樋浦勉
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

同バージョンは2023年10月13日には樋浦を迎えてノーカット追録を行った版も放送された[21][22]

未知との遭遇』や『ジョーズ』で、長年担当したリチャード・ドレイファスについて樋浦は「すごくはまりやすかった」としており[15]、「このしゃべり方をしたら次はこう動くな」と画面を見れば次にドレイファスがどう動くか予測がつくと語っている[23]。ドレイファスを吹き替えた作品の中でもVHS・DVD版、BD新録版、日本テレビ(金曜ロードショー)版の3バージョン全てで担当した『オールウェイズ』のピート・サンディッチ役は自身の代表作であるとも述べた[20]。また、養成所での樋浦の後輩にあたる中田譲治は『グッバイガール』を好きな映画作品の一つに挙げており、樋浦がドレイファスを担当した吹替版(1982年2月22日にTBSの『月曜ロードショー』枠にて『グッバイガール 泣かないで!この感動をあなたに…』のタイトルで初放送。演出は佐藤敏夫、翻訳は宇津木道子)も印象に残っているといい、同音源のDVDへの吹替収録を熱望している[24]

ドレイファスと同様にやりやすい俳優としてジョン・マルコヴィッチを挙げており、「『ワー』とか『ギャー』とかいろんな声を使っていい役だと思うから、自分でもやってて楽しいですね。百面相みたいな顔してやるんだよ」と語り、マルコヴィッチ自身の容姿については「ひょっとこみたいな顔」と評した[18]。特に『コン・エアー』での役を面白かった役として挙げている[8]。2010年の映画『RED/レッド』はウィリス、ドレイファス、マルコヴィッチの共演作であり、樋浦はこの作品においてはマルコヴィッチの声を担当している。本作のマルコヴィッチの役(マーヴィン・ボッグス)については「やってて楽しい。だけどね、ハチャメチャな役を演じるっていうのは、結構難しい。そこは、外れない範疇で自分がうんと羽ばたくみたいな感じで思いっきりやらせてもらっています」と述べている[18]。後のインタビューで本作における持ち役三名の内、誰を演じたかったかと問われた際には「正直なところ、僕は全部やってみたかったね。今思うと、一番やってみたかったのはドレイファスだったのかな」と語りつつも、本作でウィリスを演じた磯部勉は二枚目として適任であったと評している[16]

また『アルマゲドン』はBSテレ東での放映時に新録吹替を制作する企画があったが、権利元の都合により実現しなかった。ウィリス演ずるハリー・スタンパー役には樋浦が候補に上がっていたという[25]

今後声を担当してみたい俳優について問われた際には、ジョニー・デップを挙げている[20]
出演作品(俳優)
テレビドラマ

青春とはなんだ(1965年 - 1966年、NTV / 東宝) - 土井

ウルトラシリーズTBS / 円谷プロ

ウルトラマン 第14話「真珠貝防衛指令」(1966年) - トラック運転手

ウルトラマンA 第31話「セブンからエースの手に」(1972年) - 動物園の飼育係

ウルトラマンタロウ 第9話「東京の崩れる日」(1973年) - ビルの警備員


木下恵介劇場 / 記念樹(TBS)

第31話「涙は誰れのために」(1966年10月31日)

第40話「報恩記」(1967年1月3日)

第46話「記念樹よ!永遠に」(1967年2月14日)


七人の刑事(TBS)

第2シーズン 第265話「二人だけの銀座」(1967年)

第3シーズン 第1話「警視総監の財産」 - 第43話「一粒の麦死なずば」(1978年 - 1979年) - 佐々木刑事


レモンのような女 第5話「夏の香り」(1967年、TBS)

第9話「走れ!新十郎」(1967年、TBS / 松竹

大河ドラマNHK


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:171 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef