄として描かれており、(結果的に)徐庶の母を死に追いやった荀ケと程cを叱るなど、人間味ある側面も描かれる。独特の真っ赤な甲冑が印象的だが、原作では初期にしか登場しない。また、前半で常に冷静な性格だったが長坂の戦いで劉備軍の主力武将を心底恐れるようになり、特に張飛と対峙してしまうと普段の冷静さを失ってしまう。
曹洪子廉(そうこう しれん)
声 - 野島汎平曹操の従弟。董卓軍の軍師・李儒の策略で危機に瀕していた曹操を身を挺して救い出す。
夏侯惇元譲(かこうじゅん げんじょう)
声 - 目黒裕一曹操の配下。気性の激しさで知られる猛将。呂布に追い込まれた劉備の援軍として派遣されるが、片目を矢で射られて負傷する。関羽が曹操に一時的に降った際、その優遇振りに愚痴をこぼしていた。博望坡の戦いで劉備軍を深追いし、孔明の計略の前に敗れてしまう。「かこうとん」という読みも一般的だが、原作どおり「かこうじゅん」としている。また、彼の旗が「夏候」と誤植している場面がある。
曹仁子孝(そうじん しこう)
声 - 中嶋聡彦曹操の従弟で勇将と名高い。数万を率いて劉備軍が立てこもる新野へと攻め入るが、徐庶の采配にかなわず敗北する。
典韋(てんい)
声 - 安西正弘曹操の配下。原作よりやや登場が早く、董卓追撃の際にはやる曹操をあえて挑発して諌めるというシーンが挿入されている。アニメでは宛城の戦いが描かれておらず、生死不明のまま出番が終わっている。その最期の様子は、呂布のそれに使われてしまった。
李典曼成(りてん まんせい)
声 - 掛川裕彦曹操の配下。曹仁と夏侯惇の副将。
許?仲康(きょちょ ちゅうこう)
声 - 鹿島灘之曹操の配下の猛将。スマートな美男子として描かれており、孔明を侮る曹仁を諌めるなど、やや思慮深い性格になっている。
張遼文遠(ちょうりょう ぶんえん)
声 - 西村知道曹操配下の将軍。徐州で孤立した関羽を説得し、曹操に降らせる。
荀ケ文若(じゅんいく ぶんじゃく)
声 - 江原正士、後に小林通孝曹操の軍師。「二虎共食の計」、「駆虎呑狼の計」を用い、劉備と呂布を仲違いさせようとした。
程c仲徳(ていいく ちゅうとく)
声 - 島田敏、後に筈見純曹操の配下。荀ケと同じく、参謀役。偽手紙を用い、劉備の元から徐庶を決別させる。
韋駄天小僧(仮称)
アニメ版オリジナルキャラクター。本名と字(あざな)は明言されず、「韋駄天小僧」と呼ばれている。曹操軍の部将の息子で、父と共に密偵を務めていたが、呂布に捕らえられる。その活発さを陳珪陳登の陳親子や張飛から気に入られており、彼の父が虐殺されたことが、陳親子の呂布に対する怒りを増幅させた。呂布の死後は登場せず、消息不明。

孫権仲謀(そんけん ちゅうぼう)
声 - 飛田展男孫堅の次男。父の孫堅、兄の孫策が相次いで亡くなり、若くして呉の君主となる。赤壁の戦いで国家の存続をかけた決断を迫られ、周瑜や魯粛の後押しもあって曹操と戦う決心をする。
孫堅文台(そんけん ぶんだい)
声 - 島田敏孫策と孫権の父。反董卓連合に参加する。洛陽にて玉璽を発見したため、野心を疑った袁紹の手勢に追われる。後に袁術と手を組んで劉表と戦うが、敵の罠にはまり落石の下敷きとなって死亡する。
孫策伯符(そんさく はくふ)
声 - 中原茂孫堅の長男。原作では劉表との抗争時に初登場するが、アニメでは反董卓連合結成の際に父の孫堅に付き従い、劉備たちと出会う。玉璽に執着する孫堅に一度は不信感を抱くが、関羽らに諭されて、最後まで父に付いて行く決意を固める。孫堅の没後には軍勢を率いて郡を統一するが、アニメ版ではその部分を省略されてしまった。赤壁の戦いの前段階で既に故人となっている。
程普徳謀(ていふ とくぼう)
声 - 高木渉孫堅の代から仕える古参の将。華雄の副将、胡軫を討ち取る。美術品に詳しく、洛陽で見つけた不審な印璽を玉璽と見抜いた。
周瑜公瑾(しゅうゆ こうきん)
声 - 石塚運昇呉の水軍都督。孫策とは義兄弟の間柄であった。孔明の智謀を危険視しており、幾度となく殺害を狙っていた。アニメ版では、孔明に狼狽えて醜態を晒すシーンが若干カットされており、貫禄を保っている。
魯粛子敬(ろしゅく しけい)
声 - 田原アルノ孫権の配下。知性に優れているが、やや人が好すぎるところがある。赤壁の戦いにおいては孔明を殺害しようとする周瑜に対して「今は孔明の知恵が必要だ」と諌める。
張昭子布(ちょうしょう しふ)
声 - 中博史孫権の配下で、内政の要と言われる文官。赤壁の戦いでは和平派の筆頭であったが、同盟の交渉に訪れた孔明に論破される。
黄蓋公覆(こうがい こうふく)
声 - 石森達幸孫権の配下で、孫堅の代から仕える古参の武将。苦肉の計で自ら鞭打ちの刑を受け、火計を成功させる。
甘寧興覇(かんねい こうは)
声 - 掛川裕彦孫権の配下。
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