槐柳二
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東京府(当時)出身[2][3][4]。最終所属はテアトル・エコー[2][3]
来歴

早稲田大学を卒業[5]後、演出劇場、劇団演出座、劇団3の会[5]、演劇集団未踏[5]を経て劇団テアトル・エコーに所属[4]

初舞台は神谷量平作の『歴程』[5]

かつてはテアトル・エコー附属養成所の所長も務めており[8][9]コント赤信号中村有志野沢直子ダチョウ倶楽部上島竜兵寺門ジモンを育てた。

晩年は朗読を中心に活動しており、声優業はほとんど行っていなかった。

2017年9月29日、うっ血性心不全のため、東京都内の病院で死去。89歳没[7]
人物

方言は東北弁[2]

吹き替え草創期より活躍し、若手時代から持ち前のしわがれ声を活かした老人役を得意としており[3][4]、ずっと老人役を引き受けていたために「ご先祖様」と呼ばれていた[10][3][4]
エピソード

独特の声質となった理由について、槐自身は戦時中に身体を悪くしたことや軍事教練で声を荒らげたことなどが原因であったのだろうとしている[3]

仮面ライダーアマゾン』で声を演じたモグラ獣人は、槐にとっても思い出深い役と述べている[3]。同役で初めてファンレターをもらったという[3]。鳴き声については録音担当の大田克己が「モグラってのはネズミに似てるから、チューチューって入れて」と言われたので、それに応じたと語っている[3]
後任

槐の死後、役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任役名概要作品後任の初担当作品
佐藤正治ドクターH『チキチキマシン猛レース』『チキチキマシン猛レース』3DO
伊井篤史ウォルドーフマペットシリーズ」『スタジオDC:オールスターライブ』
吉富英治マペット・ベビー
鈴村健一ガラガランダ「仮面ライダーシリーズ」『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
平井啓二村長「ドラゴンボールシリーズ」『ドラゴンボール 天下一大冒険
高木渉くしゃみ『白雪姫』『ディズニー・クリスマス・ストーリーズ
駒谷昌男ラフィキ「ライオン・キングシリーズ」『ライオン・ガード

出演作品

太字はメインキャラクター。
テレビドラマ

ここに人あり

雑草の歌「まむし」

大河ドラマ 源義経(百姓)

無用ノ介 第7話「無用ノ介世直し不動にあう」(1969年、NTV

プレイガール 第33話「ギャング子守唄」(1969年、12CH)(バーテン)

パパと呼ばないで(1972年、NTV)

伝七捕物帳(1974年、NTV)

太陽にほえろ! 第158回「顔」(1975年7月25日、NTV)

火曜サスペンス劇場「人喰い」(1985年5月7日、NTV)

テレビアニメ
1966年


新ジャングル大帝 進めレオ!

魔法使いサリー


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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