樋口尚文
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2022年、評論業・監督業のかたわら、妻とともに、東京・神保町に文化発信拠点としてシェア型書店「猫の本棚」を開店し、プロデュースする[7]
著書

『ポスト・ヌーヴェル・ヴァーグ』(北宋社、1985年)

『映画の復讐』(フィルムアート社、1992年)

『グッドモーニング、ゴジラ 監督
本多猪四郎と撮影所の時代』(筑摩書房、1992年/国書刊行会より復刊、2011年)

『テレビヒーローの創造』(筑摩書房、1993年)

『女優と裸体』(読売新聞社、1994年)

黒澤明の映画術』(筑摩書房、1999年)

大島渚のすべて』(キネマ旬報社、2002年)

『「砂の器」と「日本沈没」 70年代日本の超大作映画』(筑摩書房、2004年)キネマ旬報映画本大賞2004 第10位

『「月光仮面」を創った男たち』(平凡社新書、2008年)キネマ旬報映画本大賞2008 第11位

『ロマンポルノと実録やくざ映画 禁じられた70年代日本映画』(平凡社新書、2009年)キネマ旬報映画本大賞2009 第5位

『万華鏡の女 女優ひし美ゆり子』(ひし美ゆり子共著、 筑摩書房、2011年/ちくま文庫、2020年)キネマ旬報映画本大賞2011 第9位

『テレビ・トラベラー 昭和・平成テレビドラマ批評大全』(国書刊行会、2012年)キネマ旬報映画本大賞2012 第12位

『女優水野久美 怪獣・アクション・メロドラマの妖星』(水野久美共著、 洋泉社、2012年)キネマ旬報映画本大賞2012 第20位

実相寺昭雄 才気の伽藍 鬼才映画監督の生涯と作品』(アルファベータブックス 叢書・20世紀の芸術と文学、2016年)キネマ旬報映画本大賞2016 第12位

『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』(編著、 国書刊行会、2017年)キネマ旬報映画本大賞2017 第4位

『映画のキャッチコピー学』(洋泉社、2018年)キネマ旬報映画本大賞2018 第51位

有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』(有馬稲子共著、 筑摩書房、2018年)キネマ旬報映画本大賞2018 第35位

『フィルムメーカーズ20 大林宣彦』(責任編集、宮帯出版社、2019年)

秋吉久美子 調書』(秋吉久美子共著、 筑摩書房、2020年)キネマ旬報映画本大賞2020 第2位

大島渚全映画秘蔵資料集成』(編著、 国書刊行会、2021年)キネマ旬報映画本大賞2021 第1位

映画(監督作品)

『ゲリラになろうとした男』(1979年 8mm 脚本・監督 / 出演:小山登美夫 / 科学技術館サイエンスホールのPCB=ぴあシネマブティック〈高校生監督特集〉にて公開) 日本映像フェスティバル特別賞、第二回ぴあ自主制作映画展(後のPFF)佳作

『ファントム(DES FANTOMES)』(1983年 8mm 脚本・監督 / 出演:
利重剛 / 渋谷PARCO SPACE PART3のPFF=ぴあフィルムフェスティバル'83にて公開) ぴあフィルムフィスティバル'83入選、神奈川芸術祭映像コンクール特別賞[8]

『愛・賭け・遊び』(1985年 8mm 脚本・監督 / 出演:室井滋 / 神奈川近代文学館で上映後、テレビ神奈川で全篇放映) 神奈川芸術祭映像コンクール大賞

インターミッション』(2013年 DCP 脚本・監督 / 出演:秋吉久美子染谷将太香川京子 / オブスキュラ・東北新社配給で銀座シネパトス限定ロードショーの後、全国各地で公開[9]。KADOKAWAの角川映画レーベルよりDVDリリース)2014年の台北映画祭(台北電影節)で招待上映。

『「青春の殺人者」という事件の現場』(2014年 DVD/BD 総監督・聞き手 /長谷川和彦監督へのロングインタビュー作品(キングレコード「青春の殺人者」DVD、ブルーレイの映像特典として収録)[10]

葬式の名人』(2019年 DCP 監督 / 出演:前田敦子高良健吾有馬稲子 / ティ・ジョイ配給で2019年全国公開)。2019年上海国際映画祭、2020年トロント日本映画祭で招待上映。第11回TAMA映画賞最優秀女優賞(前田敦子)[11]

音楽

コンサート『
冨田勲 映像音楽の世界 SOUNDS OF TOMITA』(2018年9月17日 東京国際フォーラムC / 指揮:藤岡幸夫、演奏:オーケストラ・トリプティーク、司会:中江有里)を監修・企画・司会[12]

コンサート『冬木透 の世界 』(2019年3月2日 渋谷文化総合センター大和田さくらホール / 指揮:高橋奨、演奏:オーケストラ・トリプティークを監修・企画・司会[13]

コンサート『小松左京 音楽祭』(2019年11月30日 成城学園澤柳記念講堂ホール / 指揮:松井慶太、演奏:オーケストラ・トリプティークを監修・企画[14]

TVCM

株式会社電通のCMプランナー、クリエーティブ・ディレクターとして、木村拓哉を起用したニコンデジタル一眼レフカメラDシリーズ・コンパクトデジタルカメラCOOLPIXシリーズ、田中麗奈石原さとみ滝沢秀明の「第一でナイト」シリーズをはじめ、石川遼武井咲東出昌大らを起用した第一生命大沢たかお加瀬亮を起用した明治ヨーグルトLG-21R-1吉高由里子起用のニベアサン、浅野温子秋吉久美子を起用したコーセーコスメポート「グレイスワン」など多くのTVCMを企画。「コマーシャル・フォト」「広告批評」によれば、このほか97年には奥田民生作の「サーキットの娘」にのってパフィーがスクーターで街に繰り出すヤマハ「Vino」のTVCMを企画した。

「デザインの現場」誌によれば、映画関連のCMで樋口が企画したものは、黒澤明が自作の映画「」の一挿話「飛ぶ夢」のために描いたコンテをアニメ化した90年の「共同石油」企業CMがある。監督は大林宣彦、音楽は樋口康雄、ナレーターは映画評論家の石上三登志で、クリオ賞、IBA賞、ニューヨーク・フェスティバルなどの国際広告賞にノミネートされた。「ブレーン」誌によれば、99年の映画「御法度」(大島渚監督)公開時のTVスポットも企画している(複数バージョンが存在するこのCMは、「御法度」DVDに特典として収められている)。

1992年にTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。東京コピーライターズクラブ会員。
出演
対談・インタビュー

早大4年の
映画評論家デビュー時に、85年10月刊『朝日ジャーナル』誌の連載「新人類の旗手たち」枠で筑紫哲也からインタビューを受ける(筑紫哲也編の朝日文庫『新人類図鑑PART2』に転載)。

95年の岩井俊二との前後篇にわたる対談をはじめ、『キネマ旬報』誌などでウェイン・ワン相米慎二森田芳光金子修介ほかの映画監督から、秋吉久美子小泉今日子高橋惠子常盤貴子前田敦子松田美由紀西島秀俊忽那汐里ほかの俳優まで、映画人との対談・インタビューを行う。2007年には、『キネマ旬報』にビートたけしへのロングインタビューが掲載。

2010年より銀座シネパトスにて「秋吉久美子映画祭」「原田芳雄映画祭」「名美という名の女?石井隆原作特集?」「東宝ニューアクションを狙撃せよ!」「70年代アイドル映画大全」「小山明子映画祭」「水野久美映画祭」など70年代日本映画を中心とする特集上映を企画・プロデュースし、秋吉久美子関根恵子原田芳雄佐藤浩市香川京子小山明子杉葉子水野久美ひし美ゆり子真野響子水原ゆう紀夏樹陽子中島ゆたか津田寛治片岡礼子石野真子大場久美子中真千子桜井浩子古谷敏らの女優・男優、大林宣彦竹中直人石井隆小谷承靖木村大作岩井俊二庵野秀明樋口真嗣らの映画監督とのトークショーを行う。


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